著者
小島 浩之 上田 修一 佐野 千絵 安形 麻理 矢野 正隆 吉田 成 内田 麻里奈 森脇 優紀 冨善 一敏 設楽 舞 野中 治 木部 徹 島田 要
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究では、記録媒体として紙に次ぐ歴史を有するにもかかわらず、これまで学術的な観点から調査・研究がなされてこなかったマイクロフィルムについて、図書館等への訪問実態調査(33機関)、および図書館と文書館への質問紙調査(大学図書館:1,378、都道府県立図書館:58、国立国会図書館:1、公文書館:75、大学文書館:88、専門図書館:380)を基軸とし、生産・出版・保存・活用・管理等の諸側面から総合的に分析した。
著者
小島 篤博 宮本 貴朗 富坂 敏子 小池 利栄子 石井 敬三 山野 美贊子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.180, pp.61-68, 2001-07-06
参考文献数
15
被引用文献数
2

大阪府立大学総合情報センターには、照葉樹林文化論の提唱者である故・中尾佐助博士の研究資料が保存されている。なかでも、中尾博士が1958年に当時鎖国中であったブータン王国のフィールド調査を行った際の写真資料(スライドとして保存)は、当地の様々な植生の分布状況や人々の生活様式など、環境・生態学的にも民族学的にも価値の高い資料である。我々は、この中尾佐助スライド資料を広く一般に公開するために、多面的な検索が可能なWebベースのスライド画像データベースを構築した。本稿は、貴重文化資料デジタルアーカイブ構築の一手法として、この中尾佐助スライド画像検索システムの構築事例を報告するものである。
著者
小島 孝之
出版者
成城大学
雑誌
成城国文学論集 (ISSN:02869063)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.37-62, 2011-03
著者
小島 弥生
出版者
埼玉学園大学
雑誌
埼玉学園大学紀要. 人間学部篇 (ISSN:13470515)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.89-98, 2010-12

本稿では、エントリーシートへの記述を就職活動における自己呈示の1形態として捉えている。大学3年生の女子を対象に、本格的な就職活動を始める直前に志望している「働き方」を分類し、その志望の表現の仕方の違いによって模擬エントリーシートへの記述内容に質的な違いがあるかを探索的に検討した。就職活動直前に志望する働き方の表現形態によって、「具体的イメージ群」、「職務イメージ群」、「企業(ブランド)イメージ群」の3つのイメージ群と、働き方をイメージできていない「分類不能群」の4つに分けることができた。さらにエントリーシートや履歴書の書き方に関する準備活動(セミナーへの参加等)の経験の有無によって分析対象者を分けて検討した。特定の働き方をイメージできていない大学生にとって、準備活動を行うことが豊かな記述に結びつく可能性が示されたとともに、準備活動を型通りにしか行わないことが就職活動の流れを阻害する(エントリーシートの次の段階に進めない)可能性があることが示唆された。
著者
小杉 尚子 小島 明 片岡 良治 串間 和彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.287-298, 2002-02-15
被引用文献数
21

本稿では,我々が研究開発しているハミングを用いた音楽検索システム(ハミング検索システム)について述べるとともに,このシステムを構築するために採用している技術やパラメータの値について,その効果を定量的に評価する.音楽データベースに対して,音情報をキーにした検索は直感的で非常に有効である.しかし人の歌唱は曖昧で,検索キーとして使用するのは難しい.そこで本システムでは類似検索技術を用いて,ハミングに似ている部分を持つ曲を似ている順にリストアップしたものを検索結果とする.目標は,ハミングされたフレーズを含む曲(正解)を,類似度順の曲名リストの1位に出力することである.従来のハミング検索システムに比べて本システムがきわめて優位である点は,データの処理の基本単位を「音符」ではなく「拍」にしていることと,多次元特徴ベクトルを用いたインデクスを検索に使用していることに起因する.これによって,様々なエラーを含むハミングを検索キーにしても,精度の高い高速な類似検索を実現している.実験では1万余曲を登録したデータベースを構築し,検索時間は約1秒というレスポンスを達成した.また人が聞いて分かるレベルのハミングの約70%については5位以内に正解を出力することを確認した.A music retrieval system that accepts hummed tunes as queries isdescribed. Technologies and the values of parameters that are used in the systemare also described and their effectiveness is quantitatively evaluated.Retrieval using sound information as queries for a music database isintuitive and very useful.However, it is difficult to use hummed tunes as queries because theyare often unclear. Thus, the system employs a similarity retrieval technique to overcomethis problem. The retrieval result is a ranked list of songs that has a part whichis similar to the hummed tune according to the closeness of the match. Our goal for the system is to retrieve the correct song at the top ofthe song list. The most significant ways in which our system is superior to generalquery-by-humming systems are that 1) musical data is processed basedon ``beats'' instead of ``notes'', and 2) the retrieval is donethrough the use of indices based on multi-dimensional feature vectors. These features allow the system to retrieve songs quickly andprecisely even if erroneously hummed tunes are used as queries.The database currently holds over 10,000 songs,and the retrieval timeis about one second.The system is able to recognize the song and rank it within the firstfive places on the list for about 70% of hummed tunes that arerecognizable to human beings as a part of a song.
著者
小島 悠子 山本 匠 西垣 正勝
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.16, pp.375-380, 2007-03-02

我々は、人間の有する「経験を活用する能力の高さ」をユーザ認証に応用する試みとして、「ウォーリーを探せ」をコンセプトとした画像認証方式を提案している。しかし本方式は、毎回の認証時に正解キャラクタを直接クリックすることにより認証を行う方式となっているため、認証行為を覗き見られると、認証システムそのものの安全性が消失してしまうという問題を残していた。そこで本稿では、本方式に「間違い探し」のコンセプトを融合させることによって、認証方式のワンタイム化を図る。本稿では、本方式の有効性を基礎実験により評価する。We have proposed an image-based user authentication system which is inspired by "Where's Waldo?". The system is using human characteristics; the second trial is easier than the first trial. However, the system has a drawback that by observing the legitimate users' authentication trial, it is very easy for illegal users to steal the authentication information, since legitimate user directly clicks on the place of the authentic character to complete authentication. Therefore this paper tries to enhance our authentication system by introducing a concept of "Spot the difference" so that the system can achieve one-time-password-type authentication. In this paper, the availability of the modified system is evaluated through basic experiments.
著者
山内 仁 小島 篤博 小枝 正直
出版者
The Society of Instrument and Control Engineers
雑誌
計測自動制御学会論文集 = Transactions of the Society of Instrument and Control Engineers (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.134-139, 2011-02-28

The Rescue Robot Contest is one of the robot contests concerning lifesaving in urban disasters. In this contest, loads of rescue dummies simulating disaster victims, and contest progression status are presented to audiences, and team members operating robots. This presentation is important for both robot activity evaluation and production effect. For these purposes, a game management system for Rescue Robot Contest is originally constructed and operated. In this system, a database system is employed as base system. And this system's role is for both recording all data and events, and real-time processing for the presentation. In this paper, design and implementation of the tables and built-in functions of the database which is foundation of this system are presented. For real-time processing, embedded functions and trigger functions are implemented. These functions generate unique latest records into specific tables which stores only latest data for quick access.
著者
岡田 将吾 賀 小淵 小島 量 長谷川 修
出版者
The Japanese Society for Artificial Intelligence
雑誌
人工知能学会論文誌 = Transactions of the Japanese Society for Artificial Intelligence : AI (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.493-507, 2007-11-01
被引用文献数
1

This paper presents an unsupervised approach of integrating speech and visual information without using any prepared data(training data). The approach enables a humanoid robot, Incremental Knowledge Robot 1 (IKR1), to learn words' meanings. The approach is different from most existing approaches in that the robot learns online from audio-visual input, rather than from stationary data provided in advance. In addition, the robot is capable of incremental learning, which is considered to be indispensable to lifelong learning. A noise-robust self-organized incremental neural network(SOINN) is developed to represent the topological structure of unsupervised online data. We are also developing an active learning mechanism, called ``desire for knowledge'', to let the robot select the object for which it possesses the least information for subsequent learning. Experimental results show that the approach raises the efficiency of the learning process. Based on audio and visual data, we construct a mental model for the robot, which forms a basis for constructing IKR1's inner world and builds a bridge connecting the learned concepts with current and past scenes.
著者
小島 將 苗村健
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.126, pp.185-190, 2004-12-10

筆者らはこれまでに、動空間の多視点画像をレンズアレイを用いて取得し、実時間で被写体空間の自由視点画像を合成・表示するシステムを提案してきた。本システムではカメラアレイの代わりにレンズアレイを用いるため、より多数の視点からより高密度な多視点画像を取得することが可能である。しかしその反面、各視点の画像(要素画像)の画素数は少なくせざるを得ない。このとき、合成画像の画質は要素画像の画素数など、撮像系の設定条件に大きく影響されるため、筆者らは撮像光学系におけるサンプリング理論についても検討を続けてきた。本稿では、このサンプリング理論に基づき、合成画像を高画質化するために撮像系を拡張・改良し、レンズアレイとカメラアレイを併用したシステムを提案する。また、提案システムを用いて理論の実験的な検証を行う。We have proposed an image-based rendering system which can capture a dynamic 3D scene and synthesize its arbitrary views in real time.Since our system uses a lens-array,it can capture a larger number of multiple viewpoint images more densely.However,the number of pixels in an elemental image,which corresponds to an image captured by one of the array of cameras,is quite small.The number of pixels in an elemental image has a great effect on the quality of synthesized images,so we have also studied a sampling theory on the capturing optical system.In this paper,for enhancing the quality of synthesized images,we propose a novel system which uses a combination of lens array and camera array based on our sampling theory.We also examine our theory by experiments using the proposed system.
著者
八村 広三郎 赤間 亮 吉村 ミツ 遠藤 保子 小島 一成 崔 雄 丸茂 美恵子 中村 美奈子 阪田 真己子
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2004

本研究は,舞踊における身体動作の計測と保存のためのアーカイブ技術,およびそのデータに対する数量的解析を行うことを目的としている.ここでは,デジタル画像処理技術で身体動作を精密に計測できる光学式モーションキャプチャ・システムを利用して,舞踊の身体動作データを取得する.キャプチャして得た各種の舞踊動作データを保存し,これを各種の解析や情報処理において活用する。さらに,動作データは解析や処理の研究に使うだけでなく,CGなどでコンテンツとして作成し,教育や広報活動の素材としても利用する.また,新しい芸術表現の可能性を探るものとして,これらのCGによる舞踊動作の表示を,仮想現実感(バーチャルリアリティ:VR)の環境下で活用することも視野に入れて研究活動を行ってきた.解析の結果や,CG・VRでの表現は,舞踊研究者,舞踊家,芸能研究者など,いわゆる文系の研究分担者へフィードバックし,さらに高度で,よい解析結果や,新しい表現の創出を心がけてきた.このように,このプロジェクトの研究は,単に理が文を支えるということだけではなく,文一理の間で情報を巡回させることにより,より深い成果を得るという形を重視してきた.期間内に対象とした舞踊は,日本舞踊と能楽が中心であったが,そのほかにも,アフリカの民族舞踊なども扱った.また,舞踊の種類には限定されないが,一般的に,舞踊という身体表現,あるいは日常動作をも含む身体動作に共通の動作解析手法,たとえば動作のセグメンテーション,動作や動作者の識別,身体動作の類似検索などの手法についても研究を行った.舞踊動作の質を評価する試みとして,舞踊の中の特徴的動作の抽出やラバン動作解析の手法による,動作の評価を行った.さらに,筋電図などの生体情報とモーションキャプチャによる動作データとの同時計測を可能にし,これらに基づいて熟練者と初心者の違いについて明らかにした.
著者
森田 哲夫 吉田 朗 杉田 浩 小島 浩 馬場 剛
出版者
群馬工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

交通、土地利用、民生等の分野における多様な施策が都市活動に与える影響を予測し、都市活動の変化が環境、生活の質、経済に与える効果を多面的に定量評価する統合型のモデルシステムを開発した。本研究では、全体モデルシステムの要素モデルである水環境評価モデルと生活の質評価モデルを改良し、全体システムに組み込むことにより、都市環境施策が水環境、生活の質に与える影響についてケーススタディを行った。
著者
林 行夫 柴山 守 土佐 桂子 長谷川 清 高橋 美和 笹川 秀夫 小林 知 増原 善之 小島 敬裕
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

タイ、ラオス、カンボジア、西南中国(西双版納・徳宏)での全9調査区画において771寺院の施設構成と位置情報、5500の出家者の移動データを収集し、全データを統合しタイでの移動経年データを地域情報学的手法(Hu2マップシステム、ラティスとオートマトン)で時空間解析し他区画への適応を試みた。文献から寺院と出家者の移動をデータベース化したミャンマーをふくめ地域間比較を可能とする『マッピング・データ集成I』(+1DVD)を作成した。
著者
加茂 具樹 小島 朋之 小島 朋之 北岡 伸一 家近 亮子 加藤 陽子 川島 真 服部 龍二 一谷 和郎 王 雪萍
出版者
慶應義塾大学
雑誌
特別研究促進費
巻号頁・発行日
2007

近年の日中関係は、日中間の歴史認識問題をめぐって対話可能な環境が整いつつあるきわめて稀な「凪」の状況にあるとの認識のもとで、(日本に利用可能な)日中戦争に関連する歴史資料の調査及び収集をすすめ、また同時に日中戦争や日中歴史研究に関する対話のプラットフォームの構築をおこなった。
著者
小島 泰友
出版者
農林水産省農林水産政策研究所
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2003

比較静学モデルによる価格伝達分析を行い,硬質小麦の政府売渡価格やふすまの市場動向,製粉・製パン業の非農業部門など,これらの外生変数による小麦製品の価格変化率に対する寄与率を計測し,小麦政府売渡制度の相対的影響度を明らかにした.高度経済成長期を終え,非農業部門からのコスト上昇圧力が緩和した1980年代半ば以降,小麦の政策価格は,食パン価格の変化に対して,それ以前よりも相対的に強い影響を与えている.1980年代後半以降の小麦価格の引き下げ期に,小麦粉価格の低下が不十分であった要因について,定量分析を行った.製粉大手企業は原料費削減による残余資金を原資に,製販統合・経営多角化を推進し,食品販売部門の強化を図っている.よって,硬質小麦の政府売渡価格の引き下げは,強力粉価格の低下に十分反映されていない.価格支持政策から直接支払政策への農政転換は,必ずしも消費者利益の増加につながるとは限らない.強力粉価格が低下した1980年代後半以降,食パン卸売価格が下方硬直的であった要因を推測的変動モデルで定量分析を行った.製パン大手企業の販路拡大競争と製パン小売業の台頭によって70年代後半,低価格戦略が取られたが,その後,企業合併等で市場集中度が高まると,価格は下方硬直的となった.食品製造業全体を上回る製パン業の人件費の伸びも影響した.70年代後半の市場競争性があれば,90年代末の価格水準は,約6〜12%低いと推定される.規模の経済性をもつ不完全競争下の食品産業を想定し,農業効率化と輸入関税削減が,農産物から加工食品への価格伝達性に対してどのような効果をもたらし,農業生産者と最終消費者にどのような影響を与えるのか,McCorristonらのモデルをもとに理論的考察を行った.農業効率化と関税削減をいかに進めるかだけでなく,加工食品市場の競争性をいかに高めるかという論点も,最終消費者だけでなく農業生産者の利益の確保のために,重要である.
著者
砂本 順三 岩本 清 上杉 辰顕 小島 一幸 古瀬 一磨
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
Chemical & pharmaceutical bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.32, no.8, pp.2891-2897, 1984-08-25

To evaluate the spermicidal effect of several nonionic surfactants against human spermatozoa, the physicochemical lysis of liposomal membranes by the surfactants has been investigated. Surfactants employed in this work were menfegol (TS-88), nonoxynol-9 (INP-90), octoxynol-9 (NOP-90), hexadecyltrimethylammonium bromide (CTAB), and sodium dodecylsulfate (SDS). Lysis of liposomes by these spermicidal surfactants was quantitatively followed by monitoring the induced release of carboxyfluorescein (CF) encapsulated in the interior of liposomes. When the liposomes reconstituted with boar spermatozoal lipids and about 31% (by wt.) cholesterol were employed, the sequence in efficiency of the surfactant-induced CF release from the liposomes was significantly correlated with that of efficiency of the surfactants in immobilizing human sperm (p<0.05). On the other hand, when egg lecithin liposomes or the liposomes reconstituted with boar spermatozoal lipids and cholesterol less than 21% (by wt.) were utilized, the sequence in efficiency of CF release from these liposomes coincided with that in the inhibiting effect of the surfactants on the fertilizing ability of sea urchin sperm. These effects were closely correlated with the membrane fluidity as controlled by the cholesterol content or lipid composition. Among menfegol analogues from TS-40 through TS-200,the efficiency in induced CF release from the liposomes showed a maximum at around ten ethylene oxide units length of the hydrophilic moiety in the surfactant. This was also the case for spermicidal effect of the TS-series surfactants. The data obtained are discussed at the molecular level from the viewpoint of the structural characteristics of the surfactants.
著者
小島 正美
出版者
金沢医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

後方から眼鏡、サングラスレンズ裏面で反射して眼内に侵入する紫外線は多くないが、後方から侵入する紫外線を眼鏡やサングラスのフレームで防御することは不可能であった。レンズ裏面に紫外線反射防止コートを行うことにより、これらのレンズ裏面から反射する紫外線の80%を低減できることが明らかとなった。