著者
荒木 浩
出版者
一般社団法人 日本人間工学会
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.134-136, 1970-06-15 (Released:2010-03-11)
著者
増本 英男 須山 尚史 荒木 潤 浅井 貞宏 南 寛行 池野 雄二
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.247-252, 1991-04-20
被引用文献数
18

患者は63歳,男性.約10年前より肺結核腫として観察されていた陰影が急速に増大してきたため入院となった.右上葉S^2を中心とする巨大な腫瘤で,右肺全摘出術が施行された.腫瘍は卵巣などにみられる嚢胞腺癌に類似した形態をとっていた.この興味ある腫瘍の組織発生に関しては,気管支腺よりも気管支表面上皮の杯細胞由来が示唆された.
著者
岩崎 礼次郎 荒木 健治
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第19回全国大会(2005)
巻号頁・発行日
pp.65, 2005 (Released:2006-10-26)

コールセンターにおいて、毎日の営業日報作成といった作業は非常に手間のかかる作業である。そこで、コールセンターの対話データから自動的に営業日報を生成するために、対話データの特徴を元に営業日報にするべき内容の重要文の抽出を行った
著者
荒木 信幸
出版者
社団法人 日本伝熱学会
雑誌
伝熱 (ISSN:13448692)
巻号頁・発行日
vol.43, no.178, pp.2-8, 2004 (Released:2010-12-16)
参考文献数
27
著者
中川 正俊 荒木 乳根子 平 啓子
出版者
田園調布学園大学
雑誌
田園調布学園大学紀要 (ISSN:13477773)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.51-67, 2007-03-17

大学生の年代は多様な精神保健上の問題が発生するため,一次および2次予防を中心とした大学精神保健対策は,学業の円滑な遂行を支援する上でも重要な課題となっている。そのためには,精神保健上の問題を有するか,または将来発生する可能性が高い学生を早期に把握し,精神保健の専門的サポートを行うことが重要である。またその際に,サポートの対象となる学生を的確に把握する方法として,高い感度と特異度を有するスクリーニング基準の確立が求められている。本論では,本学人間福祉学部への2002年度入学者231名を対象に実施したUPI(大学精神健康調査)の結果と,その後の精神保健上の問題発生ならびに学業遂行状況との関連性を検討した。その結果,心理的問題で学生相談室を利用した者や精神疾患を持つ者は,そうでない者と比較してUPIの得点が高く,また学業の遂行に問題があった者も,そうでない者と比較してUPIの得点が高い傾向が明らかとなった。
著者
木村 泰知 荒木 健治 桃内 佳雄 栃内 香次
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.J84-D2, no.9, pp.2079-2091, 2001-09-01

本論文では対話例から学習を行う音声対話処理手法について述べる.多くの音声対話システムはあらかじめ生成規則やデータベースを与えて処理を行うタスク指向であり,日常対話における雑談などの様々な話題を処理することは難しい.本手法はシステムとユーザのやりとりを対話例として,遺伝的アルゴリズムを用いた帰納的学習によってシステム応答とユーザ発話を対としたルールの獲得を行う.あらかじめ学習データを必要とせず,実対話例から獲得したルールにより応答を試みる.そのため,動的なデータから学習を行うことができ,データによる偏りを少なくする.本論文では本手法の有効性を明らかにするために,雑談を対象とし,音声対話に拡張したELIZA型システムと本手法によるシステムとの比較実験及び,複数被験者による実験を行った.その結果,比較実験で正応答と準応答の合計の割合が66.3%から76.1%に向上したことと,実対話例から獲得したルールを用いて有効な応答を行うことを確認した.この9.8ポイントの向上という結果は本手法が雑談に対して有効であることを示している.
著者
荒木 直幸 古田 貴音 小原 隆由 山内 直樹 執行 正義
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.72, no.3, pp.230-235, 2003-05-15
被引用文献数
1 2

ワケギ5品種から構成される9系統(ウイルスフリー系統;広島1号〜広島9号)を用いて,16通りのプライマー組み合わせについて,AFLP分析を行い,品種・系統識別の可能性を検討した.ワケギのAFLP分析には,16通りのプライマー組み合わせのうち12通りが有効で,用いた9系統において総数678本のピークが観察された.ワケギ栽培系統を識別するために利用できる11種類のAFLPマーカー(総数の1.62%)が得られた.これらのマーカーの有無により,広島1号('下関')と広島2号('寒知らず'早生系)との識別は不可能であったが,他の系続開の識別は可能であった.ワケギの祖先種であるネギおよびシャロットを用いて,同じ12プライマー組み合わせに関する分析を行ったところ,ワケギ9系統から得られた総ピーク698本は,26.3%がネギに, 23.5%がシャロットにそれぞれ由来していると考えられた.さらに,11種類のワケギAFLPマーカーに関しては,5種類がネギに,3種類がシャロットにそれぞれ由来していることが推定された.これらの結果は,ネギとシャロットがワケギの祖先種であるとするこれまでの報告を支持するものであった.本研究で得られたAFLPマーカーは,ワケギ栽培系統の識別に利用可能で,異品種もしくは異系統の混同防止に役立つものと考えられる.
著者
荒木 天外 竹村 憲太郎 怡土 順一 松本 吉央 高松 淳 小笠原 司
出版者
一般社団法人 日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.106-111, 2010 (Released:2012-01-25)
参考文献数
13
被引用文献数
2 2

In this research, a Universal map, which can be converted to individual maps for heterogeneous mobile robots, is proposed. A Universal map can be generated using our developed measurement robot, and it is composed of a textured 3D environment model. Therefore, every robot can use a Universal map as a common map, and it is utilized for various localization technologies such as view-based and LRF-based methods. In LRF-based localization, accurate localization is achieved using a specific map, which is generated from a Universal map. In a view-based approach, localization and navigation are achieved using rendered images. The use of a Universal map enables generation of these maps automatically. The effectiveness of this approach is confirmed through experiments.
著者
大庭 喜八郎 荒木 真之 糸賀 黎 大久保 達弘 永野 正造 須藤 昭二 前田 禎三
出版者
筑波大学
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1989

本研究は下記の目次(分担)によって研究成果のとりまとめをした。1.研究目的:アイソザイムを利用したブナ天然林の集団遺伝学的解析、それらの林分の立地環境の評価を行い、天然下種更新、萌芽更新の実体を明らかにする。ブナ林の体鶴分析を行い、動植物の保護、生態遺伝学の見地から総合的にブナ林の保全と育成管理の条件を論究する。2.日本のブナ林の概況:ブナ属の種数、ブナ・イヌブナの分布、現存ブナ林面積、地史的なブナの分布と伝播の概要についてまとめた。3.ブナ林の既往の生態遺伝学的研究成果:葉の大きさが南から北へ大きくなり、個体の寿命が本州のブナに比べ北海道のブナに比べ北海道のブナの方が短い。4.ブナ天然林なアイソザイムによる遺伝解析1)調査林分の気象環境・土壌環境と現存量2)(1)ブナ天然林集団間の遺伝解析:11酵素種、14推定遺伝子座の総計47対立遺伝子の分析を行い、集団遺伝学的解析をした。ブナ自体のアイソザイム遺伝変異は他の樹種と比べると相対的に大きいが、林分間の差異は小さく、全変異のわずか1.4%で、残りの98.6%は林分内にあった。(2)ブナ林分内小集団内の遺伝解析:アイソザイムによる家系分析(3)ブナ天然林集団内の形態的変異:成葉、幹足部幹形、樹皮型、萌芽性5.ブナ天然林の維持機構1)ブナ天然林の種子による維持機構:植生と更新稚樹、ギヤップ更新2)ブナ林の萌芽による維持:ブナとイヌブナの萌芽更新の実態6.ブナ天然林の景観分析7.ブナ天然林の保全と育成管理の方策の総合検討1)ブナの遺伝資源保存:アイソザイム分析とブナ保護林の実態の検証2)ブナ林景観保存
著者
伊東 康貴 八十島 章 加川 順一 荒木 秀夫
出版者
公益社団法人日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次論文集 (ISSN:13477560)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.1579-1584, 2007-07-30

今日,地震被害を受けた鉄筋コンクリート構造物や劣化既存構造物のRC柱に関してエポキシ樹脂を用いた注入補修が行われている。本論文はエポキシ樹脂注入をコンクリート内部または鉄筋位置から低圧をかけて行う内圧充填工法について,せん断破壊型および付着破壊型の鉄筋コンクリート柱試験体に対して繰り返し加力をおこない,その前後の復元力特性やひび割れ性状等の比較を行い,同工法の補修効果について検証した。
著者
安齊 祐美 荒木 章子 牧野 昭二 中谷 智広 山田 武志 中村 篤 北脇 信彦
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.74-85, 2012-02-01
被引用文献数
1

本論文では,音源信号のスパース性に基づき,時間周波数バイナリマスク(BM)を用いる音源分離手法におけるミュージカルノイズの低減を目的とした,分離音声のケプストラムスムージング(CSS)を提案する。CSSは,近年提案されたスペクトルマスクのケプストラムスムージング(CSM)で用いられるケプストラム領域でスムージングする考え方と,ケプストラム表現による音声特性の保持の制御という観点では,マスクではなくBMによって得られた分離音声を直接スムージングする方が好ましいという仮説とに基づいている。また,従来法(CSM)や提案法(CSS)と他のミュージカルノイズ低減手法の性能を実験により比較する。CSSでは,CSMと同程度のミュージカルノイズ低減性能を有し,更に目的音声の歪の小さい分離信号が得られた。
著者
金丸 友 中村 伸枝 荒木 暁子 中村 美和 佐藤 奈保 小川 純子 遠藤 数江 村上 寛子 Kanamaru Tomo Nakamura Nobue Araki Akiko Nakamura Miwa Sato Naho Ogawa Junko Endo Kazue Murakami Hiroko カナマル トモ ナカムラ ノブエ アラキ アキコ ナカムラ ミワ サトウ ナホ オガワ ジュンコ エンドウ カズエ ムラカミ ヒロコ
出版者
千葉看護学会
雑誌
千葉看護学会会誌 (ISSN:13448846)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.63-70, 2005-06-30
被引用文献数
2

本研究は,慢性疾患をもつ学童・思春期患者の自己管理およびそのとらえ方の特徴と影響要因を明らかにし,看護援助に有用な枠組みを構築することを目的とし,Patersonのmeta-studyの方法を用いて26文献を分析した。その結果以下のことが導かれた。慢性疾患の学童・思春期患者の自己管理のとらえ方には,「本人の望む生活」と「疾患の理解・適切な療養行動」のギャップの大きさが影響していた。ギャップが大きな患者は,生活と療養行動の両者を大切なものと考え葛藤を感じており,ギャップが小さい患者は肯定的・葛藤のないとらえ方であり,ギャップが不明瞭な患者は受け身・不確かにとらえており,「疾患の理解・適切な療養行動」を受け入れられない患者は,否定的にとらえていた。葛藤を感じている患者は,親や友達からのサポートを得て「主体的・問題解決」の自己管理を行っており,療養行動を適切に行いながら本人らしい生活を送っていた。肯定的・葛藤のない患者のうち親や友達からのサポートを得ている患者は,時間の経過により自己管理に慣れ療養行動を適切に行っていたが,親や友達からのサポートが不足していると,「受け身・逃避・否認」の自己管理となり,不適切な療養行動によって症状が悪化したり生活に不満をもっていた。受け身・不確か,または否定的にとらえていた患者は,親や友達からのサポートが不足しており,「受け身・逃避・否認」の自己管理となり,不適切な療養行動によって症状が悪化したり生活に不満をもっていた。「本人の望む生活」と「疾患の理解・適切な療養行動」のギャップの大きさと,親・友達からのサポートをアセスメントし,看護援助を行っていく重要性が示唆された。The purpose of this study was to investigate the characteristics of self-care and associated perceptions among Japanese school-aged children and adolescents with chronic conditions and influencing factors, and to develop a framework for effective intervention, analyzing 26 articles using meta-study. The following results were obtained: 1) Perceptions of school-aged children and adolescents with chronic conditions were affected by size of the gap between 'The daily life desired by the child' and 'Performing self-care properly'. Children displaying a large gap experienced conflict, those with a small gap were no conflict, and those with an unclear gap were passive and uncertain. Children denying 'Performing self-care properly' were negative. 2) Children who got support from parents and friends could live as they wished, continuing self-care properly with or without conflict. 3) Children with an unclear gap and children denying 'Performing self-care properly' were unable to get support from parents and friends, and were unsatisfied with their life and displayed poor self-care. Assessments of size of the gap between 'The daily life desired by the child' and 'Performing self-care properly', and support from parents and friends appear important.
著者
高橋 成五 前野 義晴 荒木 壮一郎 末村 剛彦 田島 章雄 高橋 宏明 玉貫 岳正 堂前 巧 逸見 直也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PS, 光スイッチング
巻号頁・発行日
vol.98, no.481, pp.31-35, 1998-12-18
被引用文献数
1

256ポート2.56Tbpsスループットまで拡張可能なパケット交換用フルクロスバ光スイッチの設計試作を行った。光スイッチ素子には, 高速動作と同時に損失補償も可能な半導体光アンプゲートを用いた。この光スイッチは, 波長多重技術を空間分割スイッチに組み入れることにより, 単純な空間分割スイッチと比較し装置規模を1/8に削減可能である。光レベルダイヤグラムとスイッチ制御方式の設計を基に, 2.56Tbpsの光スイッチを構成するのに必要な全てのコンポーネントを含むデモ装置を開発した。10Gbpsの光信号を用いて, 試作した光パケットスイッチの信号透過特性とスイッチング特性の評価を行った。測定の結果, 符号誤り率10^<-14>以下とInsec以下のパケットスイッチング時間及びそのスキューが500psec以下であることを確認し, Tbpsクラスのスループットを持つパケットスイッチの実現性を確認した。
著者
須賀 祐治 荒木 啓二郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.104, pp.13-18, 1997-11-06

本報告ではアソシエーションスキームを用いたゼロ知識対話証明(以下ZKI)を提案する。ZKIPは相手認証やディジタル署名などといった情報セキュリティの技術へと形を変えることができる。今回提案するZKIPは認証方式としてはまだ実用的ではないが、秘密分散方式にも対応できる点で優れている。現在、RSA 等多くの認証方式の安全性を保証しているのは、十分大きな数の因数分解は難しいという事実である。近い将来、効率のよい因数分解のアルゴリズムが発見された時点で、これらの認証方式の安全性が失われることも想定される。本研究はRSA等とは全く別の観点から新しい認証方式を導入することで、これらの事故が起きた場合の一つの代替方式として提案する意味合いも持つ。This paper proposes zero-knowledge interactive proofs (ZKIPs in short) using association schemes. ZKIPs can be transformed into technologies of securities such as authentication, digital signature and so on. Proposed protocols are not practical, but are superior others because these can use as the secret sharing schemes. The difficulties of the solution into factors assure everyone of one's securities. So if useful algorithms for the solution into factors are found, RSA for ferfeits confidence. This paper also proposes a new substitute method by viewing from a different angle.