著者
川島 敏彦 芳村 康男 鈴木 四郎 大本 耕司
出版者
The Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers
雑誌
日本造船学会論文集 (ISSN:05148499)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.193, pp.1-9, 2003 (Released:2007-05-30)
参考文献数
7
被引用文献数
3

Fishing boats have several restrictions on their machinery arrangements and space utility on deck. For the improvement of the stability and the deck utility, the fitting of a bulge on sidewall of the vessel is one of the solutions. However, the bulge generally makes a significant increase of hull resistance and loss of speed.At the principal design stage of the elongation of the fisheries research ship“Ushio-maru”, the University of Hokkaido, the authors examined the suitable form of the bulge to improve the stability without increase of the hull resistance. For this purpose, systematic calculations of wave making resistance by Rankine's source method and model experiments using a circulating water channel have been conducted. In this process, it has been found that the optimized bulge form can decrease the hull resistance.In this paper, the authors discuss about the mechanism of the hull resistance decrease by a bulge based on the view point of flow field around hull and propose the suitable method to design the bulge form. Thistechnique has been applied to the actual elongation design of“Ushio-maru”, and then it has been confirmed by the experimental model tests as well as the full scale trials.
著者
井出 政芳 山本 玲子 宇野 智江 鈴木 祥子 伊藤 優子 早川 富博 加藤 憲 天野 寛 宮治 眞
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.726-744, 2014 (Released:2014-03-01)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

過疎の進行する中山間地に住まう高齢者の<この場所>に係わる愛着を評価するために, 質問票による調査を行なった。質問票は, 高齢者の主観的幸福感測定のために汎用される古谷野による生活満足度尺度K (9項目)と, 今回独自に作成したトポフィリア (場所愛) に係わる質問項目 (6項目) の計15項目から成る。僻地巡回検診において, 調査主旨を説明し了解を得た有効回答者120名 (平均年齢: 74.5±9.5歳) の回答について因子分析を行ない以下の結果を得た。 ①居住地別愛着度得点には有意差を認めなかったが, 居住地別生活満足度得点には有意差を認めた (p<0.001; ANOVA)。一方, 年齢と生活満足度との間には有意な相関を認めなかったが, 年齢と愛着度得点との間には有意な正の相関を認めた (r=0.234, p<0.01)。生活満足度, すなわち主観的幸福感は年齢によらず居住地の影響を受けるが,逆に場所への愛着度は居住地によらず年齢の影響を受けることが示唆された。 ②トポフィリアに係わる質問6項目の因子分析により, 2因子が抽出された。一つの因子は<この場所>から離れたくないパブリックな感情を, もう一つの因子は<この場所>が好きとは言えないプライベートな感情を意味している, と解釈できた。 ③ (a) 生活満足度尺度, (b) トポフィリア, および (c) 「<この場所>を離れて仕事をしたいと思ったことがあるかどうか」の質問の三つ組を指標として, 居住地別に対象者の心情を評価すると, 主観的幸福感 (a) も, <この場所>に対する愛着度 (b, c) も, ともに低い地域が同定された。これらの地域は, 通院困難性の甚大な地域内に存在し, 通院介助・在宅介護・施設入所など高齢者の医療福祉に係わる対応において, 心情面についての配慮が特に必要であると考えられた。
著者
岡 真理 宮下 遼 山本 薫 石川 清子 藤元 優子 福田 義昭 鵜戸 聡 田浪 亜央江 中村 菜穂 前田 君江 鈴木 珠里 石井 啓一郎 徳原 靖浩 細田 和江 磯部 加代子 岡崎 弘樹 鈴木 克己 栗原 俊秀 竹田 敏之
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

アラビア語、ペルシア語、トルコ語、ヘブライ語など中東の諸言語で、中東地域で生産される作品のみならず、中東に歴史的出自を持つ者によって、欧米など地理的中東世界を超えた地域で、英語、仏語、独語、伊語などの西洋の諸言語で生み出される作品をも対象に、文学や映画などさまざまなテクストに現れた「ワタン(祖国)」表象の超域的な分析を通して、「ワタン」を軸に、近現代中東世界の社会的・歴史的ありようとそのダイナミズムの一端と、国民国家や言語文化の境界を越えた共通性および各国・各地域の固有性を明らかにすると同時に、近現代中東の人々の経験を、人間にとって祖国とは何かという普遍的問いに対する一つの応答として提示した。
著者
鈴木 誠
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.61-66, 1984-03-30 (Released:2011-07-19)
参考文献数
5

20年以上放置され荒廃した明治期の庭, 旧伏見宮家別邸銚子瑞鶴荘の庭を発掘調査し, 実測, 文献, ヒアリングにより往時の姿を推定した。特に主庭部分については旧景観の図上復元を試みた結果, 明治期の庭園の特徴とされる自然を生かした借景庭園であることがわかった。また, 千葉県銚子犬吠埼という庭の立地の意味するものもあわせて考察した。
著者
鈴木 幸仁 井筒 正義 釜道 紀浩 石川 潤 古田 勝久
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集C編 (ISSN:18848354)
巻号頁・発行日
vol.77, no.776, pp.1413-1428, 2011 (Released:2011-04-25)
参考文献数
10
被引用文献数
2

There are many researches to identify operator's dynamic characteristics in manipulating human-machine interaction systems. Analyses of operator's dynamic characteristics provide a clue to develop human-friendly systems that assists skill development. However, these researches mainly discuss single hand operations, and there seems to be little researches for two hand (bimanual) operations. To develop useful operational systems, the analyses of operator's dynamic characteristics in bimanual operation are indispensable. This research aims to clarify proficiency of operator's skill in bimanual operation. Concretely, the proficiency is evaluated by using an experimental human-machine interface for bimanual operations that provides three different mechanical impedances. The characteristics of operators are evaluated by tracking performance to references generated randomly and skills to draw geometric patterns in a two dimensional plane. In the experiment, the extent of proficiency was also compared with each other for the three different mechanical impedance models. It has been confirmed that the proposed evaluation method can successfully clarify the extent of proficiency of operators' skills. It was also observed that there was little difference in the extent of proficiency among the three mechanical impedances.
著者
早野 駿佑 長沼 篤 岡野 祐大 鈴木 悠平 椎名 啓介 吉田 はるか 林 絵理 上原 早苗 星野 崇 宮前 直美 工藤 智洋 石原 弘 小川 晃 佐藤 賢 柿崎 暁
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.113, no.5, pp.828-836, 2016-05-05 (Released:2016-05-05)
参考文献数
23

51歳女性.混合性結合組織病(MCTD)治療中,肝に径10~40mmの多発結節を認めた.限局性結節性過形成(FNH)が疑われたが,肝生検で結節性再生性過形成(NRH)様結節をともなう特発性門脈圧亢進症(IPH)と診断した.NRHなどの良性肝細胞性結節は,共通の原因を基礎に発生する類縁疾患で,近年門脈域形成異常症候群と呼ばれる.MCTDにNRH様結節をともなうIPHの合併はまれであり,今回報告する.
著者
鈴木 俊 小林 健太
雑誌
JpGU-AGU Joint Meeting 2017
巻号頁・発行日
2017-03-10

南部フォッサマグナは,フィリピン海・ユーラシア・北アメリカプレートの会合部にあたり,日本でも屈指の変動帯である.また,フィリピン海プレート上の伊豆-小笠原弧の本州弧への多重衝突・付加の場としても注目を集めている.本研究地域に広く分布する富士川層群浜石岳層(上部中新統~鮮新統)は,衝突現象に伴って形成されたトラフを充填した堆積物で,礫岩や火山砕屑物を主体とした地層である.これらの分布東限には活断層である富士川河口断層帯入山断層・芝川断層(総延長26km以上)がほぼNSトレンドで延び,さらに東側の庵原層群(更新統)とを境する.これらの断層群の南方延長はそのまま駿河トラフに接続するとされる(杉山・下川,1982など).よって,直近のトラフ充填堆積物中には,プレート境界部における複雑な構造運動の痕跡が記録されていることが期待される.さらに近年,浜石岳層中の礫岩層において外形が流動を伴いつつ脆性変形を受けた面状カタクレーサイトの露頭が報告された(丸山,2008).これまで浜石岳層からの面状カタクレーサイトの産出は知られていないことから,連続性や成因に関しても不明なままである.そこで本研究では,衝突帯におけるテクトニクスの解明を目的として,先述した面状カタクレーサイト露頭の基本的な記載およびそれらを軸とした各種解析を行った.面状カタクレーサイト(富士川剪断帯)は,静岡県富士宮市南西部の富士川にかかる新内房橋付近の河床に,東西30m・南北300mにわたって広く露出する.変形は一様ではなく何条かの変形集中帯が観察される.地層の走向と剪断帯のトレンドはほぼ平行である.それらの基本トレンドはN45°~60°Wであるが,一部EWトレンドも認められる.礫の変形様式は,非変形の礫から剪断変形が卓越する礫・外形が流動するような礫(Cataclastic flow)まで多種多様であり,これらが共存して産する.礫のファブリックから求められる剪断センスは左横ずれを示すものが多い.剪断帯の連続性については今回の調査では認められず.周辺地質ではNS系の褶曲構造や断層ガウジを伴うような脆性変形が卓越的であることが明らかになった.また,各所にて断層面の構造測定を行い,多重逆解法(山路,2000)を用いて古応力の復元を試みた.その結果,剪断帯においてはNNE-SSWσ1の横ずれ応力場,周辺の断層ガウジからはEWσ1の逆断層応力場,入山断層直近の破砕帯からはWNW-ESEσ1の左横ずれ応力場が卓越的に検出された.以上のような記載・解析の結果,剪断帯は周辺地質のNS系の基本構造とは明らかに斜交するNW-SE方向の基本構造を持って,局所的な分布で産出することが明らかになった.また,断層岩の形成レジューム深度の観点から考えると,剪断帯とその周辺地質の変形様式には明らかなギャップが存在する.仮に剪断帯が断層ガウジ形成レジューム深度よりもより深部で形成されたものと考えるならば,剪断帯のNW-SE方向の構造は周辺のNS系の褶曲構造を切断しているため,褶曲形成後に局所的な地質体の上昇イベントがあったことが考えられる.応力解析結果より,本研究地域にはまず剪断帯を形成するようなNNE-SSW圧縮の横ずれ応力場が働いていた.地質体の上昇と共にそれらはNS系の褶曲構造形成に寄与したEW圧縮に転化し, NS系の断層群は逆断層として活動した.その後,WNW-ESE圧縮の横ずれ応力場で入山断層は左横ずれ運動を開始し,トレース付近において幅広い破砕帯を形成したと考えられる.本発表では,このような記載・解析結果からプレート境界部における地質構造発達史について議論する.
著者
高橋 憲二 小島 健吾 中島 理恵 鈴木 達彦 渡邉 文之
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
pp.22-00079, (Released:2022-07-05)
参考文献数
38

Collaborations between hospital and community pharmacists play a key role in ensuring consistent continuation of pharmacotherapy within official medical care plans designed to promote community-based healthcare. A previous study conducted by the authors clarified the constructs of collaboration between the hospital and community pharmacists from the hospital pharmacist's perspective. In this study, a similar questionnaire was used to survey a group of pharmacies with 424 outlets nationwide, and 244 responses were collected. Factor analysis from the community pharmacists’ perspective extracted five latent factors comprising 18 variables, and structural equation modeling yielded a model with a high goodness-of-fit. In the latter model, variables representing “Organizational climate” and “Basic policy on collaboration” formed the foundation of the collaboration between hospital and community pharmacists, while variables representing “Understanding of healthcare policy,” “Resources for collaboration,” and “Community support systems” represented concepts that flexibly compensated for fluctuations in medical policy. These trends were similar to those of the constructs previously indicated by hospital pharmacists. We performed multiple regression analysis and structural equation modeling to confirm the impact of the inclusion of “Need for collaboration” as a dependent variable on the proposed constructs of hospital-community pharmacist collaboration using different analytical methods. Our results indicated that “Organizational climate,” “Basic policy on collaboration,” and “Community support systems” affected the “Need for collaboration”. Our findings indicate that future studies are needed to confirm and clarify the causal relationships demonstrated by the constructs of hospital-community pharmacist collaboration seen within the current study.
著者
大竹 範子 米田 正 鈴木 廣志
出版者
日本生物環境工学会
雑誌
植物環境工学 (ISSN:18802028)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.213-218, 2015-12-01 (Released:2015-12-01)
参考文献数
11
被引用文献数
11 7

植物工場のリーフレタス生産における赤青LED交互連続照射法(SHIGYOTM法)の生育促進効果および照射時間の効果を評価した.一般的な明暗周期(明期16時間,暗期8時間)だけでなく,24時間連続照射の対照区(赤青LED同時照射区,蛍光灯照射区)と比較しても,同じ栽培期間あたりのSHIGYO法区の可食部生体重が有意に大となり,生育が促進されることがわかった.さらにSHIGYO法では収穫サイズになるまでの生育日数短縮効果により年間栽培回数を増大できる.LEDと蛍光灯の消費電力の比較から,植物栽培においてLEDを使用すると1株あたりの消費電力量が低いことがわかった.これらの結果は,今後より効率的な植物工場運営に貢献できるものと期待される.
著者
鈴木 晃志郎 島田 章代 伊藤 修一
出版者
地理科学学会
雑誌
地理科学 (ISSN:02864886)
巻号頁・発行日
vol.73, no.2, pp.50-65, 2018-06-28 (Released:2019-08-21)
参考文献数
35

対象者が未知の財やサービス,製品にアクセスするときに依拠するのがいわゆる口コミ(WoM)である。観光行動もサービスを選択・消費する消費行動の一つであり,リピート率の向上や顧客満足度の上昇に及ぼすWoMの効果に注目した分析の対象となりうる。そこで本研究は富山県の湧水池「穴の谷霊場」をとりあげ,来訪者の特性を分析するとともに,入込客数の維持にWoMがもたらす効果を調査した。半構造化インタビューを交えたアンケート調査により来訪者86人の類型化を行いその動機を分析したところ,病気治療,健康維持,味の良さでカテゴリー化される一方,当初の霊場としての場所性はその影響力を大きく失っていた。また来訪者の76%が信頼のおける肉親や知人からのWoM情報を最初の来訪のきっかけに挙げ,WoM研究の知見を裏付けた。開祖が世を去って40年,穴の谷は宗教的な聖地としてよりも,霊水を求める一種の自然信仰に支えられた観光地へと変容を遂げており,WoM効果は観光客数の維持に少なからず貢献していると考えられる。
著者
近藤 貴仁 小川 恭生 大塚 康司 北島 尚治 稲垣 太郎 清水 重敬 小林 賀子 鈴木 衞
出版者
一般社団法人 日本めまい平衡医学会
雑誌
Equilibrium Research (ISSN:03855716)
巻号頁・発行日
vol.69, no.4, pp.213-217, 2010 (Released:2010-10-01)
参考文献数
14
被引用文献数
5

When examining patients with vertigo, it is essential to differentiate between central and peripheral lesions. It has been reported that some infarctions associated with the posterior inferior cerebellar artery (PICA) can mimic peripheral vertigo, such as benign paroxysmal positional vertigo (BPPV). We report on a case that had been treated as BPPV at another institution and eventually turned out to be cerebellar infarction in the PICA legion. Two infarction lesions were observed in the cerebellum. Obstruction of the left vertebral artery was found on MRA. Six months from the first consultation, the BPPV decreased. We should be aware of cases of cerebellar infarction in which nystagmus mimics BPPV.

1 0 0 0 農業経済学

著者
荏開津典生 鈴木宣弘著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
2020
著者
小森 祥太 坪井 崇 鈴木 将史 中村 友彦 勝野 雅央
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
pp.cn-001740, (Released:2022-07-22)
参考文献数
15
被引用文献数
2

症例は71歳女性.63歳でパーキンソン病を発症し,66歳からウェアリングオフ,その後ジスキネジアも出現した.3日前からジスキネジアの増悪,前日から発熱あり,高クレアチンキナーゼ血症を認め入院.筋強剛を伴わず覚醒中に持続する重度ジスキネジアを認め,dyskinesia-hyperpyrexia syndrome(DHS)と診断した.全身管理と抗パーキンソン病薬の大幅な減量を行い,2週間で改善した.イストラデフィリンの過量服薬がDHSの誘因と考えられた.DHSは稀ではあるが致死的となり得る合併症であり,早期の診断が求められる.治療として,全身管理とともに抗パーキンソン病薬の減量が重要である.
著者
田中 政彦 小俣 浩 鈴木 輝彦 大野 修嗣 土肥 豊
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.351-357, 1994-10-20 (Released:2010-03-12)
参考文献数
12

MCTD症例における人参養栄湯の有用性について, 特にレイノー現象 (レ現象) を中心に検討を加えた。対象はMCTD 19例, 男女比2:17, 平均年齢38歳, 平均罹病期間57.6ヵ月である。方法は人参養栄湯エキス顆粒 (医療用) 9.0gを3分服とし, 4週間の連続投与とした。試験期間はレ現象が多発する11月1日より翌年の3月30日までとした。投与前後において, レ現象を含む臨床症状, 種々の検査データを比較検討し, またサーモビュアーを用いて投与前後の皮膚温も測定した。比較検討のため関心領域を設定し, その平均値を統計処理した。レ現象改善率は, やや改善以上が74%で, 悪化例は認めなかった。サーモグラフィーでは, ほぼ全関心領域において皮膚温は上昇傾向で, 特に左第I指関心領域では有意な皮膚温の上昇が認められた (P<0.05)。
著者
鈴木 悠介 永井 聖剛
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.409-415, 2020-09-01 (Released:2020-09-15)
参考文献数
32

Previous studies have shown perceptual processing cross-modal correspondences between spatial high/low positions and auditory high/low pitches. Several studies also found that auditory pitch influences spatially defined motor responses, suggesting that perceptual and motoric information regarding spatial and auditory high/low stimuli are shared. However, it remains unclear whether spatial position influences auditorily defined motor responses. We addressed this question by examining vocal responses to high/low pitches. In our experiment, sixteen participants vocalized a meaningless sound (/a/) at high/low pitch in response to spatially high/low stimuli under compatible and incompatible conditions. Results showed that the onset of vocalization was shorter under the compatible condition than the incompatible conditions. Together with previous studies, the current results suggest that information regarding spatial high/low position and auditory high/low pitch are bidirectionally and consistently shared across perceptual and motor systems.
著者
鈴木 俊夫
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

原子核のスピン応答を正確に記述し、崩壊線近傍までの殻進化を再現できる殻模型ハミルトニアンを用いて、高温、高圧の天体環境条件下での電子捕獲率、β崩壊率の精密な評価を、sd殻核、pf殻核から二主殻が関係するsd-pf殻、pf-gds殻の核領域に研究対象を拡張して行う。 また、19Fの合成に重要なニュートリノ-20Ne 核反応の再評価を行う。元素合成および核Urca過程による星の冷却の計算に必要な精密な核データの蓄積を系統的に範囲を拡げて提供することによって、原子核分野での不安定核の研究、核構造研究の精密化の成果を、天体での元素合成、星の進化の分野の研究に有効に反映させる。