著者
平野 祐也 竹永 正輝 西川 尚志 丸山 寛人 浅野 日登美 椎名 星歩 千葉 麻由 武田 雄太 渡邊 真輝 橋 本直
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.155-158, 2021-06-30 (Released:2021-06-30)
参考文献数
5

The parasitism of plants on the human body often appears in fiction, however until now it was limited to the expression in media such as novels, illustrations, and movies. Therefore, we created "Brain Tree" which enables appreciators to experience the sensation of plant parasitizing on their head. In this work, we used a head massager to present the sensation of plant roots invade the head. Furthermore, various tactile expressions are incorporated to enrich the experience such as the feeling that water penetrates into the head by watering, the feeling that the parasitic plant absorbs the nutrients in the appreciator’s head, and the feeling of the plant swaying in the wind. In this paper, we report the system design, implementation, experience design, and appreciators’ feedbacks in exhibitions.
著者
永田 俊彦 笠原 千佳 木戸 淳一 篠原 啓之 西川 聖二 石田 浩 若野 洋一 加藤 良成 郡 健二郎
出版者
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.504-509, 1995-09-28 (Released:2010-08-25)
参考文献数
23
被引用文献数
2 1

尿路結石と歯石には, 成分や発現年齢においていくつかの共通点が認められる。本研究では, 尿路結石を有する人の歯石沈着程度を明らかにするために, 尿路結石患者40名および結石の既往のない対照被験者57名の口腔内診査を行い, 歯石沈着指数を調べることによって, 両群を比較検討した。さらに, 尿路結石患者の尿中成分と歯石沈着指数の相関についても検索した。-歯石沈着指数は, OHI指数に基づいた前歯および大臼歯6部位を検査するCI-S指数を採用した。結石群のCI-Sは1.10±0.09 (平均値±標準偏差値) であり, 対照群の0.37±0.05と比べ3.1倍と有意に高い値を示した。また, 下顎前歯舌側部に限定して指数を調べた場合でも, 結石群1.63±0.15, 対照群0.60±0.11と, 2.7倍の有意な高値を示した。この現象は男女の性別にかかわらず認められた。一・方, 尿中Ca量およびPi量とCI-Sとの相関を調べたところ, これらの問には何ら相関関係は認められなかった。以上のように, 尿路結石患者は, 結石をもたない人に比べて, 歯石沈着量が多いことが明らかとなり, 尿路結石患者の尿中Ca量およびPi量と歯石の沈着程度には関連がなかった。今回の調査結果は, 尿路結石および歯石形成機構には何らかめ密接な関連があることを裏付ける興味深い結果であると言うことができる。
著者
西川 朋美 NISHIKAWA Tomomi にしかわ ともみ
出版者
お茶の水女子大学日本言語文化学研究会
雑誌
言語文化と日本語教育 (ISSN:09174206)
巻号頁・発行日
no.48, pp.32-40, 2015-06

子どもを対象とした日本語の第二言語習得(SLA)研究の数は、非常に少ない。本稿の目的は、SLA研究の対象としての子どもの第二言語(L )話者の存在を再確認し、年少者日本語教育への応用の可能性を議論することである。まずは、概説書などに必ず紹介される先駆的なSLA研究には、実は子どものL 話者を対象とした研究も多く、子どもを対象とした研究は決して周辺的な存在ではなかったという事実を紹介する。次に、日本語をL とする子どもを対象とした研究でも、SLA研究と呼べるものは少ないという事実に関連して、SLA研究とは何かと言う点について議論する。最後に、子どもを対象とした日本語のSLA研究の今後の可能性について述べる。
著者
西川 博嘉
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.108, no.3, pp.430-437, 2019-03-10 (Released:2020-03-10)
参考文献数
6
著者
西川 博美 中川 理
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.79, no.700, pp.1459-1468, 2014-06-30 (Released:2014-07-15)

This study clarifies the establishing processes by focusing on local towns. The roofed walkways were called Din-a-ka were established in 1900 by the Taiwan Building Regulation, which was an architectural regulation implemented under Japanese control. This regulation caused the spread of shop-houses with Din-a-ka. The townscapes were then constructed in the inner cities, one after another. On the other hand, Din-a-ka become widespread in local towns, following which the city planning committee was organized by the Government-General of Taiwan. City improvement projects were carried out across the entire island from 1910 onward. There was the change in a process of a spread. The project of city improvement on the early stage limited to establishing and extending of specific streets. But after around 1931, the planning of city improvement was required a plan and a system of sustained urban planning. Then the series of shop-houses constructed by the brick structure took place the reinforced concrete. According to morphological research of some representative examples, there were instances of voluntary town development by the administration and the inhabitants. Initially there were improvements in the construction of main streets within the city improvement projects, and the reconstruction of shop-houses along these streets. As time passed, projects were developed throughout the region. At that time, a mutual support organization was formed due to the necessity for backup reconstruction expenses. The characteristics of the town development were strengthened.
著者
酒井 浩二 吉川 秀樹 徳田 仁子 松本 しのぶ 千葉 晃央 西川 潤 中木 直子 高見 茂
出版者
一般社団法人 日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会研究報告集 (ISSN:24363286)
巻号頁・発行日
vol.2023, no.3, pp.180-187, 2023-10-16 (Released:2023-10-16)

大学設置基準改正で,2019年度から大学は学部等が連携して編成する教育課程「学部等連係課程」を置くことができるよう制度化された.本稿では,学部等連係課程の特色を概観し,本学で設置された学部等連係課程「人間健康学群」を事例として,設置の背景,連係学部,教育プログラムの特徴を概説する.社会課題の発見・解決力を修得して社会で活躍するための教育課程として,学部等連係課程の効率性と有効性を考察する.
著者
西川 典子 内田 千枝子 波田野 琢 服部 信孝
出版者
一般社団法人 日本臨床薬理学会
雑誌
日本臨床薬理学会学術総会抄録集 第43回日本臨床薬理学会学術総会 (ISSN:24365580)
巻号頁・発行日
pp.2-C-P-044, 2022 (Released:2022-12-26)

【目的】パーキンソン病(PD)における不安症状は頻度が高く、しばしばQOLの低下や治療薬の忍容性の低下につながる。不安症状に対する治療は抗うつ薬などが推奨されているが、患者は服薬量が増えることを懸念することが多い。対面式の認知行動療法(CBT)はPDのうつ症状治療として有用であることが報告されている。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行発生と研究時期が重なったため、来院せずに自宅で受講可能なオンラインCBTに変更した。オンラインCBTは、うつ病、痛み、糖尿病の治療として、対面式CBTに劣らない有効性が示されている。そこで私たちは、パーキンソン病(PD)の不安に対するオンライン少人数グループCBTの実施可能性および有効性を検討した。【方法】本研究では、不安を有するPD患者を対象として、熟練した臨床心理士により、構造化されたCBTプログラムを8セッション実施した。CBTはZOOMを使用してオンライン方式で行われ、少人数グループは臨床心理士1名とPD患者4名で構成した。同意取得してスクリーニングの後、無作為に実施群と待機後実施群に分け、二群間でCBTによる不安症状軽減を評価して比較した。主要評価項目はHAM-A(ハミルトン不安尺度)の改善度、副次評価項目はHAM-D(ハミルトンうつ尺度)、GAD-7(Generalized Anxiety Disorder-7)、PHQ-9(Patient Health Questionnaire-9)、PDQ39(Parkinson's Disease Questionnaire-39:生活の質の指標)の改善度とした。臨床試験登録システム(UMIN000044247)に登録後、順天堂大学医学部研究倫理委員会の承認(H20-0080)を得て、本研究を開始した。【結果・考察】不安症状を有するPD患者32名が登録し、そのうち28名が研究を完遂した。研究脱落者4名の内訳は、1名が自己都合による中止、2名が待機期間中の抑うつ症状の悪化による中止、1名が併存疾患の手術による中止であった。群間比較試験では、CBT群と待機群との間でHAM-Aの改善度に有意差はなかった。CBT介入前後で比較すると、HAM-Aの改善度に差はなかったが、HAM-DとPDQ-39は有意に改善した。【結論】少人数のオンラインCBTは、PDの不安は改善しなかったが、うつ病とQOLを有意に改善した。
著者
籠谷 公司 西川 賢 廣野 美和 楠 綾子 伊藤 岳
出版者
中央大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2023-04-01

外交的抗議は軍事的行動や経済制裁とは異なり、標的国の国民に物理的な損害を与えない。しかし、安全保障政策が顕著な争点である限り、外国からの否定的な声明でさえも標的国の国民の間に愛国心を引き起こすかもしれない。自国の国益と相手国の対外政策が相反する場合、抗議をしなければ事態の更なる悪化を招き、抗議をすれば相手国内の反発や相手国からの強硬策を招いてしまう。それゆえ、外交的抗議のジレンマが存在する。こうした学術的背景を踏まえ、本研究では「いかなる場合に外交的非難がラリー現象を引き起こし、国家間の緊張を高めるのか」という学術的問いの答えを探す中で、外交的抗議のジレンマの解決策を探る。
著者
西川 稿 土屋 昭彦 高森 頼雪 原田 容治 堀部 俊哉 広津 崇亮
出版者
一般社団法人 日本消化器がん検診学会
雑誌
日本消化器がん検診学会雑誌 (ISSN:18807666)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.237-245, 2021-05-15 (Released:2021-05-17)
参考文献数
6

【背景】がんの早期発見は重要であり,簡便で高精度ながん検査が求められている。広津らによって開発されたNematode-NOSE(以後N-NOSE)は,尿を検体として線虫Caenorhabditis elegans(以後C. elegans)の優れた嗅覚を利用した簡便ながん検査であり,先行研究では95.0%の特異度と95.8%の感度が報告されている。【対象】本研究では消化器系がん74例と非がん30例の尿検体を用いN-NOSEの性能の検証を行った。【結果】N-NOSEインデックスは,がんと非がんで有意差p<0.0001が認められ,ROC解析ではAUC=0.774が示された。がんの感度は81.1%と高く,特異度は70.0%であった。がん種別の感度は食道癌80.0%,胃癌68.8%,大腸癌80.0%,肝細胞癌90.9%,胆道癌100%,膵臓癌80.0%,ステージ別ではIで76.9%,IIで90.9%と早期から高い感度を示し,腫瘍マーカーとの大きな違いが見られた。N-NOSEインデックスと,被験者の年齢,性別,合併症,肝機能,腎機能,尿一般定性には有意な関係性は見られなかった。【結語】これらよりN-NOSEは非侵襲で高感度かつ簡便ながんのリスク検査となり得ることが示唆された。
著者
松田 宙 岩瀬 和裕 藤井 眞 西川 和宏 島田 和典 田中 康博
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.69, no.10, pp.2687-2691, 2008 (Released:2009-04-07)
参考文献数
22
被引用文献数
3 3

患者は40歳,女性.人間ドックで後腹膜腫瘤を指摘され,当センターを受診した.腹部CTでは膵体部頭側に38×25mm大で石灰化を伴った造影される腫瘤を認めた.腹部MRIで腫瘤はT1で低信号,T2で淡い高信号を呈し,比較的濃染された.以上より腫瘤は血流豊富で石灰化を伴う後腹膜腫瘍であり,後腹膜原発神経原性腫瘍や悪性腫瘍の可能性も否定できないため,腹腔鏡下腫瘍摘出術を行った.術中腫瘍後面の剥離に難渋し出血も認めたため,開腹に移行して腫瘍を摘出した.肉眼所見では4×3cm大で被膜に覆われ,割面は淡褐色で一部石灰化による灰白色部分の混在を認めた.組織学的にはhyaline vascular型Castleman病と診断された.リンパ増殖性疾患であるCastleman病は腹部領域に石灰化を伴って発生することは極めて稀であり報告した.
著者
濱野 貴通 高橋 俊行 中島 翠 佐野 仁美 須藤 章 福島 直樹 西川 秀司 武内 利直
出版者
日本臨床免疫学会
雑誌
日本臨床免疫学会総会抄録集 第37回日本臨床免疫学会総会抄録集 (ISSN:18803296)
巻号頁・発行日
pp.158, 2009 (Released:2009-10-21)

好酸球性胃腸炎は,消化管壁への著明な好酸球浸潤による消化器症状を認め,末梢血好酸球が増加する稀な疾患である。 今回,抗アレルギー剤の投与にて治療しえた小児好酸球性腸炎の1例を経験した。 症例は5歳女児。半年前からの繰り返す水様性下痢を主訴に当科を受診した。検査所見にて著明な好酸球増加(WBC 18800 /μl, Eos 54 %),鉄欠乏性貧血,低蛋白血症,便潜血陽性を認め,好酸球性胃腸炎の疑いで入院となった。 入院後,IgE RASTにて卵白,リンゴが陽性であり食事制限を行なったが,症状の改善はなく,検査所見にてWBC 21200 /μl(Eos 76 %) と増悪傾向を認めた。消化管内視鏡検査にて十二指腸球部の粘膜に発赤があり,病理像にて著明な好酸球の浸潤を認めた。 好酸球性胃腸炎と診断し,トシル酸スプラタスト投与を開始したところ,水様性下痢は消失し,7日後にはWBC 11800/μl(Eos 33.0 %)と改善傾向を認め,外来経過観察とした。 経過観察中,再びWBC 13300 /μl(Eos 42.0 %)と上昇傾向を認め,クロモグリク酸ナトリウム投与を追加した。投与2ヶ月後,WBC 5600 /μl(Eos 6.0%)となり,鉄欠乏性貧血,低蛋白血症状も改善した。投与4ヶ月後,便潜血陰性となった。 抗アレルギー剤の投与によって本疾患を治療しえたことは意義があると考え,報告する。
著者
石渡 小百合 西川 徹
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.135-144, 2013 (Released:2017-02-16)
参考文献数
51

近年,N-methyl-D-asparate(NMDA)型グルタミン酸受容体遮断薬が,統合失調症の陽性・陰性症状および認知機能障害と酷似した異常を誘発する現象に基づいて,本症にNMDA受容体の機能低下が関与すると考えられるようになり,『グルタミン酸伝達低下仮説』として広く受け入れられている。この低下を引き起こすメカニズムの1つとして,NMDA受容体のコ・アゴニストで,その機能促進作用をもち生理的活性化に不可欠な,内在性D-セリンの細胞外シグナルが減弱する可能性がある。また,D-セリンを含む,NMDA受容体機能促進物質が,陰性症状,認知機能障害のような難治性症状を改善することが期待され,実際に,臨床試験での効果も報告されている。そこで,本稿では,D-セリンの代謝・機能の分子細胞機構に関する主な知見を紹介し,統合失調症の病態との関連や新しい治療法開発における意義について概説する。
著者
西川 恵子 畠山 義清
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学 (ISSN:03885321)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.185-191, 2013-04-10 (Released:2013-04-25)
参考文献数
31

Sputter deposition of metals into a capture medium with extremely low vapor pressure is a simple and convenient method to generate the metal nanoparticles (NPs) without chemical reactions. By careful selection of the capture medium and its temperature, the size of synthesized NPs can be controlled. Sputtering conditions also play an important role in determining the size of NPs. We synthesized Au NPs in a standard ionic liquid, 1-butyl-3-methylimidazolium tetrafluoroborate by systematically varying the sputtering conditions. It is proved that the temperature of the target and applied voltages have a strong influence on the size of Au NPs, while the working distance between the target and the surface of the capture media, sputtering time, and discharge current have little or no influence. Lower temperatures of the ionic liquid and of the target and higher applied voltage are desired for generating size-controlled smaller NPs.
著者
藤田 岳 上原 奈津美 山下 俊彦 西川 敦 河合 俊和 鈴木 寿 横井 純 柿木 章伸 丹生 健一
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 (ISSN:24365793)
巻号頁・発行日
vol.126, no.3, pp.181-184, 2023-03-20 (Released:2023-04-01)
参考文献数
12

頭頸部外科領域にロボット手術が保険適応となり, 耳鼻咽喉科医にとってもロボット手術は身近な存在となってきた. しかし泌尿器・消化器領域で発展してきた手術ロボットを, そのまま耳や鼻の手術に応用することはまだ難しい. 私達は経外耳道的内視鏡下耳科手術 (Trans-canal Endoscopic Ear Surgery : TEES) を支援するロボットの研究・開発を複数の大学の工学部と共同で行っている. 手術ロボットの研究を通して, 自分たちの手術の特徴や問題点を改めて見直す機会が得られている. 本稿では, これまでの耳科手術用ロボットや内視鏡保持ロボットについて概略を述べ, 現在研究中の TEES 支援ロボットのコンセプトと試作機について述べる. また, 将来ロボット自身が自律的に手術を行うことを目標とした, ロボットの自律レベル向上に向けた研究についても紹介する.
著者
西川 和明 椿 博幸 森田 守
出版者
耳鼻咽喉科臨床学会
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 補冊 (ISSN:09121870)
巻号頁・発行日
vol.1992, no.Supplement59, pp.73-79, 1992-12-20 (Released:2012-11-27)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

The total number of the cases was 437. The site of the foreign bodies was the ear (141), nose (94), oral cavity and pharynx (101) esophagus (84), trachea and bronchus (17).The most frequent foreign bodies in the ear were toys in children under 5 years old and insects in adults.The insects were common from July to September.The most frequent foreign bodies in the nose were toys in children under 10 years of age.The foreign bodies in the oral cavity and pharynx were mainly found in the oropharynx. Fish bones were most common.Most of the foreign bodies of the esophagus were found at the cricopharyngeus.Coins were the most frequent foreign bodies in children. Fish bones and prosthesis were the main foreign bodies in adults.Most of the foreign bodies of the trachea and bronchus were in children under five years of age. There was no marked difference infrequency between right and leftbronchus.