著者
伊藤 良三 石坂 耕一 根葉 保彦 松本 洋和
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. D, 産業応用部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. D, A publication of Industry Applications Society (ISSN:09136339)
巻号頁・発行日
vol.131, no.4, pp.667-668, 2011-04-01
参考文献数
2
被引用文献数
1 3

Single-phase boost rectifier with a resonant snubber switch cell is studied. The resonant snubber switch cell consists of an only active power switching device and a LC resonant circuit, and can also provide the necessary control over the current. To turn on and off an active power device under the soft switching conditions, the rectifier is operated in the discontinuous conduction mode (DCM). The experimental results under the charge control confirm that the input current can nearly be wave-shaped sinusoidally with a near-unity power factor.
著者
伊勢 彦信 伊藤 暢人
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.372, pp.40-43, 2015-09

「森のたまご」などのブランド卵を持ち国内鶏卵市場で約15%のシェアを握るイセ食品。新事業として東南アジアの養鶏業者140社への卵生産技術・ノウハウのライセンス提供に取り組む。垂直統合モデルの中で開発し、磨き上げてきた育(いく)雛(すう)、採卵な…

1 0 0 0 OA 秉燭譚 5巻

著者
伊藤長胤 [著]
出版者
文泉堂
巻号頁・発行日
vol.[5], 1763
著者
大前 友哉 白木 厚司 中山 弘敬 角江 崇 下馬場 朋禄 伊藤 智義
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 39.14 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.19-22, 2015-03-07 (Released:2017-09-22)

ペーパークラフトとプロジェクションマッピングの技術を用いて,大型地球儀を製作する.投影対象を製作する際,ペーパークラフトの技術を用いることで球体を立体から平面に変換可能となり,平面にすることで可搬性が高まる.基礎研究として20cmの球体をペーパークラフトで製作し,地球儀の映像を投影した.また,Kinectを用いることでジェスチャを検知し,地球儀が回転する映像を投影することができた.可搬性についても検証を行い,ペーパークラフトで製作した球体と実物の大型地球儀を比較し,ペーパークラフトで製作した球体の方が優れていることが確認できた.
著者
伊藤 颯矢 菅原 篤弥 操 知希 三野 正太郎
出版者
日本地球惑星科学連合
雑誌
日本地球惑星科学連合2018年大会
巻号頁・発行日
2018-05-11

本研究は,本校卒業生の鈴木湧平氏が,自身の撮影した流星の画像を見て,流星の発光途中で色が変化していることに疑問を持ったところから始まる。そこから発展し,流星の発光に由来する元素の特定,発光の時間変化における各波長の輝線の輝度変化の測定を目的に研究している。研究の手順として,まずデジタル一眼レフカメラと回折格子を用い,流星が縦に写るように角度を調節して連続撮影をする。流星の分光画像が撮影できたら,波長測定の基準を作るために校正作業を行う。そこで得た数値をもとに流星から分光した輝線の波長を求め,文献値と比較して発光に由来する元素を特定する。また,輝度測定の範囲を各輝線上に設定して,輝度変化の様子を複数の輝線で比較する。これまでの結果として,散在流星(2015)とおうし座北流星群(2017)でNaを,ペルセウス座流星群(2016)とふたご座流星群(2017)で複数の元素を特定した。特に,ふたご群ではオーロラで見られる酸素禁制線発光も確認できた。さらに,27例撮影したふたご群において,Naの欠乏と考えられる結果もあった。また,ペルセウス群の流星では,Naの輝度がMgの輝度よりも小さくなる部分があったり,輝度のピークが元素ごとに違っていたりした。
著者
中井 美智子 ソムファイ タマス 伊藤 潤哉 谷原 史倫 野口 純子 金子 浩之 永井 卓 柏崎 直巳 菊地 和弘
出版者
日本繁殖生物学会
雑誌
日本繁殖生物学会 講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.105, 2012

【背景】ブタを含む家畜ICSI卵では,受精卵や胚の作出効率が低いことが問題となっている。これは,通常の受精時に生じるとされる一過性の卵細胞質内Ca<sup>2+</sup>濃度([Ca<sup>2+</sup>]i)上昇の反復変動パターンがICSI卵では再現できないことに起因する可能性が考えられてきた。しかし,実際のブタICSI卵における[Ca<sup>2+</sup>]i変動パターンは明らかにされていない。本研究では,ブタICSI卵とIVF卵における[Ca<sup>2+</sup>]i変動パターンの比較および受精に及ぼす影響を調べた。【方法】ブタ体外成熟卵と凍結融解精巣上体精子を実験に供した。IVFでは単精子(IVF-mono)と多精子(IVF-poly)侵入卵,ICSIでは電気刺激処理(ICSI-acti),無処理(ICSI-nonacti)卵を作成した。実験1:IVF-mono,ICSI-acti,ICSI-nonacti区卵をCa<sup>2+</sup>指示薬であるFura2に37&deg;C,15分間感作させた後,レシオイメージングシステム(浜松ホトニクス)を用いて測定を4時間行い[Ca<sup>2+</sup>]i変動パターンを比較した。実験2:IVF‐mono,ICSI‐actiおよびICSI-nonacti区での正常受精率(2極体+2前核/精子侵入卵)を調べた。【結果】実験1:IVF-mono区における[Ca<sup>2+</sup>]i変動は少なく,ICSI-actiおよびICSI-nonacti区でも同様なパターンが観察された。実験2:正常受精率は,ICSI-acti区(67.3 &plusmn; 9.3%)とICSI-nonacti区(48.8 &plusmn; 13.7%)の間に有意差はなく,両区ともにIVF-mono区(100%)より有意に低かった(P < 0.05, ANOVA/Tukey)。【考察】IVF-mono卵で生じる[Ca<sup>2+</sup>]i変動は予想外に低頻度であり,電気刺激の有無にかかわらずICSI卵における[Ca<sup>2+</sup>]i変動パターンと同様であることが明らかとなった。また,ICSI卵における正常受精率はIVF卵に比べ低いため,その要因が[Ca<sup>2+</sup>]i変動パターン自体の違いではないことが示唆された。
著者
高井 正成 李 隆助 伊藤 毅 西岡 佑一郎
出版者
日本霊長類学会
雑誌
霊長類研究 Supplement
巻号頁・発行日
vol.28, 2012

韓国中原地域の中期~後期更新世の洞窟堆積物から出土していたマカク類の化石について、予備的な報告を行う。対象とした化石標本は、忠清北道西部のDurubong洞窟(中期~後期更新世)と忠清北道東部のGunang洞窟(後期更新世)からみつかっていたものである。Durubong洞窟は1970年代後半から発表者の李隆助らにより複数の洞窟で発掘調査が行われ、加工された骨や旧石器、人骨が見つかっていた。大型の動物化石としてはマカクザル、サイ、ハイエナ、クマ、シカ、バク、ゾウなどの化石が見つかっていた。またGunang洞窟は1980年代後半から、忠北大学博物館が中心となって発掘調査が行われている、現在も継続中である。旧石器が見つかっている他に、マカクザル、クマ、トラ、シカ、カモシカなどの動物骨が見つかっている。<br> 今回報告するマカクザルの歯は、中国各地のマカク化石やニホンザル化石と比較しても最も大型の部類に含まれる。中国の更新世のマカク化石は、大型の<i>Macaca anderssoni</i>と中型の<i>M. robustus</i>に分けられているが、遊離歯化石だけで両者を区別することは非常に難しいため、同一種とする研究者も多い。今回再検討したマカク化石には、上顎第三大臼歯の遠心部にdistoconulusとよばれる異常咬頭を保持しているものが含まれていた。この形質はニホンザルで高頻度で報告される特徴の一つであるが、<i>M. anderssoni</i>では報告されていない。一方、発表者の伊藤毅がおこなったマカクザル頭骨の内部構造の解析により、M. anderssoniはニホンザルとは別系統に含まれる可能性が高いことが明らかになった。したがって韓国から見つかっているマカクザル化石は、ニホンザルの祖先種グループとしての<i>M. robustus</i>である可能性が高い。
著者
根岸 孝 林 広 伊藤 精亮 藤野 安彦
出版者
帯広畜産大学
雑誌
帯広畜産大学学術研究報告. 第I部 (ISSN:0470925X)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.97-101, 1967-03-31

1.「大豆レシチン」に含まれる主なリン脂質は多い順にホスファチジルコリン,ホスファチジルエタノールアミン,ホスファチジルイノシトールおよびホスファチジルセリンであった。2.「大豆レシチン」のリン脂質を構成する主な脂肪酸はリノール酸で,次いでパルミチン酸,オレイン酸,リノレン酸,ステアリン酸等であった。
著者
竹内 敬人 伊藤 眞人 伊藤 眞人
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.50, no.8, pp.554-558, 2002
参考文献数
10

この短いインタビューは, 国際純正および応用化学連合(IUPAC)の化学教育委員会(CCE)が刊行している電子雑誌Chemical Education International (URL=http : //www.iupac.org/publications/cei/)に毎号掲載されている竹内敬人博士によるノーベル化学賞受賞者へのインタビューの一つとして行われたものである。CEIに掲載されるインタビューは, 主としてこれから進路を決めようという高校生, 大学初年級の学生を対象と考えている。CEIの読者の多くは高校教員あるいは大学初年度の講義を担当する大学教員であると予想されるので, このインタビューは, それらの教員を通じて, 高校生や大学初年級の学生に浸透していくことが期待される。この企画の趣旨に賛同され, ご多忙の中をインタビューに応じて下さった白川英樹博士に心から感謝する。
著者
伊藤 純郎
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
vol.147, pp.241-267, 2008-12-25

長野県東筑摩郡『神社誌』は、柳田国男および文部省国民精神文化研究所哲学科助手堀一郎、東京高等師範学校講師和歌森太郎の指導・助言により、東筑摩教育会が昭和一八年度から実施した『東筑摩郡誌別篇』氏神篇編纂事業のなかで作成されたもので、東筑摩郡内の一七一社におよぶ氏子を有する神社である氏神一社ごとに「総記」「神職」「祭」「神社をめぐる氏子生活」「祝殿」の五項目に関する氏子の語りを、東筑摩教育会教員が記録した「神社誌」である。東筑摩郡『神社誌』が平成一八年三月に刊行された国立歴史民俗博物館基幹研究「戦争体験の記録と語りに関する資料論的研究」の『翻刻資料集』二に収録された理由は、『神社誌』が国立歴史民俗博物館基幹研究資料報告書一四『戦争体験の記録と語りに関する資料調査』と同じく「戦争体験の語り」に関する貴重な記録であること、および『神社誌』が戦時下の氏神が果たした機能、戦時下の氏神信仰と祭祀の諸相、氏子制度・隣組・部落会、学校など氏神を支える社会的基盤を考察できる「戦時中に書かれた記録」であることによる。本稿は、右のような問題意識をふまえ、東筑摩郡寿村(現松本市)『神社誌』を対象に、八冊におよぶ寿村『神社誌』の記述を、『戦争体験の記録と語りに関する資料調査』と『神社誌』における話者の語り方の位相に着目しながら、役場・学校所蔵資料などの記録(資料)と語り(記憶)の視点から検討する作業を通じて、『神社誌』の資料論的意義を考察したものである。戦時下の氏神に関する氏子(個人)の語りは、どのようなプロセスをへてムラ(集団)の語りとして記述され、東筑摩郡『神社誌』という記録(資料)に結実したのだろうか。

1 0 0 0 OA 錦窠魚譜

著者
伊藤圭介 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[22],
著者
深見 沙織 中村 崇仁 柳田 勝康 山田 慎悟 重村 隼人 伊藤 美香利 岩田 弘幸 朱宮 哲明 西村 直子 尾崎 隆男
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.96-103, 2011-07-30
参考文献数
12

近年わが国では,食生活の変化に伴い子どもにおける肥満や生活習慣病の増加が起こっている。その解決策として,食育が必要と考えられている。この度われわれは,入院中の子どもとその保護者を対象に,食事を提供する医療従事者の立場で次のような食育の取り組みを開始した。栄養バランスが良く,子どもたちが好き嫌いなく食べられるように工夫した「お子様ランチ」という新メニューを創った。古来の季節行事の日の「お子様ランチ」には,わが国の季節に応じた食文化の紹介文を添えた。保護者に対して,食育の意義,献立に使用した食品の栄養素の解説,レシピ等を記載したパンフレットを週1回定期的に配布した。<br> また,この取り組みを評価するため,保護者に対し毎週1回アンケート調査を行なった。開始後3か月間のアンケート結果 (n=215,回収率87%) では,「お子様ランチ」の献立内容,盛付け,子どもの反応,パンフレットの内容の4項目全てで,「よい」という回答が過半数を占めた。食育に興味があるとの回答は93%であり,保護者の食育に対する関心は高かった。一方,子どもが好む食材のみを使用する傾向,外食が多い傾向等,食育上の問題点が見出された。<br> 入院期間中という短期間の取り組みであるが,保護者に子どもの食育を考える機会を提供できたと考える。今後もこの取り組みを継続し,子どもたちの食育に生かしていきたい。