著者
香川 実恵子 松本 美鈴 畑江 敬子
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.215-226, 2006-06-20 (Released:2013-04-26)
参考文献数
31
被引用文献数
1

Mieko Kagawa Misuzu Matsumoto Keiko Hatae The changes in the food texture of squid muscle boiled in water (WA), an 18% salt solution (SA), and 100%soy sauce (SO) for 1,5,10, and 30 min were investigated by a sensory evaluation of the texture and measurements of the total weight, moisture content, salt concentration, pH value, mechanical properties, and protein composition. The samples cooked in SO had the highest hardness, followed by the samples in SA and then those in WA. Longer boiling in WA made the meat softer, but had no such effect on the samples boiled in SA and SO. The moisture content of the muscle boiled in SA and SO decreased with increasing boiling time, particularly so in SO. The results from the sensory evaluation of the texture, mechanical properties, and protein composition analysis show different textural properties of the muscle samples boiled in SO from those in SA. Boiling in SO for a short time made the skin tough. It seems that some components in SO other than sodium chloride influenced the physical properties of the muscle and skin of the squid.
著者
秋田 朋子 中祖 直之 松浦 晃宏 松本 浩実 萩野 浩
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2015, 2016

【はじめに,目的】世界有数の長寿国である我が国において,医療技術の進歩,健康志向の高まりにより,今後もさらに平均寿命が延びると予想される。同時に,要介護者の割合も年々増加し,介護予防は大きな課題である。要介護状態となる原因の一つとして,加齢に伴い筋肉量が低下するサルコペニアがあげられる。サルコペニアを引き起こす要因は複数あるが,中でも活動量の不足は中核的な問題であり,特に退職後の高齢期における活動量の減少が懸念される。一方,山間地域では高齢期にも農業に従事する者が多く,その場合の活動量は高く維持されると考えられる。そこで,本研究では,山間地域在住高齢者におけるサルコペニア有症率を調査し,さらに農業への従事がサルコペニアに関連するかを検討した。【方法】鳥取県西部の山間地域で実施された特定健診において,平成26年または27年に受診した65歳以上の高齢者で,研究参加への同意の得られた281名(年齢75.4±6.8歳,男性105名,女性176名)を対象とした。自己記入式アンケートおよび問診にて,運動器疾患の診断歴,現在の職業と農業従事の有無などを聴取した。サルコペニアの判別はEWGSOPの診断アルゴリズムに従った。補正四肢骨格筋量低下はインピーダンス法により測定し,Tanimotoらの基準(男性7.0kg/m<sup>2</sup>未満,女性5.7kg/m<sup>2</sup>未満)を採用した。そのうち,握力低下(男性30kg未満,女性20kg未満)もしくは歩行速度の低下(0.8m/s以下)のある者をサルコペニアと定義した。統計解析は,サルコペニア群と非サルコペニア群間で説明変数の差の検定を行った。次に単変量解析にて有意差の認められた項目を説明変数とし,年齢と性別を調整変数,サルコペニアの有無を従属変数とするロジスティック回帰分析を行い,サルコペニアの有無に関連する要因を検討した。有意水準は5%未満とした。【結果】農業従事者155名中11名(7.1%)がサルコペニアに該当し,非従事者は126名中19名(15.1%)がサルコペニアに該当した。対象者全体の有症率は10.7%であった。サルコペニア群と非サルコペニア群間における単変量解析では,年齢(P<0.001)と農業従事の有無(P<0.05)に有意な差を認めたが,その他には認めなかった。サルコペニアの有無を従属変数とし,農業従事の有無を説明変数,年齢と性別を調整変数として行ったロジスティック回帰分析においては,農業従事の有無は有意な関連を認めず(odds ratio=0.61,95%CI:0.25-1.43,P=0.254),年齢にのみ有意な関連を認めた(odds ratio=1.19,95%CI:1.11-1.27,P<0.001)。【結論】山間地域の高齢者においては,農業従事者はサルコペニアの有症率が有意に低いという結果を得た。これは農業を行うことが身体活動性を高く維持し,サルコペニアの発症頻度を軽減させる可能性を示唆する。また,サルコペニアは農業活動以上に加齢の影響を受けやすいことが考えられた。
著者
松本 真知子 富樫 広子 吉岡 充弘 齋藤 秀哉
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.94, no.4, pp.207-222, 1989 (Released:2007-02-20)
参考文献数
215
被引用文献数
2

The role of serotonin (5-HT) in blood pressure (BP) regulation was reviewed. Central and peripheral 5-HT receptors can be divided into three receptor subtypes: 5-HT1 (5-HT1A, 5-HT1B, 5-HT1C), 5-HT2 and 5-HT3 receptors. The selective agonists and antagonists of these receptor subtypes are useful for investigating the BP regulation by 5-HT. The central 5-HT1A receptor agonist 8-hydroxy-2-(di-n-propylamino) tetralin (8-OH-DPAT) produced hypotension and decreases in sympathetic nerve activity (SNA). This suggests that central 5-HT may cause decreases in both BP and SNA via 5-HT1A receptors. Since the 5-HT2 receptor antagonist ketanserin, which has an antihypertensive effect, decreased SNA and the 5-HT2 agonist 1-(2, 5-dimethoxy-4-iodophenyl)-2-aminopropane (DOI) increased SNA, central 5-HT2 receptors may be connected with the 5-HT-induced increases in both BP and SNA. On the other hand, ketanserin's antihypertensive effects via its 5-HT2 receptor blocking action in the vascular system indicates that peripheral 5-HT may contribute to the initiation or the maintenance of elevated vascular resistance in several forms of hypertension including essential hypertension. However, ketanserin also possesses α1-adrenoceptor blocking action, and its precise antihypertensive mechanism has not been established. Further study of the antihypertensive mechanism of ketanserin will help clarify the precise role of 5-HT in BP regulation.
著者
佐藤 扇 松本 敏彦
出版者
日本顎口腔機能学会
雑誌
日本顎口腔機能学会雑誌 (ISSN:13409085)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.103-114, 2007-02-28
参考文献数
65
被引用文献数
3

無難聴性耳鳴を伴う顎関節症(OMS群)と耳症状のない顎関節症(TMD群)の2群の(1)顎関節MR撮像による関節円板の動態,円板変形や関節液像の有無,(2)顎関節側方規格や頤-頭頂方向のX線写真上の下顎頭位,(3)顎関節側方X線規格写真上に転写した終末蝶番軸点の位置,(4)咬合分析による下顎頭偏位の三次元的分析などの運動論的検討に加え,(5)DPOAE(歪成分耳音響放射)による蝸牛外有毛細胞の活動様相,(6)SR(音響性耳小骨筋反射)による脳幹反射弓の遠心路の反応,(7)TM(ティンパノメトリー)によるIMP(鼓膜インピーダンス)とPRS(ピーク圧)などの他覚的耳科学検査を施行して,顎関節症に伴う耳鳴の機序を検討した.その結果,OMS群は,TMD群に比較して(1)変形円板が有意に多く,(2)顎関節側方X線規格写真上に転写した終末蝶番軸点は有意に後方位を示し,(3)咬合分析では,Lat(内外方向偏位量)をSag(前後方向偏位量)で除して算出されるベクトルLat/Sag(偏位方向)が有意な相違を示した.他方,耳科学検査ではOMS群は,TMD群に比較してSRの(4)反射閾値が患側耳で有意に高く,(5)潜時L_1が対側耳で有意に短く,(6)対側耳のPRS(ピーク圧)が有意な陰圧傾向を示した.しかし(7)DPOAEの差違はみられなかった.以上の結果から,無難聴性耳鳴を伴う顎関節症には患側下顎頭の回転半径の小さい捻れを示唆する運動論的特徴が窺われ,DPOAEに差違がみられないにも拘わらず,患側の一側耳でのみ示されたSR反射閾値の差違から,下顎頭の捻れによる関節包の侵害刺激が三叉神経節から上オリーブ核へと投射する可能性が示唆された.
著者
松本 修一 平島 浩一郎 國府方 久史 川嶋 弘尚
出版者
社会技術研究会
雑誌
社会技術研究論文集 (ISSN:13490184)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.131-138, 2010

積載量制約のある複数車両による辺巡回配送計画問題は,容量制約つき枝巡回問題とも呼ばれ,節と辺によるネットワーク上で,辺にデマンドがある場合において,配送拠点から容量制約つきの車両がデマンドのあるすべての辺を巡回し配送拠点へ戻るときの巡回総コストが最小となるルートを求める問題である.配車配送計画の効率化には,ネットワークの節にデマンド指定がある車両巡回問題が用いられる例が多い.しかし,郵便配達のようなデマンドが密集した場合や,道路清掃など道路区間そのものにサービスを行う場合には,辺にデマンド指定があるCARPのアプローチの方が適している.本研究では模擬焼きなまし法を用いたCARPの近似解法を提案した.
著者
落合 和徳 松本 和紀 寺島 芳輝
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.365-369, 1994-10-20 (Released:2010-03-12)
参考文献数
9
被引用文献数
1

月経前症候群 (PMS) は月経前, 3~10日の間続く精神的あるいは身体症状で, 月経開始とともに減退ないし消失するものと定義されている。原因としては, エストロゲン・プロゲステロン失調説, βエンドルフィン上昇説, ビタミンB6欠乏説, 低血糖説, 自己免疫説などが提唱されているが, いまだ定説はない。したがって治療も多岐にわたって試みられており, 治療効果を客観的にとらえる必要がある。そこで我々は臨床症状を精神, 神経, 乳房, 水分貯留, 胃腸, 皮膚などの各症状に大別しそれぞれに0-20点を与え総計100点となるPMSスコアを作成した。治療前後で比較し, 治療前値の30%以下になったものを著効, 31~60%を有効とし桂枝茯苓丸エキス剤 (TJ-25) の効果を検討した。実証のPMS患者4名に投与したところ2名が著効, 2名が肩効であり副作用もなく, TJ-25の有効性が示された。
著者
松本 知大 渡邊 明子 髙木 寛 長谷川 靖司 中田 悟 田中 宏幸
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.9-14, 2018-03-31 (Released:2018-04-18)
参考文献数
11

我が国の関節疾患患者数は増加の一途を辿っており,健康寿命を縮め,介護が必要となる疾患であることから,有効な予防,改善策が望まれている.本研究では,関節軟骨成分の代謝に着目して,関節疾患に有効な食品素材の探索を行った.その結果,ノブドウエキスが炎症性サイトカインによるNFκBシグナルの亢進を抑制することで,ヒアルロン酸の代謝異常を改善することを見出した.また具体的な効果として,コラーゲン誘発関節炎マウスに対する関節炎発症抑制効果も示した.ヒト有効性試験においては,ノブドウエキス含有飲料を3ヶ月間摂取することで,生活活動時の膝関節の違和感,痛み,屈曲角度の改善がみられた.以上の結果より,ノブドウエキスには関節軟骨成分の代謝異常を改善する効果があり,ノブドウエキス含有飲料の摂取により関節疾患を予防,改善する効果が期待できる.
著者
松本 清美 小泉 典章
出版者
信州公衆衛生学会
雑誌
信州公衆衛生雑誌
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.64-65, 2010-08

自殺者数が12年連続で3万人を超える状況の中、自殺総合対策大綱に基づき、平成20年9月10日(世界自殺予防デー)に、自殺の問題を抱えた多くの人が相談しやすい体制の整備を図る一環として内閣府からの委託を受け、自殺予防を目的とした専用電話「こころの健康相談統一ダイヤル」を開設した。開設から平成22年3月までの267件の電話相談について状況を分析したところ、利用者は男女差がなく、うつ状態ではあるが、自殺の危険度は低い方の相談が多く、傾聴を中心とした受容と共感することの重要性と、相談を契機に介入が可能という行政機関の電話相談の役割がわかった。
著者
三島 弘幸 門田 理佳 尾﨑 真帆 服部 淳彦 鈴木 信雄 筧 光男 松本 敬 池亀 美華 見明 康雄
出版者
日本再生歯科医学会
雑誌
日本再生歯科医学会誌 (ISSN:13489615)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.11-22, 2014 (Released:2016-05-11)
参考文献数
20
被引用文献数
1

本研究はメラトニンが象牙質の組成や組織構造に及ぼす影響を分析学的及び組織学的に解析することを目的とした.本研究は出生後5日,6日,7日令のSDラットを用いた.メラトニン投与群では象牙前質に石灰化球が多く見られ,投与濃度上昇につれ象牙前質中の石灰化球数は増加し,大きさも大きくなった.ALP染色は対照群と比べて高濃度群により強い青紫色のALP発現が見られ,メラトニン投与濃度が上昇するにしたがって,象牙芽細胞のALP発現が強くなった.SEM-EDS分析,EPMA分析では,昼間,夜間試料共に投与群でCa及びPが多く含有していた.顕微レーザーラマン分光分析は,PO43-ピークが高濃度群でピークが高く,半価幅も狭まり,メラトニン投与によって,PO43-の分子配向性,アパタイト結晶性が良好となった事が判明した.メラトニンは象牙質の組織形成を促進し,石灰化を亢進し,象牙質の石灰化に影響を及ぼすと考察される.
著者
松本 麻友子 速水 敏彦 山本 将士
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.87-90, 2013-07-30 (Released:2013-08-28)
参考文献数
11
被引用文献数
1 1

This study investigated what influences assumed competence in high school students. In Study 1, the association between assumed competence and interpersonal relationships was examined. The results showed that good relationships with school teachers reduced assumed competence. In Study 2, a semi-structured interview of class teachers was conducted about their relationships with the students. The results suggested that teachers' deep understanding of each student in the class was an important factor for the decline of the students' assumed competence.
著者
松本 恭幸
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.9, pp.440-445, 2018-09-01 (Released:2018-09-01)

地方紙のデジタル化の進捗状況は,個々の地方紙の抱える条件が大きく異なり,電子版の有料化についても違った対応をしている。だが今後,紙媒体の購読者が減少する中,単にニュース記事の課金ビジネスだけで乗り切ることは出来ないだろう。本稿では地方紙が今後もローカルジャーナリズムの担い手としての役割を維持していくため,ニュース配信以外にも様々なコンテンツやサービスの提供によるデジタル事業のマネタイズ化,合理化が求められる紙面づくりへの市民参加の可能性の追求,宅配網を維持するための販売店の多角化,地方紙のリソースを活かした新規事業開発等の必要性について,様々な先進的な取り組みの事例をもとに紹介する。
著者
田原 和美 吉川 洋子 松本 亥智江 松岡 文子 平井 由佳 Kazumi TAWARA Yoko YOSHIKAWA Ichie MATSUMOTO Yuka HIRAI
出版者
島根県立大学短期大学部出雲キャンパス
雑誌
島根県立大学短期大学部出雲キャンパス研究紀要 (ISSN:18824382)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.71-76, 2009

10年前と比較して看護学生の社会的スキルや自尊感情について変化があるのか、1999年度1年次生と2008年度1年次生の2群で、和田(1992)のソーシャルスキル尺度改訂版とジャニスとフィールドの自尊感情尺度(SE測定尺度)日本語版に改定を加えた遠藤ら(1974)の尺度を用い比較した。それぞれの尺度の合計得点、下位尺度ごとの比較において有意差はみられず、今回の比較では1999年度と2008年度の看護学生の社会的スキルと自尊感情に変化はなかった。その理由として、青年期の特性の影響、看護を学ぶ学生の特性、用いた尺度による影響が考えられた。
著者
芝 哲史 笹田 耕一 卜部 昌平 松本 行弘 稲葉 真理 平木 敬
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.90-108, 2011-03-16

本稿では,Ruby 処理系とほぼ完全な互換性を持つ AOT コンパイラの設計と実装について述べる.Ruby は数多くのライブラリを持ち,数多くの環境をサポートしているプログラミング言語の 1 つである.本研究では,Ruby 処理系との互換性,および可搬性に優れた手法を用いて,既存のすべての Ruby プログラムを,Ruby がサポートするすべての環境で高速化することを目標としている.我々は,この目標を達成するために,Ruby スクリプトをコンパイルしたバイトコード列を C 言語に変換し,Ruby 処理系の仮想マシン (RubyVM) 上で動作させる AOT コンパイラを開発した.開発した AOT コンパイラは,生成する C 言語ソースコードを RubyVM のメソッド呼び出し機構,例外処理機構などを利用して動作させることで,Ruby 処理系との互換性をほぼ完全に保ちながら,Ruby プログラムの実行を高速化する.本稿では開発した AOT コンパイラの設計と実装,開発によって得られた知見について詳しく解説する.そして,開発した AOT コンパイラの機能と性能を評価する.
著者
松本 武浩 川崎 浩二
出版者
長崎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

地域完結型医療の推進に伴い、専門疾患も診療所管理へと変わってきたため、専門診療を支援する仕組みが必要である。がん疾患では、地域連携パスが期待されたが、充分に機能していない。診療所管理の際に専門家が関与できないことが一因と考え、ネットワーク型の地域連携パスを開発した。専門家による診察内容をシステム上に展開し、必要な検査データを自動で格納することで、専門外の医師による専門診療を可能とし、その結果により専門家が異常と判断する条件を組み込み、該当患者を一覧表示することで、診療所管理時でも検査追加の判断や増悪等を早期認識できるシステムを開発した。今後は本システムの評価を行う必要がある。