著者
嶋田 雅子 小林 陽子 坂口 寄子 岡田 加奈子 村山 伸子 佐々木 敏 武見 ゆかり
出版者
JAPANESE SOCIETY OF HEALTH EDUCATION AND PROMOTION
雑誌
日本健康教育学会誌 (ISSN:13402560)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.94-109, 2008
被引用文献数
1 1

目的: 小学生を対象に「弁当箱ダイエット法」を用いたランチバイキング学習を実施した.このランチバイキング学習を通して, 児童の食物選択内容が改善するかを検討した.<BR>方法: 東京都世田谷区の小学6年の児童61名 (男子30名, 女子31名) が2003年秋にこの研究に参加した.ランチバイキング学習は, 年間を通じた食に関する学習プログラムの最初と後半の2回実施された.児童の食物選択内容の変化を, 栄養素, 食品, 料理レベルで検討した.さらに, 児童自身の選択内容の変化の気づきについてワークシートを分析した.<BR>結果: 栄養素では, 脂肪エネルギー比が男子は41%から33%, 女子は42%から29%へと有意に減少した.一方, 炭水化物エネルギー比は男子は40%から51%, 女子は40%から55%へと有意に増加した.食品では, 白飯が男子は108gから192g, 女子は82gから186gへと有意に増加し, 緑黄色野菜, 及び野菜の総重量も有意に増加した.料理では, 「食事バランスガイド」のサービング (SV) 数に基づき評価した結果, 主食と副菜の平均SV数が増え, 主菜のサービング数が減少した.学習時に児童が記入したワークシートの記述内容の分析では, 多くの児童がバランスの良い食物選択について正しい認識をしていた.<BR>結論: このランチバイキング学習を通して, 児童がバランスのよい食物選択のための知識とスキルを獲得したと示唆された.
著者
林 陽生
出版者
日本農業気象学会
雑誌
農業気象 (ISSN:00218588)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.57-64, 1992-06-10 (Released:2010-02-25)
参考文献数
15

To investigate dependencies in the magnitudes of a waving ear on mean wind speed, field observations were carried out over a barley filed in the ripe stage. Fluctuating displacements derived from HONAMI were measured using a newly designed 2-dimension strain sensor. The velocity fields were measured by a sonic anemometer-thermometer.A coherently waving phenomena of HONAMI appeared and was evaluated by the fluctuating displacements of a single ear of the stand. Dividing a time series of the fluctuating displacement into five typical bands of frequency by use of an analog filter, it was shown that there are two dominants of 0.5-Hz and below 0.1-Hz in the original. The bands were from a natural frequency and a gustness of wind respectively. Comparing the amplitudes, the natural frequency contributed remakably to the original fluctuation of HONAMI.Magnitudes of an instantaneous ear-displacement, which represents 0.5-0.6-Hz of frequency, varied with increments of the mean wind speed within a range of 2.6-4.4-m/s. Except for this range, the dependency between the amplitude and the wind speed was not clear.Instantaneous changes in lateral displacements and velocity fluctuations were quite similar except for the component of higher frequencies. Under such circumstances, an ear-displacement will appear to infulence strongly the aero-dynamical properties of the canopy boundary layer.The force per unit length acts on a waving ear generates by a relative velocity of u-dx/dt. Here, u is the mean wind speed, and dx is the displacement of an ear from its mean position during dt. Using this concept, drug force was evaluated under two criteria for leeward ear-moving and ear-standing. Under the windy conditions, the force loaded on an waving ear reduced by 10% against the standing criterion with dx=0. On the other hand, the reduction rate became small down to 4% of the standing criterion under the condition of weak wind.
著者
大橋 雅津代 佐藤 靖 岩田 博司 河合 光久 榑林 陽一
出版者
Japanese Society of Veterinary Science
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.69, no.12, pp.1223-1228, 2007-12-25
被引用文献数
4 23

2、4、6-trinitrobenzene sulfonic acid(TNBS)をラットの近位大腸内に投与すると、遠位大腸の伸展刺激に対する痛み感受性の有意な増大が認められた。TNBSに直接暴露された近位大腸には粘膜壊死と炎症性細胞浸潤が認められ、組織中ミエロパーオキシダーゼの有意な増加が認められた。一方、遠位大腸には粘膜壊死は発生せず、ミエロパーオキシダーゼ含量の増加も認められなかったが、トルイジンブルー陽性粘膜型肥満細胞が有意に増加していた。さらに遠位大腸組織を器官培養し、粘膜型肥満細胞脱顆粒の特異的なマーカーであるrat mast cell protease-2(RMCP-2)の遊離量を測定したところ、TNBS処置ラットでは正常対象値と比較して有意なRMCP-2遊離量の増加が認められた。また、肥満細胞安定化作用を持つデドキサントラゾールの皮下投与によりTNBS誘発大腸過敏は有意かつ用量依存的に抑制された。以上の成績から、脱顆粒亢進を伴った大腸粘膜肥満細胞浸潤によるメディエーター遊離亢進がTNBSによる大腸過敏症の発現に関与していることが示唆された。
著者
小島 崇嗣 谷内 昇一郎 青木 孝夫 小野 厚 蓮井 正史 高屋 淳二 小林 陽之助
出版者
日本小児アレルギー学会
雑誌
日本小児アレルギー学会誌 (ISSN:09142649)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.184-192, 2004-06-01 (Released:2010-08-05)
参考文献数
7

アレルギー疾患合併小児162例 (A群) (男/女: 92/70) とアレルギー疾患非合併小児47例 (B群) (男/女: 25/22) を対象としてインフルエンザワクチンの副反応を検討すると同時に, フマル酸ケトチフェンによる予防内服の有用性を調べた. A群のうち即時型の卵アレルギーを有する症例は15例であった. A群の79例とB群の15例 (計94例) ではワクチンの100倍希釈液で皮内テストを施行した. また, 全209例中44例でフマル酸ケトチフェンの予防内服を施行しその有効性を検討した. その結果, 皮内テスト施行例のうち皮膚スコア2 (発赤径20-39mm) を示した症例は, A群24% (卵アレルギー群での検討では13%), B群20%と差を認めなかった. しかし, 両群とも約10%に皮内テストから予測できない強い即時型局所反応がワクチン接種部位に認められた. 遅発型局所反応は209例中24例 (11%) に認められ, A群18例 (11%), B群6例 (11%) であった. 即時型局所反応ろコアとワクチン接種回数との関係では, 即時型局所反応スコアが2以上を示した割合はそれぞれ, 初年度例の6%, 2年度例の23%, 3年度例の26%, 4年以上例の42%であり, 複数回接種により接種部位の即時型局所反応が出やすくなることが判明した. また, 遅延型局所反応でも同様の関係が認められた. フマル酸ケトチフェンによる予防内服の効果に関しては, 即時型局所反応, 遅延型局所反応ともに有効性が認められた.
著者
小林 陽太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.996, pp.72-75, 1999-06-21

問 5月の連休に小渕首相と共に訪米され、米財界人と対話の機会を持たれましたね。小林会長はもう20年以上、日米財界人会議に関わってこられたわけですが、最近の日米関係はどうですか。 答 財界人会議は本来、民間ベースなのですが、5、6年前はそんな感じじゃなかったですね。
著者
蕨迫 栄美子 小林 陽子 野口 美奈 島津 早奈英 吉田 美津子
出版者
昭和女子大学
雑誌
學苑 (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
vol.854, pp.30-36, 2011-12-01

The objective of the present study is to investigate approaches to dietary education at nursery schools by elucidating the actual dietary life of nursery school children and the dietary awareness of their parents. A questionnaire survey was conducted on a total of 1,049 parents of 4-year-old children attending public nursery schools in Ward S of Tokyo. Ninety seven point two percent of the responses were valid and the following results were obtained:1 A total of 97.4% of children ate breakfast every day, while 2.6% sometimes skipped it. Reasons for skipping it were lack of appetite(55.6%)and lack of time(27.8%).2 Regarding the people children ate breakfast with, the most common response was the mother(81.8%), and while few responded that their children ate alone(2.8%), 10.2% indicated that their children ate with other children only. Eating with other children only was associated with a low level of enjoyment, and the frequency of greetings before and after eating was also lower compared to when children ate with adults.3 As for the contents of breakfast, while 97.2% regularly ate a carbohydrate rich staple food, only 63.9% and 38.1% of children respectively ate a protein rich main dish such as fish or meat, and a side dish such as vegetables or seaweed every day. Breakfast contents were classified into five patterns, and the most common pattern was "Pattern 2: Staple food + one main or side dish"(33.9%), followed by the ideal combination of "Pattern 1: Staple food + main dish + side dish"(32.1%), and "Staple food only"(30.8%). Although few children skipped breakfast, these findings indicate the need to improve breakfast contents.4 "Pattern 1: Staple food + main dish + side dish" was more common among children who ate with adults compared to those who ate with other children only, children of parents who liked cooking compared to those of parents who disliked cooking, and among children who did not dislike any vegetables and children whose parents checked the lunch menu of their children's nursery school every day.5 Intake of restaurant food, pre-cooked food, boxed meals, and convenience store food for breakfast was no more than once weekly. Intake of frozen food was slightly more frequent. These findings suggest that factors that positively affect breakfast intake among nursery school children include eating with adults overcoming any dislike of vegetables with the help of adults, and the parents coming to like cooking and developing a greater awareness regarding their children's diet.
著者
三浦 清之 上原 泰樹 小林 陽
出版者
農業技術研究機構中央農業総合研究センター
雑誌
中央農業総合研究センター研究報告 (ISSN:18816738)
巻号頁・発行日
no.9, pp.1-16[含 英語文要旨], 2007-01
被引用文献数
2

「あゆのひかり」は北陸農業試験場(現中央農業総合センター・北陸研究センター)で1989年に新しい機能を有する糖質米品種の育成を目的として,糖質系統「EM5」(「金南風」の糖質突然変異系統: 九州大学育成)を母とし,早生の日本型多収系統「奥羽331号」(後の「ふくひびき」)を父とする人工交配を行って育成された品種である。1994年から「北陸169号」の系統名で,関係各府県における奨励品種決定調査試験およびその他の試験に供試してきたものであり,2005年9月15日に新品種として「水稲農林405号」に命名登録された。「あゆのひかり」は,北陸地域を主体とした寒冷地南部に適する,よりGABAの蓄積量を高めた発芽玄米用品種である。「あゆのひかり」の特性の概要は以下のとおりである。1. 出穂期は「コシヒカリ」より3日程度遅く,育成地では"中生の中",成熟期は出穂後30日を目途とするため"早生の晩"である。2. 稈長は「コシヒカリ」より20cm程短く,"短"に,穂長は「コシヒカリ」並の"中"に,穂数は「コシヒカリ」より少ない"やや少",草型は"偏穂重型"で,脱粒性は"難"である。3. 玄米の厚さは平均で1.47mmと極めて薄く,千粒重は14~16gと極軽く,収量は,「コシヒカリ」,「キヌヒカリ」より少なく,これらの品種の約60%である。4. 発芽時の乾物重あたりのGABAの含有量は,「コシヒカリ」の3倍前後であり,水溶性多糖(植物グリコーゲン)を,乾物重あたり約30%含有する。5. いもち病真性抵抗性遺伝子はPiaとPibを併せ持つと推定され,葉いもち圃場抵抗性は"やや強",穂いもち圃場抵抗性は不明である。穂発芽性は"極易",障害型耐冷性は"弱"である。6. 出穂後29日目から,籾の発芽率が上昇し,一方,籾重は,出穂後30日前後まで増加し,その後,一定となるので,出穂後30日を目途に収穫することで,穂発芽による品質低下を防ぐことができる。
著者
三村 信男 江守 正多 安原 一哉 小峯 秀雄 横木 裕宗 桑原 祐史 林 陽生 中川 光弘 太田 寛行 ANCHA Srinivasan 原沢 英夫 高橋 高橋 大野 栄治 伊藤 哲司 信岡 尚道 村上 哲
出版者
茨城大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

気候変動への影響が大きいアジア・太平洋の途上国における適応力の形成について多面的に研究した.ベトナム、タイ、南太平洋の島嶼国では海岸侵食が共通の問題であり、その対策には土地利用対策と合わせた技術的対策が必要である.また、インドネシア、中国(内蒙古、雲南省など)の食料生産では、地域固有の自然資源を生かした持続可能な農業経営・農村改革が必要である.また、本研究を通して各国の研究者との国際的ネットワークが形成されたのも成果である.
著者
磯貝 光雄 熊井 満之 小林 陽一 黒岩 克年 荒川 佳樹 鈴木 龍太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.83, no.3, pp.297-307, 2000-03-25
参考文献数
7
被引用文献数
3

災害時の安否照会のために, モバイルエージェント技術による情報検索システムを構築しその評価を行った.耐災害性と通信負荷の削減を目的としてモバイルエージェントを使用した.災害時には通信回線の障害・遮断・回復などが大規模かつ頻繁に発生する可能性があるが, エージェントソフトウェアはそれらの障害に対し自律的にうかいや待機を行い検索結果を持ち帰る.検索は被災地の外から被災地内に対し行う.検索の方法はモバイルエージェント方式, クライアントサーバ(C / S)方式及びその組合せを使用して実験を行った.実験結果はトラヒック量とレスポンスタイムで評価した.モバイルエージェントによる情報検索は, 耐障害性を有するとともに, 検索件数が多いほど, また巡回する情報サーバが多いほど, C / S方式に比べて端末回線のトラヒック負荷を削減するために有効であることが確かめられた.
著者
藤井 良知 阿部 敏明 田島 剛 寺嶋 周 目黒 英典 森 淳夫 佐藤 肇 新納 憲司 砂川 慶介 横田 隆夫 秋田 博伸 岩田 敏 佐藤 吉壮 豊永 義清 石原 俊秀 佐野 友昭 中村 弘典 岩井 直一 中村 はるひ 宮津 光伸 渡辺 祐美 久野 邦義 神谷 齊 北村 賢司 庵原 俊昭 桜井 實 東 英一 伊藤 正寛 三河 春樹 久保田 優 百井 亨 細井 進 中戸 秀和 西村 忠史 杉田 久美子 青木 繁幸 高木 道生 小林 陽之助 東野 博彦 木野 稔 小林 裕 春田 恒和 黒木 茂一 大倉 完悦 岡田 隆滋 古川 正強 黒田 泰弘 武田 英二 伊藤 道徳 松田 博 石川 純一 貴田 嘉一 村瀬 光春 倉繁 隆信 森田 秀雄 森澤 豊 浜田 文彦 辻 芳郎 横尾 哲也 林 克敏 冨増 邦夫 木戸 利彦 上原 豊 森 淳子 森 剛一 内田 哲也 大塚 祐一 本廣 孝 半田 祥一 山田 秀二 沖 眞一郎 吉永 陽一郎 荒巻 雅史 織田 慶子 阪田 保隆 加藤 裕久 山下 文雄 今井 昌一 鈴木 和重 岡林 小由理 金子 真也 市川 光太郎 曽田 浩子 清水 透子 長田 陽一 木葉 万里江 石橋 紳作 高橋 耕一 杉山 安見児 三宅 巧 荒木 久昭 垣迫 三夫 前野 泰樹 下飛田 毅 高岸 智也 松隈 義則 平田 知滋 田中 信夫 永山 清高 安岡 盟 林 真夫 天本 正乃 津村 直幹 小野 栄一郎 神薗 慎太郎 中嶋 英輔 永光 信一郎 野正 貴予 松尾 勇作 樋口 恵美 長井 健祐 末吉 圭子 橋本 信男 弓削 健 久保田 薫 川上 晃 渡辺 順子 藤澤 卓爾 西山 亨 岩永 理香子 牛島 高介 山川 良一 山村 純一 富永 薫 臺 俊一 安藤 寛 久田 直樹 藤本 保 元山 浩貴 丸岡 隆之 伊達 是志 杉村 徹 西依 淳 朝木野 由紀 山田 克彦 是松 聖悟 早川 広史 佐々木 宏和 木村 光一 山田 孝
雑誌
The Japanese journal of antibiotics (ISSN:03682781)
巻号頁・発行日
vol.48, no.7, pp.921-941, 1995-07-01
被引用文献数
19
著者
松良 俊明 三上 由記 若林 陽子 山崎 一夫
出版者
日本環境動物昆虫学会
雑誌
環動昆 (ISSN:09154698)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.59-65, 2006-08-07
被引用文献数
1

京都府南部を流れる木津川の中流域には多数の砂州が形成され,多様な地表性昆虫が生息している.砂州を構成する基質はシルト,砂,礫など多様であり,各微地形に応じて生息している地表性昆虫も異なっていると推測される.本研究は,砂州内の様々な微環境(水際,礫地,砂地,堤防斜面の草地)に生息している地表性昆虫に焦点をあて,微環境間で構成種がどのように違うかを調べたものである.2000年5月から11月にかけ,月に1度の割でピットフォール・トラップを各環境ごとに10本埋め,1日後に回収した.トラップあたり平均捕獲数(183.6個体)の約7割はトビムシ目が占めた.これを除いて環境間で比較すると,草地ではアリ類が最も多くを占め,他の環境ではコウチュウ目が半数を占めていた.捕獲数の多かったコウチュウ目について分析したところ,属レベルで見たとき,最も多様な環境は「草地」であり,続いて水際>礫地>砂地となった.水際ではハネカクシ類が,その他の環境ではオサムシ科が多数を占めていた.
著者
岡田 由香 大林 陽子 緒方 京 神谷 摂子 志村 千鶴子 高橋 弘子
出版者
愛知県立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

看護系大学を拠点に地域と連携し、未就園児とその養護者を対象とした子育て支援事業を通して、子育て支援ネットワークを確立し、継続的な子育て支援活動を定着させるシステムの構築に取り組んだ。結果、大学-行政-地域という子育て支援ネットワークによる子育て家族への支援、学生への生きた教育現場の提供について成果を確認することができ、看護系大学の特色を活かした子育て支援活動のシステムを機能させる事業へと継続された。