著者
長谷川 健 菊池 文太 柴田 翔平 井村 匠 伴 雅雄 常松 佳恵 山本 裕二 大場 司 鈴木 和馬 戸丸 淳晴 楠 稚枝 岡田 誠
出版者
特定非営利活動法人 日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.68, no.3, pp.189-196, 2023-09-30 (Released:2023-11-02)
参考文献数
22

Volcanic bomb is one of the most common eruption products around their source craters. Although paleomagnetic studies on volcanic bombs have a potential to provide high-resolution chronology of volcanic activity, particularly when compared with the known geomagnetic secular variation records, there are only a few such studies. In this contribution, we made an attempt to determine paleomagnetic directions from large (>1 m in diameter) volcanic bombs around “Tsubakuroswa craters”, located in Azuma volcano, for evaluating the potential use of volcanic bombs for paleomagnetic dating. Six oriented mini-cores were drilled from the central part of each large volcanic bomb, five in total, located on a gentle slope a few hundred meters south from the craters. All of the mini-cores were subjected to thermal demagnetization analysis, giving a well-determined characteristic remanent magnetization (ChRM) direction for each bomb as follows: site mean declination (Dm) of 350.6‒358.0º and inclination (Im) of 48.9‒50.8º with a 95 percent confidence limit (α95) smaller than 2.4º. The ChRM directions were consistent among the bombs, supporting the availability of volcanic bombs for further paleomagnetic dating research. Referring the geomagnetic secular variation record in this area, an all-site mean ChRM direction from the five bombs (Dec=355.5º, Inc=50.1º, α95=1.9º) most likely accounts for the derivation of the volcanic bombs by the Meiji Era (1893 CE) eruption. Historic pictures and descriptions are consistent with and support this interpretation. Previous reports suggested that the Meiji Era eruption did not eject magmatic materials and that the last magmatic eruption of this volcano was probably in 1331 CE. However, our results suggest that magmatic eruptions might have occurred here only ca. 130 years ago and may be largely affecting the current activity of this crater area. Our study suggests that volcanic bombs are potentially useful materials for paleomagnetic studies such as dating and establishing geomagnetic secular variation records.
著者
小畠 郁生 長谷川 善和 鈴木 直
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.76, no.3, pp.161-164, 1970-03-25 (Released:2008-04-11)
参考文献数
8
被引用文献数
4 2
著者
鈴木 慎太郎 田中 明彦 岸野(大木) 康成 村田 泰規 楠本 壮二郎 石田 博雄 安藤 浩一 白井 崇生 大西 司 相良 博典 瀧本 雅文
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学 (ISSN:02872137)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.118-124, 2016-03-25 (Released:2016-03-30)
参考文献数
5
被引用文献数
1

背景.数多くの健康食品が販売されており,医薬品と併用している場合も少なくない.なかでも滋養強壮を謳った「にんにく卵黄」は盛んに広告されており,愛飲者も相当数が見込まれる健康食品である.症例.69歳男性.4年前から「にんにく卵黄」を服用し続けていた.数週間前から労作時の呼吸困難と乾性咳嗽を自覚し,近医で肺炎の診断にて抗菌薬と副腎皮質ステロイドを投与されるも改善せず,当科を紹介受診した.胸部X線およびCT上,両側中下肺野,末梢側優位のすりガラス影を認めた.気管支肺胞洗浄液でリンパ球優位の細胞増加を認め,気管支肺生検ではリンパ球主体の炎症と軽症の器質化肺炎様の所見を認めた.「にんにく卵黄」の服用中止により速やかに改善し,リンパ球刺激試験でも同商品で陽性反応を示したため,同食品による肺障害を強く疑った.結論.健康食品やサプリメントの摂取歴についても,問診で詳細に聴取することが大変重要である.
著者
鈴木 智之
出版者
日本労務学会
雑誌
日本労務学会誌 (ISSN:18813828)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.69-91, 2016-06-01 (Released:2018-01-24)
参考文献数
44

This report examines inter-rater reliability of recruiting interviews for new graduates based on existing data of the Japanese software development company A. Data of five components are used in this analysis.Inter-rater reliability of Spearman's correlation coefficient ranged from 0.04 to 0.41, revealing that reliability differs between components. Analysis through other coefficients demonstrates differing results according to the selected correlation coefficient. Construct of each component does not be seemed dependent.
著者
鈴木 秀美
出版者
慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所
雑誌
メディア・コミュニケーション : 慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所紀要 (ISSN:13441094)
巻号頁・発行日
no.68, pp.1-12, 2018-03

1 はじめに2 SNS対策法の成立の経緯3 SNS対策法の概要4 SNS対策法に対する批判5 結びにかえて
著者
常本 建輔 鈴木 三義 三好 俊三 光本 孝次 小栗 紀彦
出版者
帯広畜産大学
雑誌
帯広畜産大学学術研究報告 自然科学 (ISSN:09193359)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.p1-9, 1992-11

競争馬の競争能力は,走行タイム,獲得賞金,ハンデキャップなどを指標として評価され,他の形質との関係が分析されている。本研究では,競争能力の指標として獲得賞金を取り上げ,それを4つのクラスに分類し,競争馬の体重と競争能力との関係を検討した。さらに,過去20年間の競争馬の体格的な変化についても検討した。日本中央競馬会発行の『1990競争馬成績書』から4才馬雄784頭,雌482頭の体重の記録と4才クラシックレース(皐月賞,ダービー,菊花賞,桜花賞,オークス,エリザベス女王杯)における過去20年間の全出走馬の体重の記録による2つのデータセットを用いた。分析Iでは,馬体重に影響を及ぼす効果を推定した。要因としては,誕生月,獲得賞金クラス,出走距離,および性を考慮し,最小二乗分析を行った。分析IIでは,競争成績と馬体重との関係を過去20年間の競争馬の平均体重の推移から検討した。考慮した要因は全て有意であった(P<0.01)。要因の水準間では,4月,および5月生まれの馬は2月,および3月生まれの馬より体重が重く,競争能力の高い馬は体重が重い傾向にあった。性別では雄は雌より約20kg重かった。クラシックレースにおいても,成績上位馬は成績下位馬より体重が重いものが多く存在した。また,過去20年間に競争馬の体格には大型化の傾向が認あられた。
著者
田尻 康樹 鈴木 晋也 塚本 佳孝 神谷 祐二
出版者
一般社団法人 日本有病者歯科医療学会
雑誌
有病者歯科医療 (ISSN:09188150)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.3-8, 2007-04-30 (Released:2011-08-11)
参考文献数
8

慢性疲労症候群とは, 健康に生活していた人が, 突然の激しい全身倦怠感に襲われ, 長期にわたる微熱と, 強い倦怠感, 脱力感, 頭痛, 思考力の障害, 精神神経障害などが続き, 健全な社会生活が送れなくなる疾患である. 今回われわれは, 慢性疲労症候群の抜歯症例を経験した.16歳女性. 左側下顎大臼歯部の疼痛を主訴に来科. 口腔清掃状態は, 非常に不良で齲蝕が多く, 左側下顎第二大臼歯歯肉に腫脹を認め慢性根尖性歯周炎に起因する歯槽膿瘍と診断した. 消炎後, 感染根管処置を予定するも, 全身倦怠感による未来院が続いたため, 保存的処置を断念し, 入院管理下で抜歯した.慢性疲労症候群の患者は, 全身倦怠感のため通院が非常に困難であり治療時間も短時間に限られる. 治療方針を立案するにする際には, 常に治療回数を最小限に行うことを念頭に置くべきであり, 患者に与えるストレスが過大と予想される場合には入院下治療も考慮すべきと考えられた.
著者
真木 太一 西山 浩司 守田 治 脇水 健次 鈴木 義則
出版者
日本沙漠学会
雑誌
沙漠研究 (ISSN:09176985)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.1-10, 2015 (Released:2015-08-31)
参考文献数
11

2013年12月27日に降水量の少ない瀬戸内海気候区の愛媛県西条市北方の,主として瀬戸内海上空で航空機により液体炭酸散布人工降雨実験を行った.雲頂高度2740 m,気温-13℃,風向西北西,雲底高度1070 m,気温-2℃,風向西北西,雲厚1670 mの下層域高度1370 mの積雲(気温-5℃)に液体炭酸を強度5.5 g/sで,11:23~11:48の内の約14分間,総量4.9 kg散布した.液体炭酸の散布によって,西条市役所・中心街で11:50頃にやや強めの降雨強度5 mm/h程度の降雨を5~10分間観測した.また,西条市消防本部では13:00(推測12:00直後)までに0.5 mmの降水を確認した.これらは人工降雨と推測された.液体炭酸散布後,11:30~11:50に積雲が西条市上空で急速に発達し短時間に降水となった後,背の高い積雲は局地的な人工降雨によって急速に衰退し,散布1時間後の12:30には山間域の雲も急激に消失した.西条市南部山間地では散布位置・時刻・風向から人工降雨の影響はなかったが,新居浜市南部山間域では人工降雨が顕著で降雨の終始を目視で確認できた.新居浜市消防本部の大生院,別子山では風向・風速・時刻等からそれぞれ0.5 mm,4.0 mmの人工降雨があったと推定された.四国中央市南部山間域のアメダス富郷では11:50~12:00に0.5 mmの降水を観測している.これは散布時刻・位置,風向西北西,風速15 m/s等を考慮して人工降雨と推測された.西条市・新居浜市・四国中央市付近では液体炭酸散布時の11:30頃にはすでに降水の可能性は減少した状況で,本来降らなくなっていた雲から人工降雨を起こした可能性が高い.徳島県三好市のアメダス池田の降雨0.5 mmとアメダス京上の降雨2.0 mmは,風向・風速,時刻等から人工降雨と判断された.その影響範囲は散布域の風下約80 kmにまで及び,中心線は東西の別子山-京上であった.2013年12月27日の西条市付近での人工降雨実験は成功したと判断される.
著者
三浦 智 鈴木 智裕 小林 洋 藤江 正克
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.850, pp.16-00414, 2017 (Released:2017-06-25)
参考文献数
30
被引用文献数
1 2

Hemiplegic patients often have reduced typing speed due to finger paralysis. Our motivation is to develop a keyboard that enables their typing speed to increase. For this purpose, we have developed a three-dimensional keyboard that reduces the distance that fingers move while typing. In this paper, our objective was to construct the finger model that combines the motion speed and muscle fatigue for design of keyboard that can be typed with fast motion speed and low muscle fatigue. In experiment, we measured the finger position using a magnetic 3D motion device and EMG when the participant pressed the proposed key. The experiment was carried out in a variety of the finger postures. We qualified the motion speed and muscle fatigue at each joint angle. Then, we weighted and combined two of the objective functions. We found out the Pareto solution and get an effective keyboard design straight. In the future, we verify the typing speed and finger muscle fatigue during typing the three-dimensional keyboard that is designed based on our finger model.
著者
辻 澄子 藤原 香里 柿内 雅 柴田 正 内堀(長谷) 幸子 古山 みゆき 兼田 登 尾田 美子 藤原 一也 鈴木 宏 伊藤 誉志男
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.303-313_1, 1993-08-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
25
被引用文献数
1 1 3

生鮮及び加工食品合計213種類 (864検体) について, 呈色陽性物質を除去して亜硫酸量 (SO2として) を算出する改良ランキン-比色法を用いて, 亜硫酸の天然由来含有量を測定した. 生鮮食品中の亜硫酸の天然由来含有量が多いものの大部分は含硫化合物を含有する食品であり, 10mg/kg以上含んでいるものはワケギ, 小玉ネギ, 白ネギ, 青ネギ, 玉ネギであった. それ以外のものは, いずれも5.0mg/kg以下であった. 加工食品中の亜硫酸の天然由来含有量は生鮮食品に比べて低く, すべて10mg/kg以下であった.
著者
大和 裕幸 松本 三和夫 小野塚 知二 安達 裕之 橋本 毅彦 鈴木 淳
出版者
東京大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2007

東大総長・海軍技術中将 平賀譲氏の残された40,000点にのぼる資料をディジタル化して公開準備をおこなってきた。本研究ではディジタル化を完了し、東大附属図書館のディジタルライブラリーで公開すること、さらに東京大学などで平賀譲展を開催し、成果を一般に広め、さらにその図録をまとめることにした。その結果、(1)平賀譲文書のディジタルアーカイブを東大図書館に開設した。URLは以下のようである。http://rarebook.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/hiraga/ (2)平賀譲展-高生から東大総長まで-を東京大学駒場キャンパスで平成20年3月から5月にかけて開催し、あわせて講演会も行った。来場者は2,000名を超えた。また、呉市海事歴史科学館で開催された「平賀譲展」にも本研究での成果を反映して協力した。 (3)図録「平賀譲 名軍艦デザイナーの足跡をたどる」を文藝春秋社から刊行した。平賀譲の資料が多くの研究者の目に触れることが出来るようになったが、その意義は大きい。共同研究者は、経済史、社会学、日本史、技術史、造船史、工学と多方面にわたっており、様々な見地から新しい資料に取り組み、今後の研究のポイントと手法について検討する。具体的なテーマとしては、(1)軍艦建造の過程(計画から訓令・進水・竣工まで)から見た設計学への寄与、(2)イギリス製軍艦の建造報告を主とした艦船技術導入・移転の分析、(3)軍艦建造予算(材料費・工費)の推移をめぐる研究の進展、(4)平賀の講義ノートの復刻・解析、などがあげられた。また今後の課題として、(1)書誌情報の追加作業、(2)ポータルサイトの検討とインプリメンテーション、(3)講義ノートのディジタル化、(4)個別研究テーマの検討などが考えられる。
著者
伊藤 信一 鈴木 智和 小南 陽亮
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.123-131, 2011-07-30

陸生のカニ(陸ガニ)が生息地の植物に対して果実採食と種子散布という作用を及ぼすことは熱帯・亜熱帯において数例知られているが、日本のような温帯では報告例が見当たらない。そこで、本研究では、陸ガニによる果実の選好性と採食・運搬行動を明らかにし、その結果から陸ガニが温帯海岸林において種子散布者や種子食者として作用するかを検討した。調査は浜松市にある海岸林とその周辺の竹林で行い、日本に広く分布するアカテガニ、ベンケイガニ、クロベンケイガニを対象に、果実の選好性、種子の取り扱い、果実の採食場所を比較した。飼育下でも野外の生息地においても、3種の陸ガニは多様な果実を好む傾向がみられた。アカテガニでは採食時に種子を破損する頻度が他の2種よりも低く、海岸林の多様な植生で活動し、採食した果実の種子を巣穴から離れた場所にも落としていた。一方で、クロベンケイガニでは、種子を破損する割合が高く、生育可能な植物が限られる湿った環境で主に活動しており、巣穴近くに果実を運んで採食する傾向が強かった。ベンケイガニでも種子を破損する頻度が高かったが、活動する植生は多様であった。これらの結果から、種子散布者となる可能性はアカテガニ、ベンケイガニ、クロベンケイガニの順に高く、種子食者となる可能性はその逆であると考えられた。すなわち、温帯の海岸林においても陸ガニは種子散布者または種子食者となっている可能性が高く、陸ガニの種によってその作用は異なることが示唆された。
著者
猪狩 賢蔵 鈴木 信也 関 博志 野村 嘉奈子 外園 弥生 吉田 蘭子 阪上 貴子 伊藤 智一 荒瀬 透 林 誠一
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.4, pp.179-184, 2021-04-10 (Released:2022-04-10)
参考文献数
11

Postoperative nausea and vomiting (PONV) are common and unpleasant postoperative complications. Although guidelines recommend preventative measures according to PONV risk, anesthesiologists do not always follow the guidelines. In this study, we investigated whether the pharmacists’ proposal of a PONV prevention method to anesthesiologists in accordance with the guidelines affected the decision-making of anesthesiologists and subsequent PONV development. Two hundred and five patients who underwent gynecological surgery at Keiyu Hospital were included in this study, and the number of preventative measures selected by an anesthesiologist and frequency of PONV complications before and after the pharmacists’ intervention were determined. After the intervention, the number of preventative measures implemented by the anesthesiologist increased in the PONV moderate- and high-risk groups (P < 0.01) and incidence of PONV in patients decreased [odds ratio 0.362 (95% confidence interval 0.174 - 0.726) (P < 0.01)]. It is the intention of anesthesiologists for pharmacists to evaluate PONV risk and propose preventative measures that comply with guidelines to anesthesiologists. The results of this study show that the proposal of pharmacists on PONV prophylaxis affects anesthesiologists’ decision-making and is effective in preventing PONV.
著者
後藤 隆史 東野 哲也 中西 悠 松田 圭二 我那覇 章 鈴木 幹男
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.116, no.11, pp.1214-1219, 2013-11-20 (Released:2014-01-16)
参考文献数
10

外耳道外骨腫は, 古くより潜漁夫やサーファー, 特により寒冷な地域でより長い冷水刺激に暴露された者ほど発症率が高く骨増殖も大きいとされている. 今回われわれは, 15年間にわたりサウナに通い, サウナに入った直後の冷水浴を習慣としていた3症例5耳の外骨腫に対して手術を行った. サウナ習慣者の冷水刺激に対する暴露時間は, 職業的に潜水する人やマリンスポーツをする人に比べればはるかに短いと考えられるが, 極端な高温・冷水刺激の反復が外骨腫の発生にかかわった可能性が示唆された.