著者
森 淳哉 加藤 潤 天目 真樹 奥田 知明 田中 茂 He K. Ma Y. Yang F. Yu X.
出版者
社団法人大気環境学会
雑誌
大気環境学会年会講演要旨集
巻号頁・発行日
no.43, 2002-09-11

中国北京市において、大気粉塵による環境汚染は非常に深刻な状況にある。大気粉塵の主要な発生源は、石炭燃焼などによる人為起源の粒子と、内陸部の砂漠乾燥地帯から発生する砂塵嵐に起因する土壌(黄砂)を含む自然起源の粒子に大別できる。これら両起源の大気粉塵は、世界各国の首都圏のこれらの大気濃度と比べても極めて高く、人為起源の大気粉塵と自然起源(主に黄砂)の大気粉塵が高濃度で混ざり合った大気汚染は、北京市特有のものである。東アジア地域の環境(Environment)・エネルギー(Energy)・経済(Economy)の問題の実態を把握し、その対策を提言する目的で、1998年より、中国・清華大学と慶應義塾大学との共同研究(3E研究プロジェクト)が開始された。そして、北京市の大気汚染の実態を把握する為、3E研究プロジェクトの一環として、2001年3月より中国・清華大学と共同で北京市において大気観測を行った。本研究では、大気粉塵濃度及び粉塵中水溶性イオン成分濃度を測定することによって、中国北京市における大気粉塵による大気汚染の実態の把握とともに、北京市における大気粉塵の化学的な特徴を明らかにし、その存在形態についても検討を行った。
著者
尾崎 恭子 加藤 泰彦 長廣 真理子
出版者
中国学園大学
雑誌
中国学園紀要 (ISSN:13479350)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.69-77, 2005-06-16

『幼稚園教育要領』および『保育所保育指針』において,乳幼児期の遊びは重要な学習であり,遊びを通して総合的に指導する重要性が述べられている。しかし,子どもたちの発達を促すためには具体的にどのような言葉かけや手だてをすればよいのかについては,はっきりしないのが現状であり,実際の遊び場面における言葉かけと手だての内容を明らかにすることが重要である。そのような視点から,本研究は「物と関わる遊び」を取り上げ,カミイら(1985)の研究にもとづいて,その指導法を明らかにすることにした。本研究ではまず,理論的な観点から指導上の原則を明らかにし,さらに,遊びの導入場面,遊びの展開場面,遊びの終わりの場面にわけて具体的な言葉かけと手だてを示した。最後に,それらの具体的な指導法にもとづいて,5歳児のボーリング遊びにおける言葉かけと手だてを考察し,保育者の望ましい言葉かけと手だての内容をまとめた。
著者
加藤 恵正 豊田 尚吾 山本 麗子 野間 敏克
出版者
経済地理学会
雑誌
経済地理学年報 (ISSN:00045683)
巻号頁・発行日
vol.47, no.4, pp.76-84, 2001-12-31

経済地理学会大会(2001年5月26日)に「台頭するコミュニティ経済と地域通貨の可能性」と題するラウンドテーブルを企画, 開催した.以下では, ラウンドテーブルの主旨, 豊田, 山本, 野間の報告要旨, 討論の概要を紹介する.なお, オーガナイザーは加藤が務めた.
著者
加藤 みゆき 田村 朝子 水落 由美子 大森 正司 難波 敦子 宮川 金二郎
出版者
社団法人日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.44, no.7, pp.561-565, 1993-07-15
被引用文献数
5

Awa-bancha, a kind of post-heating fermented tea, is produced locally at remote and secluded place in the mountains of Tokushima prefecture in Japan. The present study was undertaken to investigate the changes of the components in Awa-bancha during the manufacturing process. Optical density of the tea infusion at 380 nm increased, but amounts of catechins and amino acids in the infusion decreased with the proceeding of the process. The presence of organic acid such as oxalic and citric acids were found before the fermentation. In addition to the above acids, lactic and acetic acids were identified after the fermentation, which were thought to be products of microbiological fermentation. Content of caffeine did not change during the process.
著者
芝山 幸久 滝井 英治 加藤 明子 松村 純子 島田 涼子 坪井 康次 中野 弘一 筒井 末春
出版者
一般社団法人日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.39, no.7, pp.547-551, 1999-10-01

症例は初診時18歳女性で, 身長163cm, 体重37kg, 無月経と体重減少を主訴に来院した. 自己嘔吐や過食のエピソードはなく, 治療経過中に心窩部痛が出現したため内視鏡検査施行したところ, GradeBの逆流性食道炎を認めた. さらに約1年後胸のつかえ感, 心窩部痛が出現したため内視鏡検査再検したところ, GradeDの重症逆流食道炎を呈してした, プロトンポンプ阻害薬(PPI)のランソプラゾール投与にて1カ月後には著明に改善していた. 発症機序として, 低栄養状態に伴う胃排出能低下によりTLESRが増加し, 逆流性食道炎を発症したと考えられた. BNに逆流性食道炎が合併することは知られているが, ANでも胸やけや心窩部痛は胃食道逆流症を想定すべきである. 自覚症状は摂食不良の一因にもなるため, 早期に内視鏡検査を施行して, PPIなどの投与を考慮すべきである.
著者
内藤 克輔 久住 治男 鹿子木 基二 加藤 正博 中嶋 和喜 塚原 健治 小林 徹治 黒田 恭一 松原 藤継
出版者
社団法人日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科學會雜誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.73, no.8, pp.1019-1031, 1982-08-20

ヒト泌尿器悪性腫瘍の単層培養の研究を行い,3つの腫瘍より上皮性細胞の活発な増殖が認められた。いずれも140継代培養を重ね,細胞株として樹立された。70歳男子および30歳女子のclear cellを主体とした腎細胞癌由来の細胞株はそれぞれKH-39,KN-41,また44歳男子の膀胱移行上皮癌由来の細胞株はKW-103と命名された。これら3株をヌードマウスに異種移植し,移植28日後に100%に腫瘍形成を認めた。KH-39およびKN-41は単層培養細胞と異種移植腫瘍の光顕的,電顕的所見より腎細胞癌由来と考えられた。KW-103もまた光顕的,電顕的所見より膀胱移行上皮癌由来と考えられた。染色体分布は44〜47継代時に行つた。3株共に2個のmaker chromosomesを持ち,hyperdiploidyの核型を示した。種族細胞の染色体数モードはKH-39で58ないし59,KN-41では58ないし59,KW-103では57であつた。marker chromosomeのcentromere indexはKH-39では15.1と22.4,KN-41では15.2と22.7,さらにKW-103では16.2と24.1であつた。重複培養法による増殖曲線より得られたdoubling timeは,KH-39,KN-41およびKW-103ではそれぞれ16.0,20.9,16.0時間であつた。
著者
大島 英子 樋上 純子 山口 美代子 殿畑 操子 山本 悦子 石村 哲代 大喜多 祥子 加藤 佐千子 阪上 愛子 佐々木 廣子 中山 伊紗子 福本 タミ子 安田 直子 米田 泰子 渡辺 豊子 山田 光江 堀越 フサエ 木咲 弘
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.338-345, 1999-11-20
被引用文献数
9

本実験では,焼成条件の違いがハンバーグの内部温度に及ぼす影響について検討し,次の結果を得た。 1.ハンバーグ内部の最低温度を示す点は,焼き始めはオーブン皿に接している底面の近くにあるが,生地の焼成とともに,底面から上の方に移動し,約10分経過の後からは厚さのほぼ中心付近にあることが明らかとなった。2. ガスオーブンの庫内温度を180℃,200C,230℃と変えてハンバーグを焼成した場合,焼成温度の違いは75℃到達時間の違いにあらわれるだけでなく,余熱にも影響を及ぼした。焼成温度が230℃の場合では,75℃到達後すぐに取りだしてもなお内部温度上昇が顕著に起こるので,75℃以上1分の条件を満たすことは十分可能であり,焼成時間の短縮も期待できる。 3.焼成開始時のハンバーグ生地品温が0℃,10℃,20℃と異なる場合,75℃到達時間は0℃では22分,10℃と20℃では16分となり,有意差が認められた。このことから,チルドなどの0℃付近の品温のハンバーグは,焼成の時間設定を長めにする必要があるが,焼成後オーブンから取りだしてからの内部温度の推移に差はなかった。 4.電気オーブンとガスオーブンでの焼成を比較すると,庫内を230℃に予熱して焼成した場合,ガスオーブンの方が75℃到達時間は0.9分早く,余熱最高温度も6.5℃高くなり,75℃以上保持時間も5.7分長かった。これらの差はガスと電気の熱量の違いによるものと思われる。 5.70℃まで焼成したハンバーグと,75℃まで焼成したハンバーグとを官能検査したところ,両者の間に有意差は認められず,75℃まで焼成しても焼き過ぎとは判定されなかった。厚生省指導による75℃以上1分間加熱は,ハンバーグの焼き色,香り,触感,味などの点で十分賞味できるものであることが認められた。
著者
加藤 雄三
出版者
東京大学東洋文化研究所
雑誌
東洋文化研究所紀要 (ISSN:05638089)
巻号頁・発行日
vol.156, pp.311-357, 2009-12-14

1945年10月25日,台灣省行政長官陳儀宣布中華民國政府將台灣置于主權之下。從此開始接管臺灣總督府所屬各機關。有關司法機關和訴訟案件,台灣省接收委員會司法法制組方面,尤其是台灣高等法院為主體進行接管。 在接管台灣全省法院、法院檢察處、監獄方面,確立中華民國統治體制為止的過渡期措施,為了應對人員不足和地域情況,留用了部分台灣人。但是,位居指導者地位的台籍人員非常稀少,這不僅在司法機關之中,而且在社會當中也加劇了矛盾。//從《臺灣省司法會議 報告書・議決案》可以看到,二二八事件之前,台灣司法當局一方面利用殖民地遺留下來的制度,想加強“ 中華民國” 的統治。殖民地時期“ 台灣人” 認同已出現。無論從財政上,還是從人才方面都不完善的台灣司法當局成為核心,如何引導“ 台灣人” 居住的台灣的司法,是當時内在的關鍵問題。
著者
横田 誠 加藤 佳仁 横山 未希子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, 1997-03-06
被引用文献数
1

数理的形状を感受するのに, ピタゴラスの意味の整数比関係, プラトンの意味の接続関係, そしてアリストテレス, ユークリッドの論理関係の基礎的系もあるか, それ等はどちらかといえば絵的感受系で, これに対する, もう一方の基礎系である音楽的感受といえば, 指数関数関係, そして, 12音平均律系の枠組みの上で考えられるのが現状である。問題空間としての呈味パタン系は, 相という表情を呈する。今回は, 楽曲パタン系が, それぞれ楽曲的相をもっているとして, それが又, それぞれ相を持つの成分部分曲の連鎖系であるとして考える。ここで, その相については, 伝子工学 (一般化された伝送工学) における対キーワード系の一組である,「活性」・「厚生」系の立場で考えることにする。
著者
加藤 雅啓
出版者
東京大学理学部
雑誌
東京大学理学部廣報
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.39-40, 1992-03
著者
湯川 淳一 緒方 一夫 多田内 修 矢田 脩 上野 高敏 紙谷 聡志 加藤 内蔵進 鈴木 英治 鎌田 直人 秋元 信一
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1999

現在、地球上では、人間が行う様々な営みによる複合的な要因によって、急激な温暖化やオゾン層の破壊、酸性雨、海洋汚染など深刻な問題が生じており、それらに伴う野生生物種の絶滅や森林面積の減少、砂漠化などが危倶されている。とくに温暖化については、人間が排出する二酸化炭素やメタンなどを含む温室効果ガスの濃度が急激に上昇しており、そのため地球上の平均気温は年々上昇し、今後もそれが長く続くことが予想されている。昆虫類に対する気候温暖化の影響を整理するために、本報告では、最初に、地球温暖化と日本の気侯変動に関する背景について概観し、エルニーニョ現象や華南付近の下層南風域の拡大過程などを勘案しながら、日本付近の暖冬や梅雨、降雪など、地球温暖化にも関連した日本の夏や冬の異常気象、とくに、季節進行の異常について言及した。昆虫に及ぼす温暖化の影響については、発育ゼロ点や1世代に必要な発育有効積算温量に基づく年間世代数の増加と、チョウなどに見られる北方への分布域の拡大という二つの観点から取り上げられることが多かったが、本研究では、上記の2つに加えて、昆虫と寄主植物とのシンクロナイゼイションという観点からも、温暖化の影響について論じることの必要性を強調した。さらに、地球温暖化は農業生態系の構成種、とくに、捕食寄生性昆虫の行動や生存率などにも様々な影響を及ぼすことが懸念されることについても考察を行った。そして、これらの影響が昆虫類の局地的な絶滅、ひいては生物多様性の低下をもたらすことについても言及した。
著者
尾台 昌治 高橋 敏治 鈴木 伸明 加藤 聖哲 松本 英俊 高田 良三
出版者
日本家畜管理学会
雑誌
家畜の管理 (ISSN:03888207)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.68-73, 1984-02-27

ロ一夕リーミルキソグパーラーの合理的な使用法を確立する目的で試験を行なっているが, 今回はターンテーブルの回転速度を1.4,1.9,2.5m/分(1回転に要する時間はそれぞれ16分22秒, 13分55秒, 9分48秒), と極端におそくした場合に, 搾乳所要侍間・作業者の移動距離などがどのように変化するかを調査し, 次の結果を得た。1)搾乳所要時間は, ターンテーブルの回転速度が速くなるにしたがって短かくなり, 1.4m/分に比較して, 朝搾乳時は1.9m/分で13%, 2.5m/分では23%, 夕搾乳時では1.9m/分で15%, 2.5m/分では32%短縮した。回転速度は, 1.9m/分で21%, 2.5m/分で42%速くなったが, 搾乳所要時間の短縮とは一致しなかった。2)回転速度が速くなるにしたがって, 作業待ち, タールテーブル洗浄などの時間は減少したが, 他の直接搾乳に関係する作業時間は回転速度が変っても大きな影響は受けなかった。3)回転速度が速くなるにしたがって, 作業者の移動距離は長くなり, 1.4m/分に比べ夕搾乳では1.9m/分で20%, 2.5mでは27%, 朝搾乳時はそれぞれ24%, 36%増加した。4)乳の流出速度の遅い牛がいると, ターンテーブルの回転速度が速くなるにしたがって, ターンテーブルを停止する回数・時間が多くなるとともに, ミルカー離脱位置がパーラー全体に拡まり, 作業者の移動距離が長くなった。
著者
佐々木 全 加藤 義男 SASAKI Zen KATOU Yoshio
出版者
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター
雑誌
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 (ISSN:13472216)
巻号頁・発行日
no.8, pp.245-262, 2009

高機能広汎性発達障害を含む,いわゆる発達障害児者に対する教育や福祉の制度による支援は,充実・発展に向かいつつも,開発の途上にあると思われる.そこにインフォーマルな支援グループが力を発揮する余地がある.その一例として,休日や放課後の活動の提供と支援があるだろう(佐々木,加藤2007).そして,これに当たる実践として,「適所支援教室」があり,岩手県内各地で成果を挙げている(はままき軽度発達障害児の教育と生活を考える会,2005 ; 2006 ; 2007 ; 2008).筆者らが1998年以来取組んでいる「エブリ教室」もその一つである.エブリ教室は,高機能広汎性発達障害のある小学生を対象とし,月一回第4土曜日に開催の実践である.ここでいう高機能広汎性発達障害とは,知的障害のない自閉症(いわゆる「高機能自閉症」),アスベルガー障害,特定不能の広汎性発達障害を包括する概念である. 筆者らは,エブリ教室において,参加児童にとっての豊かな休日活動をねがう.ここでいう豊かさとは,参加児童にとっての自己実現であり,自立的・主体的な活動の実現である.佐々木,加藤(2008a ; 2008b)は,その実現に向けた実践的課題として以下を指摘している.すなわち,(1) 中心活動(単元化された活動内容)に沿った「一人一人のための支援計画(通称, IEP)」の作成と活用のあり方に関する検討,(2) ねがいの実現と支援方法の機能の関係性の分析,である.
著者
加藤 勇之助 入江 友生 岡崎 勝博 合田 浩二 中西 健一郎 根本 節子 池田 千代子
出版者
筑波大学附属駒場中・高等学校研究部
雑誌
筑波大学附属駒場論集 (ISSN:13470817)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.197-206, 2005-03

平成16 年度の高校1 年生(55 期生)は、中学3 年時から引き続き、加藤が保健体育の授業を担当してきた。昨年度同様、自分の健康課題に対する実践力を育成するために、保健の授業では次の3 つのキーワードをもとに展開してきた。①みいだす(自分の健康を振り返り、健康課題に気づく) ・・・
著者
加藤 久和 斉藤 知弘 武智 秀 松村 肇
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.47, no.10, pp.1358-1366, 1993-10-20
被引用文献数
8

将来の衛星放送で, 統合ディジタル放送(ISDB)を実施する場合の変調方式についてシステム検討を行った.12GHz帯でディジタル放送を行う場合を想定し, (1)WARC-BSによる伝送諸元を満足すること, (2)導入初期での現行FM方式との同時放送を考慮し, FMテレビとディジタルテレビの同等のサービス時間率を確保すること, の2点を満足する変調方式と伝送容量を明らかにすることが本論の目的である.ISDB伝送フォーマットで, 誤り訂正に差集合巡回符号(1016,772)を用い, 衛星放送の中継器特性と民生用受信機の性能を前提として, 所要C/N値と混信保護比により, 各種変調方式の評価を行った.シミュレーションと室内実験によって, QPSKにより40Mb/sの伝送レートのシステメムを構成すると, 上記条件を満足するISDBサービスが可能となることが明らかとなった.