著者
塚本哲三 編
出版者
有朋堂書店
巻号頁・発行日
1922
著者
牧 成一 竹川 佳成 寺田 努 塚本 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.26, pp.53-58, 2009-02-28
被引用文献数
2

近年,ダンスと映像効果を組み合わせた新たなパフォーマンスが注目を集めている。しかし,既存の映像効果生成ツールは,キーボードなどのPC 操作用入力インタフェースによって操作しており,パフォーマンス中にパフォーマ自身で操作することが困難である。また,他者が操作する場合,パフォーマの意図を忠実に反映したり,思いつきでパフォーマンスを変更することが困難となる。そこで本研究では,パフォーマの動作によって映像効果を制御するシステムを提案する。提案システムは,パフォーマがLEDを取り付けた服を身にまとい,カメラによってLED を検出することで身体の動作を認識する。また,スクリプト記述を採用することでユーザが映像効果と身体動作とのマッピングを容易に記述でき,ユーザの自由な発想を反映できるようにする。提案システムを2008 年神戸ルミナリエのイベントにて実際に試用し,その有効性を確認した。In recent years, a new performance that combines dance with visual effects attracts a lot of attention. However, it is difficult to operate the existing visual effect generation tools during performance because they were operated by PC interfaces such as a keyboard. On the other hand, if another person operates it, it is difficult to reflect the intention of performer correctly. Therefore, in this study, we propose a visual effects controlling system by performer's movement. In the system, a performer wear a cloth equipped with multiple LEDs, and the system recognizes physical movement by detecting LEDs using a camera, and changes visual effects according to predescribed scripts. We have actually used our prototype system on an event stage of Kobe Luminarie in 2008.
著者
MARIANNE SIMON・O 月村 辰雄 中地 義和 野崎 歓 塚本 昌則
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は、フランスにおける16世紀以降の視覚詩を研究対象として、文字の視覚性を特徴とする。視覚詩の歴史、視覚詩の視覚性、作者と読者の関係、フランスの視覚詩の国際的な位置づけといった四つの視点から、文学とイメージの関係性について考察するものであった。なかでも、近年発見された新しい資料をもとに、20世紀の詩人ピエール・アルベール=ビローとピエール・ガルニエの作品研究を進めた。
著者
塚本 明
出版者
三重大学
雑誌
人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (ISSN:02897253)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.A35-A50, 2004-03-25

近世の伊勢神宮門前町の宇治・山田における、死穢への意識とそれを忌避する作法の時期的変化を考察した。死穢は神社世界の触穢体系の中核を占め、これに触れた者は厳しい行動規制を強いられた。中世以来、為政者たちの死に際して、死穢が広く遍満したとして、朝廷から京都近辺と伊勢神宮を含む関係する寺院に「天下触穢令」が発令される場合があった。だがこれとは別に、伊勢神宮が独自に、宇治・山田市中に対して発令する「触穢令」が確認できる。神宮の服忌令によれば、宮地での変死体発見、「速懸」を行わずに死体を一昼夜放置した場合、火災における焼死の発生の際に、市中一体の触穢となった。だが一八世紀初頭を画期として、宇治・山田市中への触穢令は激減する。その要因は、触穢の発生を避ける作法が発達したことにあった。火災や水害で死者が出ても、それが直接の死因ではないとしたり、届け出方に工夫をこらしたりしたのである。また、死の発生地を縄や溝で囲んで、穢れが拡散しないようにする方法も一般化していった。先例を重視する神宮も、この時期には規定通りに触穢を適用することが困難であると認識していた。山田奉行も参宮客の意向を理由に、触穢適用の軽減を命じた。しかし、触穢の軽減は無限定に進められたのではない。文化年間に発生した「古骨一件」において物忌らが神宮長官の触穢の判定に激しく異議を唱えたように、神官達内部で解釈をめぐり争われることもあった。判定をめぐる紛議でしばしば問題にされたのが、世間の評判、風説である。触穢の判定、死穢を避けられるか否かは、神宮に対する外界からの認識が影響した。
著者
塚本 拓也 西脇 智洋 吉野 次郎 藤村 慎也 高橋 義雄
出版者
Japan Society of Sports Industry
雑誌
スポーツ産業学研究 (ISSN:13430688)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.2_337-2_350, 2015

The present study aimed to provide an overview and compare Master′s degree programs to clarify the characteristic features of the curriculum course contents and lecture formats among four Master′s programs in sport management education: the TIAS in Japan and the AISTS, FIFA Master, and FIMBA programs in Europe, by utilization of semi-structured interviews and analysis of the data from the interviewees.<BR>    The paper clarifies that there are two types of Master′s programs designed to foster practical sport managers: 1) programs supported by the IOC and FIFA, and 2) newly developed programs of existing university graduate schools. Both types of programs differ in their lecture formats. In the type 1 programs, experts working in the IOC and IFs are invited as guest speakers to give lectures that are mostly organized around a discussion format and basically involve the use of PowerPoint slides. On the other hand, in the type 2 programs, the classroom format is generally followed, in which individual classes by instructors are taken weekly and over an extended period of time, following the set pattern of the university graduate schools. However, the curriculum is also flexible, where guest speakers are invited, using the same Powerpoint format through discussion as in the type 1 program. Furthermore, the study revealed that the subjects of each graduate school can be divided into common subjects and specific subjects. The point of difference among the said subjects was found to lie in their focus on the graduate′s destinations, keeping in mind the concept of the backgrounds and human resources installed in each graduate school and program.<BR>    In conclusion, our study reveals new findings in context of the professional graduate schools in Japan and Europe.
著者
井上文雄 宇野篤也 塚本俊之 松下聡 末安史親 池田直樹 肥田元 庄司文由
雑誌
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.2014-HPC-146, no.4, pp.1-5, 2014-09-25

「京」 では現在,通常は小中規模のジョブ (36,864 ノード以下) を実行し,大規模ジョブ (36,865~82,944 ノード) は特定の期間 (以下,大規模ジョブ実行期間) に実行するという運用を行っている.通常の運用では 「京」 の消費電力は契約電力内に収まっているが,大規模ジョブ実行期間において契約電力を超過する事例が発生した.頻繁な契約電力の超過は電力契約の見直し等につながり,運用に及ぼす影響は無視できないものである.そこで,これを回避するために,投入予定の大規模ジョブを消費電力の観点で事前に審査することにした.すなわち,過去の動作実績等から推測した大規模ジョブ実行時の消費電力が運用上の上限を超えないことが確認されたジョブのみ投入を許可することにした.加えて,消費電力を 24 時間監視できる体制の構築,及び最大電力量を超過した際のジョブ停止プロセスの整備など運用方法の変更を実施した.本稿では,これらの対策と今後の取り組みについて報告する.
著者
吉川 達也 塚本 弘毅 蓬来 祐一郎 福井 一彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. MPS, 数理モデル化と問題解決研究報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.17, pp.185-188, 2008-03-04
参考文献数
14

タンパク質とは,生命活動を支える重要な物質の一つである.これらタンパク質固有の機能は,他のタンパク質との相互作用(PPI:Protein-Protein Interaction)によって発現することが解っている.このPPIに関する研究は,生命現象の解明はもとより,最近では医薬品開発の分野でも柱目されている.我々が提案したタンパク質間の親和性予測法は,データセットの構成や規模,親和性スコアの計算に重要なクラスタリング処理によって,結果精度が異なることが予備実験などから解っている.特に,データセットが大規模となる場合に,クラスタリングパラメータ値の予測精度に与える影響が無視できなくなる傾向がある.本研究では,全7056個中に84個の生物学的有意性を持ったタンパク質ペア(BSPPs: Biological Significant Protcin Pails)を含むデータセットを用いて,prevalence=1.19%の高難易度なBSPPs予測問題を設定した.また,親和性スコアの定義から予測精度に影響を及ぼすと考えられる4つのパラメータを抽出し,計144個のパラメータセットを作成した.評価実験から,F-measure最大となるパラメータセットにおいて,F-measure最大となるパラメータセットにおいて,sensitivity(=recall)=27.4%, specificity=91.0%, precision=3.53%, accuracy=90.2%, F-measure=6.25%の結果を得た.これはBSPPsを無作為抽出した場合(F-measure=2.32%)と比較して,約2,69倍の予測精度を獲得しており,タンパク質間親和性予測法の精度向上におけるパラメータ最適化の有効性を示している.
著者
塚本 潔 池田 正孝 野田 雅史 山野 智基 小林 政義 濱中 美千子 馬場谷 彰仁 木村 慶 宋 智亨 今田 絢子 内野 基 池内 浩基 冨田 尚裕
出版者
医学書院
雑誌
臨床外科 (ISSN:03869857)
巻号頁・発行日
vol.73, no.4, pp.450-456, 2018-04-20

【ポイント】◆根治性と機能温存の観点から,家族性大腸腺腫症に対して大腸全摘・J型回腸囊肛門吻合術が標準術式とされている.◆肛門側操作で確実な粘膜切除と括約筋温存を心がけることで根治性と機能温存が両立される.◆1期的手術や腹腔鏡手術の有用性が期待されるが,いまだ十分なコンセンサスを得たものではなく,専門性の高い術式であるという認識をもつことも必要である.*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2021年4月末まで)。
著者
脇本 亘 本谷 直 塚本 永和
出版者
茨城県畜産センター
雑誌
茨城県畜産センター研究報告 (ISSN:13466488)
巻号頁・発行日
no.43, pp.14-18, 2010-11

本試験では,フリーストール形式において牛体汚染を防止する牛床敷料管理方法について,山砂と戻したい肥を用いて敷料の素材と使用方法の違いによる牛床利用及び牛体衛生スコアへの影響を検討した。敷料導入直後では,種類,量に関わらず,牛床利用率が7割以上であったが, 2週間後には全試験区で低下し,通路への横臥行動がみられた。牛体衛生スコアは場合,牛床利用率の低下にしたがって平均スコアが増加する傾向がみられ,敷料の量が多い乳房付近のスコアが低くなる傾向がみられた。本試験において牛体衛生スコアと体細胞数との関連性は,明確でなかった。入れ替え後3週間後経過した牛床敷料では, 2種類の敷料間で細菌の繁殖性に異なる特徴が認められた。これらの結果から,山砂を多く使用した場合,入れ替え直後は牛の快適性(カウ・コンフォート)が高い牛床条件であるが,2週間以上放置すると著しくカウ・コンフォートが低下するため,敷料の撹拌・入れ替え及び追加などの定期的な牛床管理が必要である。また良質な完熟たい肥を豊富に導入した場合,導入直後は山砂よりもさらにカウ・コンフォートの高い牛床条件になると推察できた。
著者
芳賀 高洋 我妻 潤子 臼井 洋子 大谷 卓史 工藤 紗貴子 鈴木 二正 高瀬 浩之 塚本 初恵 豊福 晋平 中駄 康博 西尾 琢郎 森棟 隆一 三輪 吉和 渡辺 光輝
出版者
日本デジタル教科書学会
巻号頁・発行日
pp.61-62, 2017 (Released:2017-10-02)
参考文献数
2

文化庁 文化審議会著作権分科会は2017年4月「文化審議会著作権分科会報告書」において「教育の情報化の推進等」を公表した。本ポスター発表では、こうした審議会等で討議される教育に関連した最新動向(権利制限の拡大案や公衆送信権に関わる補償金制度導入、学生からの著作権利用許諾料金の徴収、ライセンシング体制の整備ほか)の要点を解説し、著作者・著作権者と利用者(教員、児童生徒、保護者)との「対話」の促進のためのコミュニティの構築といった、今後求められる施策について提案する。
著者
関口 浩 麦谷 荘一 金子 佳雄 金丸 仁 錦野 光浩 甲田 安二郎 山崎 晃 増田 君枝 藪崎 光子 沢田 たつ江 松山 由美 塚本 よし子 深堀 光子 石神 弘美
出版者
The Japanese Society for Dialysis Therapy
雑誌
日本透析療法学会雑誌 (ISSN:09115889)
巻号頁・発行日
vol.20, no.6, pp.451-456, 1987

われわれは複合臓器不全をきたした重症型急性膵炎の2症例に対して血漿交換療法を施行したので, その問題点を検討する.<br>いずれも急性腹症として緊急手術を受け急性膵炎と診断され, 手術後に肝障害, 消化管出血, 呼吸器障害, 精神症状等が出現し重篤な経過をとったが, 症例1は第2病日より腎不全に透析を開始, 第13日より肝障害とくに高ビリルビン血症に対し計20回の血漿交換を併用, 11ヵ月後軽快退院した. 症例2は第2病日より透析を, さらに第4病日より計3回の血漿交換を施行, 一時小康状態であったが創部からの大出血で第54病日に死亡した.<br>血漿交換は重症度の改善, 血中からの膵酵素の除去に有効とされており, 早期にさらに継続して行うことが効果的であると思われた.
著者
平井 松午 鳴海 邦匡 藤田 裕嗣 礒永 和貴 渡邊 秀一 田中 耕市 出田 和久 山村 亜希 小田 匡保 土平 博 天野 太郎 上杉 和央 南出 眞助 川口 洋 堀 健彦 小野寺 淳 塚本 章宏 渡辺 理絵 阿部 俊夫 角屋 由美子 永井 博 渡部 浩二 野積 正吉 額田 雅裕 宮崎 良美 来見田 博基 大矢 幸雄 根津 寿夫 平井 義人 岡村 一幸 富田 紘次 安里 進 崎原 恭子 長谷川 奨悟
出版者
徳島大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2013-10-21

本研究では、城下町絵図や居住者である侍・町人の歴史資料をもとに、近世城下町のGIS図を作成し、城下町の土地利用や居住者の変化を分析した。研究対象としたのは米沢、水戸、新発田、徳島、松江、佐賀など日本の約10ヵ所の城下町である。その結果、侍屋敷や町屋地区の居住者を個別に確定し地図化することで、居住者の異動や土地利用の変化を把握することが可能となった。その点で、GISを用いた本研究は城下町研究に新たな研究手法を提示することができた。

2 0 0 0 OA 石川雅望集

著者
塚本哲三 校
出版者
有朋堂書店
巻号頁・発行日
1926