著者
堀内 朗 牧野 敏之 梶山 雅史
出版者
日本メディカルセンター
巻号頁・発行日
pp.577-581, 2015-04-20

当院におけるプロポフォールを用いた診断目的の消化管内視鏡検査の鎮静法は,翼状針を上肢に留置後,年齢に基づいて決定した初期投与量をボーラス投与している.体動や舌の動きが消失しないときや嘔吐反射や体動が出現した場合は,1回20~40mgずつ追加投与して十分な鎮静を得る.呼吸抑制がマスクされるおそれがあるため,酸素はSpO2が90%以下に低下したときのみ投与している.細径スコープを使用するとプロポフォールの投与量が少ない傾向にあるので有用である.検査後,看護師との会話が可能で5m程度の歩行が問題ない状態をフルリカバリーと判断している.プロポフォール投与総量が200mg以下の場合,検査終了1 時間後には自動車を運転して安全に帰宅可能な状態に回復する(駒ヶ根プロポフォール鎮静法).
著者
土屋 桂 堀田 国元
出版者
拓殖大学
雑誌
拓殖大学理工学研究報告 (ISSN:09198253)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.21-30, 2004-10-20

The chemical properties of the acidic electrolyzed water were reviewed in their possible role as a bactericidal factor. In connection with this, chemical substance structure, chemical reaction, oxidation-reduction potential (ORP), Nernst's equation, pH, Pourbaix diagram and available chlorine concentration (ACC) necessary for understanding the chemical properties were outlined. Based on the results of the bactericidal tests against Bacillus subtilis, the following concluding remarks on the bactericidal activity of the acidic electrolyzed water were obtained. 1) Bactericidal activity is mainly dependent on available chlorine in the form of HClO and Cl_2. 2) At ordinery pH, H^+ has no direct contribution to the bactericidal activity at ordinary pH except for its effect on the ratio of HClO and ClO^-. 3) ORP has no direct role to the bactericidal activity. 4) Radicals are not contributive as the original basis for the bactericidal effect.
著者
堀井 健司
出版者
日本出版学会
雑誌
出版研究 (ISSN:03853659)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.99-124, 2010

<p>江戸最末期,福澤諭吉の著作『西洋事情』は,日本に「コピライト」概念を紹介した.皮肉なことに,この『西洋事情』をはじめ福澤の前期著作には,偽版が多く出された.</p><p>本稿では,福澤諭吉『西洋事情』と,従来その偽版と位置づけられてきた黒田麴廬(行次郎)校正『増補和解 西洋事情』をとりあげ,その分析を通して福澤や黒田がもつ版権についての認識を浮き彫りにし,この時期の偽版,重版の意味を捉えるきっかけになればと思う.</p>
著者
岡崎 好秀 宮城 淳 堀 雅彦 東 知宏 中村 由貴子 小坂田 弘子 紀 螢 Bazar Oyuntsetseg Rodis Omar 松村 誠士 下野 勉
出版者
一般財団法人 日本小児歯科学会
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.693-700, 2002-09-25 (Released:2013-01-18)
参考文献数
37
被引用文献数
2

齲蝕のない3~5歳の小児114名を対象として,Dentocult-SM®strip Mutansテスト(Orion Diagnostica社製)を用い,ミュータンス連鎖球菌数について調べた。また小児の生活習慣に関する15問のアンケートを実施した。そしてミュータンス連鎖球菌数とアンケート項目との関係について数量化理論II類を用い解析した。さらに上位にランクされた項目についてはχ2検定を用い検討を加えた。1.Dentocult-SM(R) Strip mutansテストの判定結果の分布は,クラス0は69.3%(79/114名),クラス1は21.9%(25/114名),クラス2は8.8%(10/114名)であり,クラス3は1人もいなかった。2.以下の項目はミュータンス連鎖球菌数と有意に関係していた。1)間食の不規則摂取(χ2検定p<0.01)2)間食回数3回以上(χ2検定p<0.01)3)甘味飲料を多く飲む(χ2検定P<0.05)4)保護者の齲蝕が多い(χ2検定p<0.05)5)間食後の歯磨きをしない(χ2検定P<0.05)以上より,これらの項目に対する保健指導を行えば,ミュータンス菌の定着のリスクが減少し,ひいては小児の齲蝕予防につながることが期待できる。
著者
中尾 義則 平 知明 堀内 昭作 河瀬 憲次 向井 康比己
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.74, no.4, pp.275-280, 2005-07-15
被引用文献数
1

イチョウは雌雄異株であるが, 現在, 雌雄の判別は生殖器官の観察によるしかない.そこで, 染色体における雌雄の違いについて調査した.染色体数は雌雄ともに24本(12対)であった.付随体を持つ染色体の数は, 雄株と雌株それぞれ3本と4本であった.これら付随体の2本はもっとも大きな中部動原体型染色体の短腕にあり, その他の雄株の1本と雌株の2本は次中部動原体型染色体の長腕にあった.CMA染色の結果, 雌雄ともに2本のもっとも大きな中部動原体型染色体の短腕と2本の次中部動原体型染色体の長腕のそれぞれの二次狭窄部に, 合計4か所の黄色いバンドが認められた.5S rDNAと26S-5.8S-18S rDNAをプローブとしたFISH解析で両領域ともに二次狭窄部に位置し, 雌雄間に違いはなかった.また, これらの位置はCMAバンドと同様の場所に検出された.したがって, イチョウの雌雄性の判別は付随体の数によって判別できるが, 5S rDNAと26S-5.8S-18S rDNAをプローブとしたFISHシグナルやCMA染色では判別できないことが明らかとなった.
著者
佐藤 朝美 椿本 弥生 荒木 淳子 堀田 博史 松山 由美子 中村 恵 松河 秀哉
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究では、園と保護者が連携し、パートナーシップの関係性を構築するためのポートフォリオを開発することを念頭に、設計要件を導くための調査を行った。写真を共有するシステムを利用している保育者と保護者へインタビューを行い、パートナーシップの構築のために、保育者と保護者の互いの専門的知識を提供し合う方法が課題として挙げられた。そこで、保護者が園から提供された情報をもとに子どもの成長や学びについて深く考えていくために、園生活や活動の意義、園や先生の役割、保護者の成長と園との関連について振り返る支援を行うワークショップを開発・実践した。保護者の意識が変化し、そこから保育者との相互理解の可能性が示唆された。

3 0 0 0 OA 赤堀料理全書

著者
赤堀峰吉 等著
出版者
大鐙閣
巻号頁・発行日
vol.第1編 (四季の料理), 1917
著者
吉田 充 三好 恵子 堀端 薫 水上 裕造 竹中 真紀子 安井 明美
出版者
公益社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.11, pp.525-530, 2011-11-15 (Released:2011-12-31)
参考文献数
14
被引用文献数
12 13

日本人の主食である炊飯米からのアクリルアミド摂取寄与を推定するために,炊飯米に関して臭素化誘導体化GC-MS法による低濃度での定量分析法を確立し,アクリルアミドの測定を行った.本分析法の玄米おけるLOQは0.20 μg/kg,LODは0.09 μg/kg,発芽玄米では,LOQは0.17 μg/kg,LODは0.07 μg/kg,精白米では,0.14 μg/kg,LODは0.06 μg/kgであった.2種類の家庭用炊飯装置で炊飯を行った結果,米に生じたアクリルアミドの濃度は,発芽玄米,玄米,精白米の順であった.IH真空圧力炊き炊飯器の1機種を用いた炊飯ではいずれの米の場合も,電子ジャー炊飯器の1機種を用いた炊飯よりもアクリルアミド濃度は低く,業務用炊飯装置の1機種による炊飯ではさらにアクリルアミド濃度は低かった.この炊飯器の違いによるアクリルアミド濃度の差は,炊飯時の温度履歴の違いと高温になる鍋肌の材質の違いによると考えられた.本測定結果を日本人の炊飯米の摂取量と合わせて考えると,他の食品を含めたアクリルアミドの摂取量全体に対して,炊飯した精白米からのアクリルアミド摂取の寄与は小さいことが確認された.玄米および発芽玄米についても,IH真空圧力炊き炊飯器や業務用炊飯器で炊飯すれば,アクリルアミド摂取に対する寄与率は小さいが,焦げを生じさせるとその寄与はアクリルアミドの摂取源の一つとして無視できないものとなり得る.
著者
飯島 慈裕 堀 正岳 篠田 雅人
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2016, 2016

1. はじめに <br>ユーラシア大陸での冬季寒気形成は、モンゴルにおいて家畜が多大な被害を受ける寒害(ゾド:Dzud)を引き起こす主要な自然災害要因である。12~3月にかけての低温偏差の持続が、家畜被害と直結する。寒気形成は、継続した積雪面積の拡大と上空の強い低温偏差の維持が関係し、ユーラシアでの地上の低温偏差の強化は、上空に移流してくる北極由来の強い寒気が近年の要因の一つと考えられている(Hori et al., 2011)。特に、北極海の一部であるバレンツ海の海氷急減と対応して、北極の低気圧経路が変わり、それがシベリア高気圧の北偏を促して大陸上への寒気の移流を強めるパターンが提唱されている(Inoue et al. 2012)。 <br>本研究では、2000年代以降のユーラシアでの寒気流出・形成パターンの特徴をとらえるため、再解析データを用いた寒気流出事例の抽出と、その気候場の特徴を明らかにするとともに、高層気象、地上観測データと衛星による積雪被覆データから、ユーラシア中緯度地域での寒気形成について、近年の大規模なゾド年であった2009/2010年冬季を対象として事例解析を行った。<br><br>2. データならびに方法 <br>本研究では、はじめに長期的な寒気流出状況を明らかにするため、1979~2014年の欧州中期予報センター(ECMWF)の再解析データ(ERA-interim)を用いて、北極由来の寒気流出頻度を算定した。寒気流出は、冬季(12~2月)のバレンツ海領域(30-70˚E, 70-80˚N)とユーラシア中緯度領域(40-80˚E, 30-50˚N)との地上気温の15日移動相関が有意となり、かつバレンツ海領域で気温が正偏差の場合とした。 <br>また、2009/2010年冬季でのモンゴル国ウランバートルでの高層気象データ(NOAA/NCDC Integrated Global Radiosonde Archive)とウランバートル周辺でのJAMSTECによる地上気象観測データから、上空寒気移流と逆転層発達に伴う寒気形成過程を解析した。 &nbsp;<br><br> 3. 結果 <br>1979~2014年冬季の北極由来の寒気流出イベント数の時系列によると、2000年以前は、39事例であり、頻度は最大5回、平均1.8回であった。一方、2001~2014年は46回あり、最大7回(2006年)で、平均して3.3回であった。これは、毎月1度は北極由来の寒気移流が起きる状況が近年継続して現れていることになり、その頻度が増えていることを意味している。この長期変化傾向に対応して、2000年代以降は、バレンツ海領域では冬季の気温上昇、ユーラシア中緯度領域では低下傾向が有意に現れていた。 <br>続いて、2009年12月のウランバートルでの寒気形成事例を解析した。12月10~19日にかけて、地上気温が-30℃以下となる寒気が継続している(①期間)。この事例では、9日以降上空の寒気移流と対応して地上の下向き長波放射が急減している。2009年は11月からモンゴルの積雪が拡大しており、放射冷却が進みやすい条件となった。この間、地表から対流圏下層はシベリア高気圧の発達による弱風条件が継続したこともあり、接地逆転層が安定して維持・発達し、寒気が長期間にわたって形成・維持される環境となった。一方、12月24日以降も同様に上空の強い寒気移流があった(②期間)。しかし、対流圏中層から地上まで風速が10m/s以上に達する撹乱によって逆転層の形成が阻害され、-30℃以下の寒気継続は4日間程度と短かった。 <br>以上の結果から、ユーラシア中緯度上空には、北極気候変化に関連してもたらされる強い寒気移流、下向き長波放射量の減少、広域の積雪被覆状態、高気圧発達よる撹乱の減少、によって地表面放射冷却が強まり、逆転層の形成・維持によって異常低温が継続されたと考えられる。今後は、広域積雪をもたらす大気状態と、その後の寒気形成との関係などについて、さらに解析を進める予定である。
著者
堀江 秀樹
出版者
日本茶業学会
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.2018, no.126, pp.1-8, 2018-12-31 (Released:2021-01-01)
参考文献数
56

抹茶の需要が拡大している。本稿においては,抹茶の品質と成分の関係,泡立ちや粒度に関する研究,抹茶の機能性に関わる研究の現状について紹介した。
著者
堀江 岳 関谷 聡大 金子 雄一郎
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F3(土木情報学) (ISSN:21856591)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.II_28-II_33, 2015

本研究は,最近東京圏の鉄道で列車の運転見合わせが頻発している状況を踏まえ,鉄道事業者が公式Twitter上で提供している運行情報を用いて,運転見合わせの発生状況や情報提供の実態を分析したものである.具体的には,運転見合わせの発生頻度や原因別内訳,支障時間の特性,運転再開見込み時刻の誤差などを把握した.その結果,発生頻度は人身事故等の部外原因が多いものの,土木・電気施設の点検・故障等の部内原因も3割近く発生していること,運転見合わせによる支障時間は原因によって大きく異なり,特に土木・電気施設関係でばらつきが大きいこと,運転再開見込み時刻の提供は人身事故のケースを中心に行われており,実際の再開時刻との誤差は,全体の約7割で±15分以内であることなどがわかった.
著者
堀辻 麻衣 森田 美穂 井上 明典 北谷 典丈
出版者
日本化粧品技術者会
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.181-187, 2019

<p>近年,コットン等にとってふきとるような動作で使用する,「ふきとり化粧水」の効果や重要性への注目度が高まっている。ふきとりに際して使用する液や日常のスキンケアに対する「ふきとり行為」の追加が皮膚に与える作用については報告があるものの,コットンによるふきとりという行為が皮膚に与える影響とそのメカニズムを解明するには,さらなる検討が必要であった。本研究では,この行為に着目し,ふきとりの作用と機能を明らかにすることを目的として,コットンによるふきとりとパッティングが皮膚状態および皮膚成分に与える作用を比較した。2週間の連用試験の結果,ふきとりを行った部位について,試験開始前のメラニンインデックスが高い測定参加者ほど値の低下が大きかった。さらに,コットンに付着した角層由来タンパク量について,パッティング使用した場合と比較して,有意に多いにもかかわらず,角層厚に変化はみられなかった。これらの結果から,ふきとり行為にはメラニンを含む角層の除去と同時に新たな角層の生成を促進する機能があることが示唆された。さらに,ジヒドロキシアセトンを適用した人為的なサンレスタンニング部に対する適用試験により,ふきとりの角層交換促進作用が確認された。本研究により,コットンによるふきとりが角層交換促進機能を有し,これによって色素を含んだ角層が減少することで,皮膚色を明るくする作用を発揮していることが示された。</p>
著者
千葉 隆司 貞升 健志 長島 真美 熊谷 遼太 河上 麻美代 浅倉 弘幸 内田 悠太 加來 英美子 糟谷 文 北村 有里恵 小杉 知宏 鈴木 愛 永野 美由紀 長谷川 道弥 林 真輝 林 志直 原田 幸子 藤原 卓士 森 功次 矢尾板 優 山崎 貴子 有吉 司 安中 めぐみ 内谷 友美 神門 幸大 小林 甲斐 長谷川 乃映瑠 水戸部 森歌 三宅 啓文 横山 敬子 吉田 勲 浅山 睦子 井田 美樹 上原 さとみ 小野 明日香 河村 真保 小西 典子 小林 真紀子 齊木 大 下島 優香子 鈴木 淳 西野 由香里 村上 昴 森田 加奈 吉丸 祥平 木本 佳那 新藤 哲也 堀田 彩乃 小林 千種 大塚 健治 吉川 聡一 笹本 剛生 稲葉 涼太 小峯 宏之 佐伯 祐樹 坂本 美穂 塩田 寛子 鈴木 淳子 鈴木 俊也 高久 靖弘 寺岡 大輔 中村 絢 成瀬 敦子 西山 麗 吉田 正雄 茂木 友里 飯田 春香 伊賀 千紘 大久保 智子 木下 輝昭 小杉 有希 斎藤 育江 高橋 久美子 立石 恭也 田中 優 田部井 由紀子 角田 徳子 三関 詞久 渡邊 喜美代 生嶋 清美 雑賀 絢 鈴木 仁 田中 豊人 長澤 明道 中村 麻里 平松 恭子 北條 幹 守安 貴子 石川 貴敏 石川 智子 江田 稔 岡田 麻友 草深 明子 篠原 由起子 新開 敬行 宗村 佳子 中坪 直樹 浜島 知子 野口 俊久 新井 英人 後藤 克己 吉原 俊文 廣瀬 豊 吉村 和久
出版者
東京都健康安全研究センター
雑誌
東京都健康安全研究センター研究年報 (ISSN:13489046)
巻号頁・発行日
no.71, pp.39-46, 2020
著者
大久保 智生 堀江 良英 松浦 隆夫 松永 祐二 永冨 太一 時岡 晴美 江村 早紀
出版者
法と心理学会
雑誌
法と心理 (ISSN:13468669)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.112-125, 2013 (Released:2017-06-02)

本研究の目的は、香川県内の事業所の店長と店員を対象に聞き取り調査を行い、万引きの実態と万引きへの対応と防止対策の効果について検討することであった。香川県内の店舗の店長90名と店員110名が聞き取り調査に参加した。店長を対象とした聞き取り調査の結果、業種によって万引きの実態も対応や防止対策も異なっていた。また、対応では学校への連絡が効果的であり、防止対策ではソフト面の整備が効果的であることが明らかとなった。店員を対象とした聞き取り調査の結果、アルバイト・パートは、万引きを見た経験がないことが多く、防犯意識が低かった。万引きの多い店舗では、万引きに関する規範意識が低かった。以上の結果から、店舗全体で万引き防止に対する意識を高めていくことの必要性が示唆された。