著者
淀川 高喜 澤田 博光 外丸 敦子
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.172-175, 2005-02

日本企業において、今後数年でみるとどのようなIT(情報技術)活用が重点になるであろうか。野村総合研究所が上場企業を対象に行ったIT運営実態調査によると、「情報活用支援」と「業務効率化」が2大テーマであることが分かった。次いで、情報・プロセス統合、経営管理強化、業務標準化と、グループ経営の進展を意識したようなテーマが続く。
出版者
巻号頁・発行日
vol.[9],
著者
今枝 彬郎 中原 壽喜太 木村 隆一 久保 雅義 三木 楯彦
出版者
公益社団法人 日本航海学会
雑誌
日本航海学会論文集 (ISSN:03887405)
巻号頁・発行日
vol.71, pp.55-61, 1984

めまいを生じたとき直立姿勢をとっている人の身体動揺がどのようになるかを調べるため,回転する回転台上で直立している人の姿勢応答を測定した。(1)回転台上で直立する人の重心は不規則な運動をしており,そのうちの一部の時間は右回りまたは左回りをしながら動揺している。被験者の約80%は回転台の回転方向が逆転すると重心の回転方向も逆転する。(2)閉眼で回転台上に直立する人は回転台の回転方向が右回りでも左回りでも身体はわずかに前方に傾きながら前後左右の方向にほぼ同じように揺れる。(3)開眼で回転台上に直立する人は回転台の回転方向が左回りの時は身体が右に,台が右回りの時は身体が左に傾きながら動揺を続ける。(4)回転台の回転が停止するとき眼振が生じるが,回転台の回転角速度が大きいほど停止時の負の角加速度の絶対値も大きくなり台上の被験者の眼振持続時間は長くなった。まためまい感の持続時間も長くなった。(5)回転台上で直立する被験者が足を開いて立つか,閉じて立つか,マンの姿勢をとるかによって身体動揺の様式が変わり,頭部と重心のパワースペクトルも異なる分布を示した。マンの姿勢は不安定でパワースペクトルは周波数の大きい成分が増大した。(6)台の回転数を増すと頭部と重心のパワースペクトルの主成分は高い周波数の方へ移動した。
著者
青木 雅博
出版者
一般社団法人 レーザー学会
雑誌
レーザー研究 (ISSN:03870200)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.22-27, 2002-01-15 (Released:2009-08-05)
参考文献数
48

Modulator integrated lightsources are among the essential components of today's DWDM systems because of their compactness, high-speed operation, low frequency chirp and high cost efficiency. A recent progress in a R&D on modulator integrated lightsources is reviewed focussing on the technical issues and approaches.
著者
白銀 隼人 宍戸 雅宏
出版者
千葉大学大学院園芸学研究科
雑誌
食と緑の科学 (ISSN:18808824)
巻号頁・発行日
no.67, pp.69-73, 2013-03

White root rot of Japanse pear caused by Rosellinia necatrix was investigated in two orchards of the Center forEnvironment, Health and Field Sciences, Chiba University. The bait twig method coupled with PCR primers specificto the fungus indicated at least 28.9% of Japanese pear trees were infected with the pathogen. Because the detectionefficiency of the method is often less than 80 % , the disease was likey more prevalent than the detectedsamples in the orchards. Furthermore, Japanese pear trees that R. necatrix was detected had significantly shorternew shoots than trees that the pathogen was undetected, showing negative impact of the disease infection on thegrowth of host plants. Genetic polymorhisms of R. necatrix isolated from the orchard and other areas of Japan, inaddition to kin speceis: R. aquila and R. compacta, based on six UP-PCR primers exhibited no identical polymorphicpatterns among these Rosellinia isolates. This result suggests that R. necatrix of the orchard is genetically differentfrom isolates living in other areas of Japan.
著者
大西 熙 室巻 孝郎 須田 敦 川田 昌克 鈴木 立人
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
シンポジウム: スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.A-13, 2017

<p>Elderly people and persons with disabilities are likey to be obstructed activities in daily life by deteriorating of sit-to-stand ability. The population of elderly people are increasing rapidly in Japan, and the support of sit-to-stand is hard work for caregivers, who are likely suffering back pain. The purpose of this study is to develop a sit-to-stand assist chair, which assists sit-to-stand movement by lifting a seat. In this report, we focus on the trajectory of a buttock in sit-to-stand, and report results of experiments on three foot height conditions. The buttock's trajectories had a S shape on the high foot height, which was the hardest condition, and was changed to an arc shape on the low foot height, which was the easiest in this study. In the case that the buttock's trajectory gets close to the arc shape, the hardness of the standing motion might be reduced. The velocity of buttock movement varies with the person's height.</p>
著者
岩崎 靖士 山田 暢 小熊 潤也 岡本 譲二 清水 壮一 高橋 伸
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.1181-1185, 2011-05-25
参考文献数
11
被引用文献数
1

症例は60歳,男性.左下腹部痛を主訴に当院受診した.腹部超音波検査および腹部CTにて左下腹部直下にS状結腸に接する4cm大の腫瘤影を認め,腹膜垂炎の所見と診断した.保存的に経過を観察したが,疼痛が持続したために腹膜垂切除目的に入院し,腹腔鏡補助下にS状結腸腹膜垂切除術を施行した.手術所見では,S状結腸部の腹膜垂が腹壁と炎症性に癒着しており,鏡視下にこれを剥離し,小開腹創より体外に誘導すると,炎症性に腫大した2cm大の腹膜垂を認めた.同部を結紮切離し,腹膜垂を摘出した.病理組織学的所見にてうっ血,炎症細胞浸潤,脂肪壊死を認め,腹膜垂炎と診断した.腹膜垂炎はまれな疾患で,大腸憩室炎との鑑別が重要となるが,近年の画像診断技術の発達により,CTや超音波による腹膜垂炎に特徴的な所見がえられるようになってきた.今回,術前診断が可能で,腹腔鏡を用いて治療しえたS状結腸腹膜垂炎を経験したので報告する.

1 0 0 0 OA 五經大全

著者
明胡廣等奉敕撰
巻号頁・発行日
vol.[4], 1653
著者
大須賀 隆子
雑誌
帝京科学大学教職指導研究 : 帝京科学大学教職センター紀要 = Bulletin of Center for Teacher Development, Teikyo University of Science (ISSN:24241253)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.161-167, 2016-03-15

小学3 年から4 年にかけて話し言葉から書き言葉への転換が起こり「保存」や「系列化」の理解が深まってくる.学習内容に抽象的な概念が盛り込まれるようになり,児童によっては,低学年で学習した知識と比較するかたちや具体的に視覚化することによって新しい学習内容を取り込みやすくする「先行オーガナイザー」(Ausubel,1963)が有効になるだろう.「認知カウンセリング」(市川,2004)によって,4つの側面「動機づけ」「メタ認知」「知識構造」「必要知識」からつまずきの原因を探り,学習者が「認知的な学習スキル」を自立的に習得するような支援も望ましい.児童期は仲間の比重が大きくなり,10 歳ころから社会的比較を通して妬みなどのネガティヴな感情が生じる場合がある(澤田,2006)が,「関係性攻撃」行為につながらないように社会的スキルプログラムが必要であり(磯部,2011),日々の教育実践の中で心のパワーと社会性の育成を視野に入れた「開発的・予防的カウンセリング」が求められる(河村,2012).構成的グループエンカウンター(SGE)に継続的に取り組む学級や児童は,受容的で支持的な体験の中で自信や安定感を得,ネガティヴな感情を抱えた児童はSGE 実施の守られた時空間と課題設定の中で感情表出をすることが予測される.ソーシャルスキルトレーニング(SST)プログラムを行った後は,日常の教育活動の中にSST を盛り込む「般化」の機会と,グループアプローチのなかに埋もれがちな児童への個別配慮が求められる(飯田・石隈,2001).
著者
曲亭馬琴 作
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
著者
木曽 久美子 門内 輝行
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.76, no.668, pp.1819-1828, 2011-10-30 (Released:2012-01-25)
参考文献数
18

This study shows a way to design architectural/urban space, composed of infinite elements including people, through human behaviors in a daily situation. The study is organized into the following 3 processes; 1) Observation and description of human behaviors at Seika University, 2) Spatial and behavioral modeling and simulations with Cellular Automaton based on rules extracted from the semiotic analysis of step 1, 3) Consideration of an architectural/urban space design resulting from the comparison of the spatial characteristics of the simulated and the observed spaces.
著者
森下 信 中塚 直希
出版者
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
雑誌
理論応用力学講演会 講演論文集 第52回理論応用力学講演会 講演論文集
巻号頁・発行日
pp.124, 2003 (Released:2003-03-25)

ホールやショッピングセンター等のように大勢の人が集まるような場所では,地震や火災等の災害に対して被害を最小限にとどめるために人が速やかに移動できることが重要である.しかし,実験等を何度も繰り返すことができないために,予め人の移動時間などを把握することは難しい.このような場合はコンピュータによるシミュレーションを行って検討を行うことが効果的である.本研究では,セルオートマトンを用いて緊急避難時に出口に向かう人の流れに対するシミュレーションを行い,建物内にいる人数を変化させて,出口の数,設置場所等の避難する時間に対する影響について考察した.
著者
八巻 睦子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.96, 2002

日本の治安悪化に対する認識の高まり、単身世帯の増加や地域社会の紐帯の弱化から、防犯や緊急時対応について、警察や消防という公的機関、あるいは従来型の相互扶助組織のみに頼らず「安全」な生活を送ることが求められる。そこで、日常生活における人々の防犯意識と実施している安全対策の現状について調査を実施した。結果、「危険や不安を感じるとき」で最も高値を示したのは「夜遅く帰宅するときの帰り道」である。また20&sim;30歳代の女性では自己の安全に対する不安が強いのに対し、40歳代の女性では子どもの安全に対する不安が強い。安全対策としては、「戸締りをしっかりする」「二重ロックにする」という鍵に関する回答が多い。次いで「防犯ベルを持つ」、「携帯電話を持つ」、「家族で連絡を取り合う」が続く。
著者
大中 晋 遠藤 秀文 西平 守孝 吉井 一郎
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
海洋開発論文集 (ISSN:09127348)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.825-830, 2008 (Released:2010-08-25)
参考文献数
4

The large-scale coral transplantation has been implemented on the reef flat area at Kuta Beach in Bali Island of Indonesia. The transplantation area is about 1.3 ha and there is no other example like this big scale coral transplantation. The asexual reproduction was applied as transplantation method by fixing coral fragments using nail with cable-tie and the limestone was adopted as artificial substrate for coral transplantation. The major species of coral to be transplanted is Acropora sp. which was taken from the same coral reef area. More than a half year has already passed after the completion of the first coral transplantation and high degree of survival rate with more than 98% could be maintained until now.
著者
西野 竜也 高橋 悠 七五三木 好晴 内川 千恵
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2013, 2014

【はじめに,目的】近年,人口の高齢化が進み大腿骨頚部骨折の受傷者が増加傾向にある。また,地域包括ケアシステムの導入により居宅を中心とした地域での生活が,早期から安全に長く行えることが必要になると考える。しかし,現在,大腿骨頚部骨折受傷者における退院時の身体機能やADLに関する報告は数多くされている一方で,退院後の活動量や生活状況に関しての報告は少ない。そこで,今回,自宅退院6ヶ月後での生活状況や生活習慣の調査を目的にアンケート調査を行った。【方法】対象者は,2012年1月~2013年3月の間に当院の回復期病棟を退院した大腿骨頚部骨折の患者60名の内,回答のあった自宅退院者30名(退院時の平均年齢:75.8±11.4歳,男性:11名,女性:19名)とした。方法は,退院6か月後の歩行様式,歩行自立度,外出頻度,家事や仕事の実施状況,日常の運動頻度などについてアンケートを実施した。歩行様式は「独歩・杖歩行・伝い歩き・歩行器・車いす」の5項目,歩行自立度は「自立・監視・介助」の3項目で調査を行った。外出頻度においては「ほぼ毎日・週2回以上・月に数回・めったに外出しない」の4項目,家事や仕事,運動頻度は「している・時々している・ほとんどしていない」の3項目で調査を行った。また,退院時の屋内外歩行自立度と移動手段をカルテ記録から情報収集を実施した。【倫理的配慮,説明と同意】本研究は,前橋協立病院倫理委員会の承認を得,患者様にはその旨を十分に説明し,書面上において同意を得ている。【結果】自宅退院者の退院時の屋内歩行自立度は,自立が30名中26名(87%),監視が3名(10%),介助が1名(3%)であった。屋外歩行自立度は,自立が30名中18名(60%),監視が9名(30%),介助が3名(10%)であった。屋外移動手段は自立群では,杖歩行自立が18名中14名(78%)と最も多く,続いて,独歩自立が2名(11%),歩行器自立が2名(11%)となった。退院6カ月後における屋外歩行自立度の変更は,向上が22名中4名(18.1%),維持が18(81.9%)名となった。屋外歩行自立群において退院6カ月後の外出頻度は「ほぼ毎日」が22名中6名(27%),「週2回以上」が6名(22%),「ときどき」が7名(32%),「めったに外出しない」が3名(14%)であった。家事・仕事の状況では「している」が22名中7名(32%),「時々している」が12名(54%),「ほとんどしていない」が3名(14%)となった。運動状況は,「している」が22名中10名(46%),「時々している」が4名(18%),「ほとんどしていない」が8名(36%)であった。運動内容においては,屋外歩行自立群は散歩と通所リハビリが6件と最も多く,続いて自主トレーニングが3件,スポーツが1件の順であった。地域活動を行っている回答は得られなかった。また,家事・仕事が「時々している」「ほとんどしていない」,外出が「月に数回」「ほとんどしていない」の両方に適応する割合が40.9%であった。運動が「時々している」「ほとんどしていない」で外出が「月に数回」「ほとんどしない」に適応する割合が31.8%であった。【考察】大腿骨頚部骨折受傷者で,自宅へ退院された方の退院6ヶ月後の屋外歩行は7割以上が自立していた。しかし,屋外歩行自立群において,退院6ヶ月後での運動習慣と外出頻度がともに乏しい方の割合が半数以上,家事・仕事と外出頻度が共に乏しい方の割合が3人に1人以上となった。このことから,退院時に獲得した能力を,退院後生活において十分に生かし切れておらず,歩行自立群の方々の活動性の低下及び閉じこもり傾向が示唆された。運動習慣においては,散歩やデイサービス,自主トレーニングといった自己完結型の運動や受動的サービスのみの利用が多かった。一方,「地域の活動」や「スポーツ」といった,受動的サービスの外での,地域での役割や関わりを行っている人はほとんど見られなかった。このことから,在宅生活が広がり,社会との関わりにつながる運動習慣及びシステムの欠如が考えられる。そのため,退院後に外出,運動,家事や仕事などの居宅での生活へ移行していくためには,入院中のADL自立度のみでなく,居宅生活の広がりを考えたフォローアップが必要であると考えられる。【理学療法学研究としての意義】今後,2025年に向けた地域包括ケアシステムにより居宅での生活が中心となっていくと考えられる。本研究では,自宅退院6カ月後の患者様にアンケート調査を行い,退院後の運動習慣や生活状況の傾向を明らかにすることで,入院中でのリハビリテーション今後の課題や地域でのリハビリテーションのあり方を考えることの一助になると考える。
著者
岸本 美緒
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.4_19-4_23, 2018-04-01 (Released:2018-08-10)
著者
宮井 浩志 小野 雅之
出版者
神戸大学
雑誌
神戸大学農業経済 (ISSN:02860473)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.7-15, 2008-03

ミカン農業は、農業基本法農政の選択的拡大によって、政策的に拡大が計られた作目であり、1962年に97万tであった温州みかん(以下では温州みかんを単にミカンと呼ぶ)収穫量は、ピーク時の1972年には353万tにまで達した。しかし、過剰生産による価格暴落が発生して以降、ミカン農業は縮小後退期に入り、2000年代に入ってからは概ね100万t強の水準で推移している状況にある。現在のミカン産地間競争は、主産地間では糖酸度評価による品質保証を行うブランド競争に変化しつつあり、こうした変化に対応する産地の展開方向を、ここでは「主産地型」と呼ぶ。このようにミカン農業は、光センサーの登場と普及を背景に、競争環境が変化したことから再編期にあると考えられ、産地や農家側はこれら変化への対応を迫られている状況にある。主産地とミカン出荷の時期をずらすことで、市場での競合を回避する産地の対応に着目し、福岡県八女地域を事例に「早出し」対応の実態を、JAふくおか八女に出荷するA農家の経営と出荷・販売対応から分析し、「早出し」対応の意義を明らかにすることを本稿の課題とする。
著者
小浜 恵子 山口 佑子 前田 穣
出版者
岩手県工業技術センター
雑誌
研究報告 = Journal of Iwate Industrial Research Institute (ISSN:13487779)
巻号頁・発行日
no.13, pp.13-16, 2006-05

糖尿病合併症予防に有効な岩手県産食材として前報で選抜されたカシス、アロニア、カリン、ヤマブドウについて検討を行った。糖化タンパク質(AGE)生成抑制能は、総ポリフェノール量およびDPPHラジカル消去活性を反映していた。ポリフェノール類はカリンではポリマーのプロアントシアニジンが主であり、アロニアやヤマブドウしぼり粕ではオリゴマーのプロアントシアニジンやモノマーのポリフェノール類と推察された。ヤマブドウしぼり粕からAGE生成抑制能を有するポリフェノール類を抽出するには70℃以上が望ましく、機能性を利用した食品として酢や錠剤の試作を行ない、十分なものが得られた。ヤマブドウやカリンでは糖尿病モデルラットでの試験でもAGE生成抑制能など糖尿病態改善効果が認められており、機能性食品としての展開が期待される。