著者
宮澤泰著
出版者
[宮澤泰]
巻号頁・発行日
1998
著者
宮澤 知之
出版者
佛教大学
雑誌
歴史学部論集 (ISSN:21854203)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.53-63, 2015-03-01

中国貨幣史を跡づけるとき、国家財政で用いる貨幣と市場で流通する貨幣が一致しないことがある。それは貨幣の種類の違いであったり、貨幣機能の違いであったりする。本稿は実物貨幣と貨幣機能に注目して、市場とは異なる財政貨幣の展開過程を確認するものである。大きくいえば唐までの銭帛、宋元の銭鈔、明清の銭銀と変遷するが、貨幣種類の変化は主に実物貨幣でおき、その属性の違いが財政の運用・構造と密接な関係にある。
著者
深野 義人 宮澤 由妃 見越 大樹 井上 寿男 丸岡 秀一郎 黒田 和道 権 寧博 橋本 修 山岸 賢司
出版者
Society of Computer Chemistry, Japan
雑誌
Journal of Computer Chemistry, Japan (ISSN:13471767)
巻号頁・発行日
vol.13, no.6, pp.332-334, 2015

To establish a system for the early diagnosis of respiratory diseases, we developed a method for analyzing RNA sequence data obtained by next-generation sequencer identify genes showing altered expression as biomarkers of respiratory tract infection. The respiratory tracts of mice were exposed to lipopolysaccharide to establish a model of respiratory disease. Twenty-five genes exhibited significantly altered RNA expression following exposure. We identified non-coding RNAs in five regions that could be candidate biomarkers of respiratory diseases.
著者
宮澤 由妃 深野 義人 見越 大樹 井上 寿男 丸岡 秀一郎 黒田 和道 権 寧博 橋本 修 山岸 賢司
出版者
日本コンピュータ化学会
雑誌
Journal of Computer Chemistry, Japan (ISSN:13471767)
巻号頁・発行日
vol.13, no.6, pp.310-311, 2014 (Released:2014-12-31)
参考文献数
4

Next-generation sequencers (NGS) have made it possible to analyze entire genome sequence. NGS can be used for the identification of genes associated with a wide variety of diseases. We investigate RNAs encoded by intergenic regions to identify novel genes that are involved in respiratory diseases. The respiratory tracts of mice were exposed to lipopolysaccharide to establish a model of respiratory disease. RNA expression levels in the mouse exosome were analyzed by NGS to identify genes involved in the development of respiratory diseases. Several disease-related regions exhibited altered expression levels of intergenic RNAs.
著者
日野 正輝 富田 和暁 伊東 理 西原 純 村山 祐司 津川 康雄 山崎 健 伊藤 悟 藤井 正 松田 隆典 根田 克彦 千葉 昭彦 寺谷 亮司 山下 宗利 由井 義通 石丸 哲史 香川 貴志 大塚 俊幸 古賀 慎二 豊田 哲也 橋本 雄一 松井 圭介 山田 浩久 山下 博樹 藤塚 吉浩 山下 潤 芳賀 博文 杜 国慶 須田 昌弥 朴 チョン玄 堤 純 伊藤 健司 宮澤 仁 兼子 純 土屋 純 磯田 弦 山神 達也 稲垣 稜 小原 直人 矢部 直人 久保 倫子 小泉 諒 阿部 隆 阿部 和俊 谷 謙二
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-04-01

1990年代後半が日本の都市化において時代を画する時期と位置づけられる。これを「ポスト成長都市」の到来と捉えて、持続可能な都市空間の形成に向けた都市地理学の課題を検討した。その結果、 大都市圏における人口の都心回帰、通勤圏の縮小、ライフサイクルからライフスタイルに対応した居住地移動へのシフト、空き家の増大と都心周辺部でのジェントリフィケーションの併進、中心市街地における住環境整備の在り方、市町村合併と地域自治の在り方、今後の都市研究の方向性などが取組むべき課題として特定された。
著者
宮澤 信太郎
出版者
日本結晶成長学会
雑誌
日本結晶成長学会誌 (ISSN:03856275)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.117-119, 1996-06-25
著者
宮澤 康人
出版者
東京大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1987

(1)予想していたとおり, 青年期教育における教師・生徒関係に焦点をあわせた歴史的研究はいたってとぼしい. 研究著書・論文ばかりでなく, この主題に迫るための便利な刊行史料の類もあまり期待できない. このことは, メァリーランド大学のバーバラ・フィンケルシュタイン教授との文通その他を通じてほぼ確認できた. とくに史料については, 現地へ行って個別学校レベルや, 地方公共図書館などを調査しなくてはならない. (2)先行研究と史料状況が上記のとおりであるから, 多様な文書等のなかに断片的に埋れている事実を効果的に掘りおこすことができるように, 方法論を工夫し, しっかりとした枠組を考案しなければならない. その点で, 少し古いが, デーヴィッド・リースマンの『孤独な群衆』はたいへん示唆的であった. これは歴史的研究ではないが, 巨視的な時系列に沿った変化をとりあつかっている. そのなかで, 「伝統指向」, 「内部指向」, 「他人指向」のそれぞれの時代における両親の役割, 教師の役割の特徴が描かれている. とりわけ「内部指向」の時代の教師と生徒の関係はインパースナルであることが特徴であったという指摘は興味ぶかい. 内面性を重視するがゆえに教師はそこへ介入することを控え, 知的な教育にとどまり, 価値の教育は両親の役割とみなされた, というのである. このほかリースマンは, 各時代ごとの仲間関係やメディアの影響にも目を配っている. これはもちろんおおまかなシェーマである. しかしこれを史実によって肉づけしたり精密にする仕事ですらあまり着手されていないが, 十分に啓発的であるように思う. (3)時代と領域を限った個別研究ではあるが, David F.Allmendinger Jr.のPaupers and Scholars(1975)は19世紀の中葉のカレッジにおける学生のライフスタイルの変化が教授の権威の変質を伴うことを描いていて参考になる.
著者
宮澤 一治 太田 助十郎 小嶋 由希子 水沼 隆秀 西川 俊昭
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.18, no.9, pp.724-728, 1998 (Released:2008-12-11)
参考文献数
7
被引用文献数
3 2 4

仰臥位で行われた手術後,一過性に下肢のしびれ感,疼痛,歩行障害が出現し,腓骨神経麻痺の診断で治療を要した3症例を経験した.3症例とも症状は一過性で麻痺を残すことはなかった.今回の腓骨神経麻痺は術中の体位固定による膝部の過伸展が主な原因ではないかと考えられた.膝上部大腿後面にスポンジ製パッドを敷き,膝窩部をやや屈曲させ,また,ベルト状の抑制帯は膝部を避け,ややゆとりをもって大腿部もしくは下腿部に巻くなどの防止策をとって以来,仰臥位手術後の腓骨神経麻痺の発現をみていない.
著者
矢内 利政 城所 収二 宮澤 隆 志村 芽衣
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

通常のバッティングではバットの芯付近でボールの中心を打撃することにより高い打球速度が獲得でき、バントにおいてはバットの芯とそのやや先でボールの中心を打撃することにより打球速度は低くなるという現象を力学的に説明することを目的とした。その結果、①ヘッド速度が一定の条件でも、スイング速度と並進速度の組み合わせにより打球速度、及び打球速度を最大化するインパクト位置は変化することが明らかになった。これらの現象は, スイング角速度、重心速度、インパクト位置の条件の変化に伴いバットの反発係数が変動することに加え、ボールとバットが有する運動量が互いの間で転移する方向と大きさの変化により生じることが示された。
著者
宮澤 節生
出版者
日本犯罪社会学会
雑誌
犯罪社会学研究 (ISSN:0386460X)
巻号頁・発行日
no.33, pp.122-136, 2008-10-20

本稿は,5本の報告が行われた部会での討論者の役割を意図したものであり,著者がMiyazawa(2007s)で提示した視点からインプリケーションを検討するものである.著者は,David Johnsonが提起する「前線からのリーダーシップ」という概念に基づいて自己の主張を部分的に修正する.しかし,結論では,日本のポピュリズム刑事政策が近い将来に後退する見込みはないと主張する.
著者
長野 靖尚 服部 博文 宮澤 純 稲垣 賢一郎
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.70, no.696, pp.1911-1918, 2004-08-25
被引用文献数
1

It is well known that the turbulence energy is overpredicted by the k-ε model at the stagnation point. This problem causes inadequate predictions of flow field. In particular, since the wind-power energy is proportional to wind velocity cubed, it is crucial to predict a correct profile of wind in selecting the best site for a wind-power plant. The effects of the ground are often neglected owing to the very large length scale of the real environment. However, the complex terrain affects a profile of wind near the ground. Therefore, we have to consider the ground effects to obtain an exact profile of wind near the ground. In this study, to evaluate the performance of a low-Reynolds-number type turbulence model for flows on a complex terrain, we carried out a simulation of a flow around various complex terrain. From evaluation, we have improved the model introducing the time scale based on the velocity gradient parameter. The proposed model is evaluated in four complex turbulent flows, i.e., forward-facing step, two-dimensional block, two-dimensional hill and three-dimensional block flows. The proposed model indicates good agreement with the experimental data.
著者
馬原 孝彦 秋元 治朗 羽生 春夫 清水 聰一郎 宮澤 啓介 橋本 孝朗 赫 寛雄 織田 順
出版者
東京医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

筋萎縮性側索硬化症脊髄前角細胞での14-3-3白eta isoform発現を確認し、リン酸化TDP43との共局在も確認した。リン酸化TDP-43の細胞質移行と前角神経細胞死関与にeta isoformの関連を指摘。脳梗塞急性期虚血コア周辺神経細胞でのHMGB1の細胞質での局在を確認。新規脳梗塞治療法に寄与できる。対照例29例、アルツハイマー病例84例、パ-キンソン病例8例、DLB例25例の血液中HMGB1濃度をELISA法で測定。順に、5.4, 6.6, 10.7, 8.1ng/mlで有意に増加。オートファジ-関連物質Beclin1の頸動脈病変での発現を確認しオートファジ-の関与を指摘した。