著者
友広歩李 角康之 松村耕平
雑誌
研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)
巻号頁・発行日
vol.2014-UBI-44, no.22, pp.1-6, 2014-10-07

スケッチはデザイナの情報記録,共有,そしてアイディアの発想のためのツールとして使用されている.本研究ではタブレット PC とデプス (depth) カメラを用い,空間構造の理解やデザインを促すスケッチインタフェースを開発する.手描きのスケッチに三次元構造を組み合わせ,奥行きのついたスケッチの世界を歩き回ることや.空間内に付箋を貼るようにメモやアイディアを描き加えることが可能となる.対象ユーザは建築デザインやサービスデザインを手がけるデザイナの人々である.複数人で同じ空間にスケッチを行うことや,スケッチ後の空間が共有でき,情報の記録から活用までを支援するシステムを目指す.
著者
松村 武 伊深 和雄 石津 健太郎 村上 誉 原田 博司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.456, pp.359-364, 2014-02-24

近年,高速大容量通信の要求がますます高まる中,周波数資源の不足が深刻化している.この問題を解決する方式の一つとして,既存の通信システムのトラヒックをテレビ帯ホワイトスペース(TVWS)にオフロードするホワイトスペース通信の検討が進められている.これまでに,TVWSを利用する通信規格として,IEEE802.11afやIEEE802.22.2などの技術標準化活動が推進されており,携帯通信システムに関しても,今後同様の検討が進められると考えられる.著者らは,普及が進むLTE通信システムをTVWSで運用するためのシステム開発を行い,本システムで運用可能な基地局および端末の試作開発を行ってきた.本システムはTDDおよびFDDの両複信方式に対応しているが,FDDモードをTVWSで運用する場合においては,既存バンドで運用する場合とは異なり,周波数有効利用の観点から送受信の周波数を独立かつ任意に設定できることが求められる.しかし,送受信の周波数選択条件によっては受信感度などの高周波特性が著しく悪化し,接続性能に影響を及ぼす可能性がある.そのため,これらの条件を考慮した無線パラメータの制御システムを構築する必要があり,無線パラメータの様々な設定条件下における試作端末の接続性能を明らかにする必要があった.本稿では,受信感度の観点から各種条件下での試作端末の接続性能評価を行ったので,その結果について報告する.
著者
武部 聡 横尾 尚哉 水橋 輝 松村 剛 駒野 徹
出版者
近畿大学先端技術総合研究所
雑誌
近畿大学先端技術総合研究所紀要 (ISSN:13468693)
巻号頁・発行日
no.10, pp.29-36, 2005-03

土壌細菌Bacillus thuringiensis subsp. israelensis が保有する遺伝子cyt1A のプロモーター領域およびcry4Aのターミネーター領域を用いてBt 細胞内ではたらく発現ベクターpPcyt1A を構築した。このベクターにCry タンパク質遺伝子をクローン化し、クリスタルを生産しないBt 細胞に導入したところ、Cry タンパク質の発現およびクリスタル形成が確認され、本発現系の有効性が示された。
著者
松村 壽巌
出版者
立正大学
雑誌
日蓮教学研究所紀要 (ISSN:02875373)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.1-15, 2004-03-10
著者
松村 恒
出版者
日本西蔵学会
雑誌
日本西蔵学会々報
巻号頁・発行日
no.40, pp.11-17, 1994-03-31
著者
斉藤 厚志 成島 浄 松村 明 目黒 琴生 能勢 忠男
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.5, pp.472-477, 1995-09-20

肝硬変を伴った非外傷性脳出血9症例について臨床的に検討した.男性が7例と多く,肝硬変の原因はC型肝炎ウイルスが4例と多かった.脳出血の部位は,大脳皮質下出血が4例で最も多かった.術前の血小板数は,全例で底下しており,PT・APTTを術前に測定できた6例中,PT延長を2例に認めた.開頭血腫除去術が2例に行われたが,出血傾向による合併症を生じた.穿頭血腫ドレナージ術は3例行われ,いずれも補充療法を併用し,術後経過は良好であった.長期経過は,肝不全,食道静脈瘤破裂などの肝硬変に直接起因する死亡例が3例あり,不良のものが多かった.独歩退院は,皮質下出血に対する穿頭血腫ドレナージ術後の2例のみであった.
著者
松村 敦 古川 沙希子 宇陀 則彦
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.15-31, 2007 (Released:2007-03-06)
参考文献数
16
被引用文献数
1 1

現在,博物館などの持つ多様な情報資源を共有化し,提供しようとする動きが盛んである.しかし,これまでのシステムは,共有データの設計の議論が主で,利用者への提供方法に関する十分な議論がなされていない. そこで本研究では,資源共有システムにおける情報提供方法を検討するためには,利用者の検索行動を詳細に分析する必要があると考え,検索プロセスの記録とインタビュー・発話分析を組合せた検索行動調査を行なった. 調査の結果,全エレメントを一度に検索できるANY は利用者の検索支援には重要であること,Title のように格納されている内容の分かりやすいエレメントは効果的に利用できること,Date のように検索に有効であっても,内部のデータ形式が不明な場合には利用されにくいことなどが分かった.これらの結果をもとに,資源共有システムでの検索エレメントの設計についての考察を行なった.
著者
山越 健弘 山越 憲一 松村 健太
出版者
金沢大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

光電容積信号を用いた容積振動法に基づき,血圧,脈圧,心拍数,血管緊張度,および血管弾性度の5生理指標を,指一本から同時かつ簡便に取得可能なプロトタイプを開発した。そしてこの動作性能評価を行い,次いで上記5指標から体調の善し悪しを判別可能かどうかのパイロット・スタディを行った。また,飲酒運転防止を目的とし,光電容積信号を利用した血中アルコール濃度計測の可能性をin vitro(アルコール吸光特性試験)及びin vivo(飲酒負荷試験)下で予備検討した。
著者
武田 英明 松村 真宏 相澤 彰子 市瀬 龍太郎 相原 健郎 大向 一輝 Cazabet Remy Putzke Johannes 後藤 孝行 朱 成敏 桂井 麻里衣
出版者
国立情報学研究所
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-04-01

Web上の創作活動は新しい創作スタイル、すなわち大規模かつ物理的接触のないコミュニティにおいてお互いの創作を利用し合うという互恵的関係によって創発的に制作されている。本課題ではこのようなオンラインコミュニティにおける創作活動を分析してモデル化を行い、その支援を行う仕組みについて研究を行った。ニコニコ動画のデータを収集し、そのデータにおける創作の影響関係について、コミュニケーションモデルによって分析し、特徴を明らかにした。またその影響関係を多様な視点で可視化するシステムを構築した。このほか、twitter, 学術論文、Wikipedia 等における共同的作業についての分析も行った。
著者
武田 佐知子 池田 忍 脇田 晴子 太田 妙子 堤 一昭 井本 恭子 千葉 泉 福岡 まどか 三好 恵真子 宮原 暁 住村 欣範 深尾 葉子 生田 美智子 松村 耕光 藤元 優子 宮本 マラシー 竹村 景子 中本 香 藤原 克美 古谷 大輔 村澤 博人 鷲田 清一
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006

本研究の成果は大きく分けて二つある。一つは、従来のカタログ的な着衣研究ではなく、個別地域の具体的な文脈から引き離さず、着衣、身体、女性の関係を読み解くための共通の枠組を構築し、ローカルな視点とグローバルな視点の接合によって開ける多様性のなかの着衣研究の可能性を提示したことである。男性身体の周縁に位置づけられた女性身体の可変性、着衣による身体のイコン化と増殖現象、共同体による着衣身体の共有と変換、ジェンダー秩序のなかで受容される女性身体の意味とその操作、そして既存の共同体の集合的に実践や意識/無意識が、視覚表象と深く関わり相互交渉がなされていることを明らかにした。二つめは、日本では「着衣する身体の政治学」と題し、タイでは「着衣する身体と異性装-日・タイの比較-」と題した国際シンポジウムを開催し、単に抽象的、モデル的に着衣研究の事例を理解するのではなく、現場に即した肌に触れる知を通して、実践知と暗黙知を提示したことである。
著者
松村 千鶴 雨宮 加奈 雨宮 さよ子 雨宮 昌子 雨宮 良樹 板垣 智之 市野沢 功 伊藤 拓馬 植原 彰 内野 陽一 大川 清人 大谷 雅人 角谷 拓 掃部 康宏 神戸 裕哉 北本 尚子 國武 陽子 久保川 恵里 小林 直樹 小林 美珠 斎藤 博 佐藤 友香 佐野 耕太 佐野 正昭 柴山 裕子 鈴木 としえ 辻沢 央 中 裕介 西口 有紀 服巻 洋介 吉屋 利雄 古屋 ナミ子 本城 正憲 牧野 崇司 松田 喬 松本 雅道 三村 直子 山田 修 山田 知佳 山田 三貴 山田 祥弘 山田 玲子 柚木 秀雄 若月 和道 鷲谷 いづみ
出版者
日本生態学会
雑誌
保全生態学研究 (ISSN:13424327)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.175-180, 2003-12-30
被引用文献数
2

Flower visitations by both native and exotic bumblebee species were investigated at 21 monitoring sites in various regions of Japan in the spring and summer of 2002. The investigation was part of a long-term program that has been in progress since 1997 to monitor the invasion of an alien bumblebee, Bombus terrestris L. (Hymenoptera: Apidae). Flower visitation by B. terrestris was ascertained at two monitoring sites, one in Shizuoka and one in Hokkaido, where a large number of colonies of this species have been commercially introduced for agricultural pollination.

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著者
松村政親 著
出版者
岡崎屋書店
巻号頁・発行日
1919